【長野県】上高地を散策 (大正池→河童橋→明神橋→河童橋)

2010年07月10日(土) [日帰り]

• GPS: 03:44
• 距離: 10.8km
• 登り: 56m
• 下り: 55m

コースタイム

《大正池〜河童橋》約1時間20分
9:41大正池バス停(大正池のすぐそば) - 10:04分岐(梓川コースと林間コースの分岐) - 10:22田代橋・穂高橋 - 10:38ウェストン碑 - 10:58河童橋

《河童橋〜明神橋〜河童橋》約2時間
11:26河童橋 - 12:07明神館(休憩) - 12:29明神橋 - 13:25河童橋

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

松本駅 -(松本電鉄:約30分)- 新島々駅 -(松本電鉄バス:約60分)- 大正池バス亭で下車(帰りは上高地バスターミナルから乗車)
※電車・バスの往復乗車券がセットになった切符を利用(大人\4400)。

コース状況／危険箇所等

・お手軽散策コースなので、道はほぼ平坦で危険なところはありません。梓川右岸道は、ややアップダウンがありますが、急なところはありません。
・散策だけなら、スニーカーで充分です。
・標高が高く(約1500m)紫外線が強そうなので、晴れていなくても帽子と長袖シャツは必要だと思います。
・上高地バスターミナル、河童橋周辺は、宿泊施設やお店があり、休憩や飲食に困ることは無いと思います。ただ、シーズン中はどれだけ混雑するか予想できませんが。。
・上高地までのアクセスは、マイカー規制がされているため、必ずバスかタクシーに乗り換えることになります。沢度(さわんど)駐車場や新島々バスターミナルからシャトルバス、はたまた新宿や横浜、大阪からも直行バスが出ています。
・帰りのバスの時間を決めて、あらかじめ乗車整理券を上高地バスターミナルでもらっておく必要があります。今回はバスが満員になるほどではありませんでしたが、シーズン中は下手をすると希望の時間に帰れなくなる恐れがあるのでしょう。
・私が乗った松本電鉄(松本駅7:59発)と、新島々バスターミナルからのバス(8:40発)は、ガラガラでしたが、沢度駐車場からお客さん(おそらくマイカー利用者)がどっと乗ってきました。

