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Yamareco

記録ID: 703242
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十和田湖・八甲田

南八甲田 櫛ヶ峰&乗鞍岳

2015年08月08日(土) ~ 2015年08月10日(月)
 - 拍手
GPS
56:00
距離
23.9km
登り
999m
下り
987m

コースタイム

1日目
山行
6:20
休憩
0:00
合計
6:20
7:40
110
9:30
9:30
10
9:40
9:40
20
11:00
11:00
20
11:20
11:20
160
14:00
2日目
山行
8:10
休憩
1:20
合計
9:30
5:30
70
6:40
7:00
140
9:20
9:20
20
9:40
9:40
0
9:40
9:40
70
13:10
13:30
50
15:00
C2
3日目
山行
4:40
休憩
0:10
合計
4:50
5:00
150
C2
7:30
7:30
40
8:10
8:10
10
8:20
8:30
80
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス

感想

 8月中盤に控えた夏合宿に向け、体力の向上と生活技術の向上を目的とした合宿が今回のプレ合宿である。結果からいえば、計画の変更があったわけだが、その目的は達せられたように思う。
 一日目は猿倉温泉から櫛ヶ峰の麓付近まで足を進めた。初日は緩やかな登りで、ピクニック気分であった。朝は天気が良くなかったものの、午後になると晴れ、湿原での展望が楽しめた。
 二日目は早朝に櫛ヶ峰にアタック。1時間ほどで登頂する。天気がいいおかげで辺りを一望できたが、空気がかすんでいるせいで遠くまでは見えなかった。空気が澄んでいる秋などはもっと景色が良い事だろうと思った。その後Ⅽ1に戻りツェルトを撤去、乗鞍岳入口へ向かう。本来の予定では乗鞍岳に登頂した後は赤倉岳へ向かい、乗鞍と赤倉の間のコルをⅭ2とし、次の日蔦温泉へと下る予定であったが、前日の夜にこの計画は無謀という判断になり、計画を変更。乗鞍に登頂した後は行きと同じコースを辿り猿倉温泉へと下ることにした。乗鞍へ道は最初は沢を伝っていき、徐々に笹藪がひどくなっていった。しかし、踏み跡はしっかりしており迷うことはないと思われた。乗鞍岳に登頂すると十和田湖川の展望は良く、曇りながらも気持ちが良かった。地形図によれば左右に登山道が伸びているはずだが濃い藪におおわれており計画を変更してよかったと改めて思った。乗鞍岳入口へ戻り、Ⅽ3を設置する。乗鞍岳入口の広い所で夕食を作っていると黄瀬川を遡行してきた弘前大学探検部と出会う。合宿に行く前からお互いに計画は知っており、冗談交じりに会えるといいなと言っていたがまさか会えるとは思っていなかった。夜になり寝ようとする頃に雷光が確認され、明日の天気を不安に思いながら就寝する。
 三日目。朝起きて、乗鞍岳入口付近の広い所で朝食を作っているとヘリコプターが飛んできた。遭難者を捜索しているらしく人の名前を呼びながら旋回していた。ちょうど我々は見晴らしの利く広い所にいたせいか、こちらに気づいたヘリコプターは近づいてきてこちらをじっと見る。遭難者と間違えられたらたまらないとびくびくしながらいたが、呑気にラーメンをすすっている奴らが遭難者なんかではないだろうと判断したのだろう。ヘリコプターはそのまま遠ざかっていった。我々は一安心して下って行った。後に聞いた話では捜索されていた遭難者は無事発見されたという。
 その後、何事もなく下山。猿倉温泉で汚れを洗い流し、迎えの車に乗って帰る。南八甲田は人があまり来ず、道もあまり整備されていないと聞いていたが、(普段経験している山がもっとひどいせいか)道はそれほど気にならずに歩けた。強いて言えば乗鞍の登りが多少煩かったぐらいであった。
 プレ合宿の目的は体力強化ともかく、生活技術の向上はある程度達せられたと感じる。このメンバーの中で夏合宿に参加する一年生は(結果的に)一人だけであったがドラゴンフライなどの火器の扱いやテント(ツェルト)での生活の仕方をある程度学べたと思う。しかし、大多数のメンバーから無謀といわれた赤倉岳から蔦温泉への下りはいつかは達成したいと思う。冬あたりにお金と技術が伴えば行きたいものである。

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無雪期ピークハント/縦走 十和田湖・八甲田 [日帰り]
猿倉温泉〜櫛ヶ峯(往復)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 十和田湖・八甲田 [日帰り]
南八甲田(赤倉岳〜乗鞍岳 周回コース)
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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