櫛形山中腹 儀丹の滝
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 623m
- 下り
- 625m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス | 平林 氷室神社駐車場 登山者が止めてよいのかは不明です |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所が多すぎました |
写真
感想
つい先日、儀丹の滝までの経路を聞かれ説明したばかりです。その時に、分岐の先は崩壊しているらしいので、行けるかわからないと伝えました。その直後の地元の集まりでもちょうど話題になったこともあり、気になって仕方ないので、行ってきました。
小学校の遠足で、40年以上前に行ったのが最初で最後、その時の経路の状態の記憶などないのですが、だいぶ崩落が進んだようで、さすがに昔の小学校でも、現在のような状態では遠足はさせないでしょう。不安定になるため、滝までの最後の100mくらいは犬はおいて、両手をめいいっぱい使って滝まで往復しました。崩落が進んでいる部分に、トラロープ、くさりがあり大分助かりますが、すべてをカバーしていません。滑り出すと止まらないようなところは多数あるのですが、一部には何もありませんので、要注意です。短いロープでよいので使ったほうが無難です。沢底まで滑らずに済みます。当方、普段登山道ではないところを結構歩きますが、今日の状態は厳しい部類かもしれません。先日のくるそんの滝の道の方がはるかに安全です。町のHPでにも危険である旨が記載されています。加えて、どなたかが付けたピンクテープに沿って進むと明らかに間違った方向へ誘導されました。本来の道から左側にそれ、非常に狭い小尾根頭に付きました。そこには、どこかのピンクテープをちぎってきたような短いピンクテープが縛ってあるのですが、3方向はほぼ真下に切れている崖の先端のようなところです。そこから、滝のように見える川が見えます。おそらく、急流を見て義丹の滝と思ったのでしょう。滝はまだ上流です。少なくとも林業や測量のものではなさそうなので、そのピンクテープを外そうとも思ったのですが、自分の山でもないですし、他に何か意図があるかもしれませんので、そのままにしました。そちらには誘導されないよう、正規のルートの暗くて存在に気づきにくいくさりにピンクテープを施してきました。
今回は、おきて破りの午後遅い時間の出発で、一度道に迷いました。靴は底が平らなランニングシューズで、斜面で何度も横方向に脱げそうになりました。次はゆとりをもって行きたいです。落とし物をしてしまったので・・・。ちょっと行くだけだから適当な持ち物でいいやと思っていました。やっぱり、低山でも山をなめてはいけません。
(以下3日後の23日の再訪の話です。)
3日前に、大事にしていた年代物の藪払い用の刃物を落としてきてしまいました。探しながら帰ってきたのですが見つからずじまいでした。意外と諦めがついていました。でも、かやぶき屋根の整形に使う鋏で自作した貴重なものだったので、午前中の用事が予定よりだいぶ短時間で済んだため探しに行きました。枝や弦が覆いかぶさるような厳しいところで落としたものと決めつけていましたが、弦が一本垂れているだけの何でもないところで引っ掛けて落としていたようです。分岐と滝のちょうど中間でした。
以外にすんなり見つかったため、道を覚える意味でもう一度滝まで行ってみました。この日は、前回よく見えなかった上段を見るために下段の滝つぼ前で右岸に渡渉しましたが緑が濃く上段は良く見えません。思い切って上段の滝つぼまで登ってしまおうと思案していると、そこに古びたトラロープが設置されていることに気づきました。トラロープは10年や20年前どころではないような年期ものです。知らなかったのですが、下段滝壺すぐ下の右岸に洞窟のある大岩(崖?)を左に巻いて、その大岩の上に出て上段滝壺に出るルートがありました。途中、設置して数年程度と思われるピンクテープもありました。ただし、この大岩を左に巻く登りはかなりの難度とお伝えします。崖を上がる感じです。ここが一番大変でした。ここはロープを出すべきです。この日のように時間的に余裕のある時でなけれは行きたくないところです。もしかすると、もっと大きく巻くとよかったかもしれません。
一つお断わりします。当方が付けたピンクテープは、昔からあるくさりにつけましたので、昔からある古い正規ルートを示してることになるかと思います。どこかに迷わせるような危険な目にあわせるようなことがあってはいけないので、木や枝は避けました。当方がそこを2往復しています。しかし、そのルートは崩壊などあり安全とは言えないですし、もしかすると、他に安全な新しいルートがあるかもしれません。地図やGPSを判読し、状況に応じ、自己判断と決定でお進みください。
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