写真

7/10 9:41

大正池バス亭で下車。半分くらいの人がここで降りた。

7/10 9:44

バス亭のすぐそばが大正池。目の前に焼岳(やけだけ)がそびえる。

7/10 9:44

大正池にある案内図。
今回は、ここに書かれているエリアを回った。

7/10 9:45

大正池は、焼岳の噴火で梓川(あずさがわ)がせき止められて出来た池。立ち枯れの木と、深緑の水の色が幻想的。

7/10 9:47

大正池から田代池の方へ向かう。

7/10 9:48

途中、マガモを見かけた。

7/10 10:02

田代池近くの開けた場所。あいにく、穂高連峰は雲がかかってよく見えない。

7/10 10:04

分岐点。今回は左の梓川コースを進んだ。

7/10 21:53

木の歩道が続く。

7/10 10:13

まもなく、梓川とぶつかり平行して歩く。

7/10 10:15

マガモ。

7/10 10:15

梓川の流れ。

7/10 10:22

田代橋が見えてきた。

7/10 10:25

穂高橋から北アルプス方面を見る。

7/10 10:26

田代橋・穂高橋のすぐ先にある、西穂高岳登山口。今月末にここから登る予定。

7/10 10:33

しばらく、梓川に沿って歩く。

7/10 10:34

シラカバの木々が美しい。

7/10 10:38

日本アルプスを世界に紹介した、イギリス人宣教師ウォルター・ウェストンの碑。

7/10 10:39

このような案内図が要所要所にある。

7/10 10:45

風が気持ちのいい、川沿いの道。

7/10 10:59

河童橋に到着。大正池から1時間ちょっと。
吊り橋になってから、今年で100年になるそうだ。

7/10 11:01

河童橋から見た穂高連峰。
徐々に晴れてはきているものの、残念ながら山頂付近は雲がかかっている。

7/10 11:15

帰りのバスの乗車整理券を受け取るため、河童橋から歩いて5分ほどの、上高地バスターミナルへ。
14:40発のバスで、整理番号は12番だった。

7/10 11:04

バスターミナルに行く途中にある、特別名勝、特別天然記念物の碑。

7/10 11:26

再び河童橋へ戻り、梓川左岸道を通って明神(みょうじん)へ向かう。

7/10 11:46

延々と林の中の道を行く。

7/10 21:54

後半になって梓川が近づき、木々のあいだから見えてくる。

7/10 12:01

突然視界が開け、真っ白な砂の場所に出る。
あとで調べたら「下白沢(しもしろさわ)押し出し」という場所らしい。

7/10 12:08

明神館に到着。河童橋からここまで約40分。ここで少し休憩。
さすがにここまで来ると、自販機飲み物が数十円値上がりしていた。

7/10 12:07

明神の案内図。このまままっすぐ行くと徳沢方面へ。
今回は、明神橋を渡って河童橋に戻る。

7/10 12:23

明神館の正面から、明神岳が見える。

7/10 12:33

明神橋を渡って振り返ったところ。

7/10 12:34

天気が良いせいもあるが、絵になる橋。

7/10 12:37

空、山、川、砂のコントラストが美しい。

7/10 12:42

梓川右岸道を通って、河童橋へ戻る。
ここから先は、植生を荒らさないためか、木の歩道がずっと続く。

7/10 12:44

沢のすぐそばを歩く。

7/10 12:44

マガモをまた見かけた。

7/10 12:47

林道からはずれて、梓川の方まで張り出した木道。実は回り道なのだが、そんなことは気にならない。

7/10 12:51

梓川を横目に見ながら、どんどん進む。

7/10 12:53

行き(左岸道)より、多少アップダウンがある。

7/10 12:57

梓川から離れても、美しい木々の間を歩く。

7/10 13:23

ようやく河童橋付近に到着。出発前よりも人が増えていた。

7/10 11:22

河童橋たもとにある、五千尺ホテル2階の河童食堂のメニュー。

7/10 13:45

河童食堂で食べた山賊(さんぞく)定食。鶏肉の竜田揚げみたいで美味しかった。
山賊は旅人から金品を取り上げるので「取り上げる」→「鶏揚げる」をかけた名前だと、昔聞いたことがあるが、定かではない。

7/10 10:59

河童橋たもとにある、ホテル白樺荘1階のレストラン小梨のメニュー。

7/10 14:09

上高地バスターミナルにある、上高地観光センター2階の上高地食堂のメニュー。

7/10 15:59

帰りは、シャトルバスと松本電鉄を乗り継いで、松本駅へ。スーパーあずさで新宿に着いたのは19時半だった。

撮影機器：

DMC-FX37 Panasonic

感想

hoz

松本に前泊してから、上高地へ散策に行ってきました。
(今月末に上高地から西穂に登る予定があり、その下見も兼ねて)

前日夜まで雨が降っていたのですが、当日は徐々に晴れてきて、ちょうど散策日和になりました。人出も、シーズン直前なのか、電車もバスも満員というほどではありませんでした。なので、大変ラッキーでした。

今回はほぼ、ガイドブック通りに散策。
行きは大正池バス亭で下りて、河童橋まで1時間ほど歩きました。
さらに、河童橋から梓川左岸道を通って明神へ行き、帰りは右岸道を通って、河童橋へ戻ってきました。往復で約2時間といったところです。

松本駅から上高地まで、松本電鉄の電車とバスを乗り継ぐ往復乗車券があり、今回はそれを利用しました(大人4400円)。注意点として、帰りのバスに乗るためには、あらかじめ上高地バスターミナルで時間を指定して、乗車整理券をもらっておく必要があります。そうしないと最悪の場合、帰りのバスが満員で乗れない恐れがあります。

松本に前泊しても、電車とバスを乗り継いで1時間半かかるのはやや遠いと思いましたが、それを補ってあまりある、快適な場所でした。