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Yamareco

記録ID: 705640
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ハイキング
道東・知床

羅臼岳

2015年08月24日(月) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
13.4km
登り
1,446m
下り
1,434m

コースタイム

日帰り
山行
7:40
休憩
0:50
合計
8:30
5:00
290
ホテル地の涯駐車場
9:50
10:10
20
羅臼岳山頂
10:30
11:00
150
羅臼平(昼食)
13:30
ホテル地の涯駐車場
天候 曇り・小雨・一瞬晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ホテル地の涯駐車場を利用(ホテル地の涯宿泊)
その他周辺情報 ホテル地の涯にて登山バッジ購入
ホテル地の涯、いいお宿でした。
さあ、道東三山3座目、いったるでぇ
2015年08月24日 05:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 5:03
ホテル地の涯、いいお宿でした。
さあ、道東三山3座目、いったるでぇ
木下小屋はホテル地の涯のすぐ裏にあった。
2015年08月24日 05:10撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 5:10
木下小屋はホテル地の涯のすぐ裏にあった。
夜明け前まで雨が降っていたようで足元がぬかるんでいる。
クマ鈴、いつもより多めに鳴らしてます。
2015年08月24日 05:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 5:20
夜明け前まで雨が降っていたようで足元がぬかるんでいる。
クマ鈴、いつもより多めに鳴らしてます。
南天
ななかまどと見分けづらいのがなんてん・・・
2015年08月24日 06:11撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 6:11
南天
ななかまどと見分けづらいのがなんてん・・・
2015年08月24日 06:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 6:43
木の幹にかくれミッ○ー発見
2015年08月24日 06:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 6:47
木の幹にかくれミッ○ー発見
オホーツク展望台から極楽平の間、餌となるアリを求めてクマがよく出ると、極楽平側に書いてあった。オホーツク展望台側には書いてなかったような・・・
2015年08月24日 06:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 6:52
オホーツク展望台から極楽平の間、餌となるアリを求めてクマがよく出ると、極楽平側に書いてあった。オホーツク展望台側には書いてなかったような・・・
比較的平坦な道が続いて楽ちん。
2015年08月24日 07:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 7:34
比較的平坦な道が続いて楽ちん。
露でヌレヌレになりながら草木のトンネルを進む。
2015年08月24日 07:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 7:38
露でヌレヌレになりながら草木のトンネルを進む。
「小休止」より短い休憩
男:「狭い日本、そんなに急いでど 女:「ほれ、おいてくよ」
2015年08月24日 07:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 7:48
「小休止」より短い休憩
男:「狭い日本、そんなに急いでど 女:「ほれ、おいてくよ」
露のスパンコール
2015年08月24日 07:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 7:49
露のスパンコール
てんとう虫も露をまとって
2015年08月24日 07:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 7:59
てんとう虫も露をまとって
雪渓もなんのその
2015年08月24日 08:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 8:03
雪渓もなんのその
ゆっくり慎重に
2015年08月24日 08:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 8:06
ゆっくり慎重に
我々より先行していた方が戻ってきた。クマが登山道辺りにいてなかなか移動しないので下りてきたとのこと。恐る恐る登って、しばらくクマの様子を見ることに。
2015年08月24日 08:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 8:21
我々より先行していた方が戻ってきた。クマが登山道辺りにいてなかなか移動しないので下りてきたとのこと。恐る恐る登って、しばらくクマの様子を見ることに。
何かを食べているようだ。アリかな・・・
2015年08月24日 08:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 8:25
何かを食べているようだ。アリかな・・・
けっこうでかい。
しばらくして霧の中に消えていったのだが、行先が見えなかったことと、ガスで視界がかなり狭いことで、このまま進んでいいものかどうか・・・。相方と相談したうえで先を目指す。
この時ほど、目をこらし、耳をすませ、鼻をきかそうとしたことはなかった(おおげさかな)
2015年08月24日 08:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 8:25
けっこうでかい。
しばらくして霧の中に消えていったのだが、行先が見えなかったことと、ガスで視界がかなり狭いことで、このまま進んでいいものかどうか・・・。相方と相談したうえで先を目指す。
この時ほど、目をこらし、耳をすませ、鼻をきかそうとしたことはなかった(おおげさかな)
クマ鈴音MAXで進み続け、やがて羅臼平に出た。
途中、左手のブッシュでガサっと大きな音がしたけど、あれは?
2015年08月24日 08:55撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 8:55
クマ鈴音MAXで進み続け、やがて羅臼平に出た。
途中、左手のブッシュでガサっと大きな音がしたけど、あれは?
フードロッカー
男:羅臼平ではテン泊したくないなぁ
女:テント持ってないでしょ
2015年08月24日 08:58撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 8:58
フードロッカー
男:羅臼平ではテン泊したくないなぁ
女:テント持ってないでしょ
まだブッシュが続くのか・・・
神経研ぎ澄ませて行こう。
2015年08月24日 09:00撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:00
まだブッシュが続くのか・・・
神経研ぎ澄ませて行こう。
2015年08月24日 09:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:13
シマリス オンザロック
2015年08月24日 09:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 9:16
シマリス オンザロック
あれ、にわかに霧が晴れてきた。
2015年08月24日 09:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:19
あれ、にわかに霧が晴れてきた。
石清水
飲んでみたい
2015年08月24日 09:21撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 9:21
石清水
飲んでみたい
サっと霧が晴れて、気も晴れる
2015年08月24日 09:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:31
サっと霧が晴れて、気も晴れる
もうひとがんばり
2015年08月24日 09:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:31
もうひとがんばり
かわいい花々も応援してくれている
2015年08月24日 09:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 9:33
かわいい花々も応援してくれている
2015年08月24日 09:33撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:33
2015年08月24日 09:40撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:40
今にも落ちてきそう
2015年08月24日 09:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 9:50
今にも落ちてきそう
羅臼岳登頂!
2015年08月24日 09:58撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 9:58
羅臼岳登頂!
本日のヤマランチ
2015年08月24日 10:36撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 10:36
本日のヤマランチ
風が冷たいのであったかいラーメンがうれしい
2015年08月24日 10:46撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 10:46
風が冷たいのであったかいラーメンがうれしい
登りの時には気づかなかったクマの落とし物!?
2015年08月24日 11:25撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 11:25
登りの時には気づかなかったクマの落とし物!?
下りも気を張っていかなくちゃ。
2015年08月24日 12:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
8/24 12:49
下りも気を張っていかなくちゃ。
いつもどおりガンガン下りて山行終了。
しかし、下りでも大沢でクマに遭遇してしまった。先行していた方が戻ってきた後、ほどなくしてして、ゆっくり登ってきた。距離は30M以上あり、登山道と平行して逆方向に移動しているため、クマを横目にササっと下ってその場をあとにした。
クマ、お騒がせしてごめんよ。
2015年08月24日 13:26撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 13:26
いつもどおりガンガン下りて山行終了。
しかし、下りでも大沢でクマに遭遇してしまった。先行していた方が戻ってきた後、ほどなくしてして、ゆっくり登ってきた。距離は30M以上あり、登山道と平行して逆方向に移動しているため、クマを横目にササっと下ってその場をあとにした。
クマ、お騒がせしてごめんよ。
シャープな横顔
2015年08月24日 14:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2
8/24 14:07
シャープな横顔
これよりずっとでかかったよね。
2015年08月24日 14:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 14:18
これよりずっとでかかったよね。
見返り美人?
2015年08月24日 15:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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8/24 15:19
見返り美人?
撮影機器:

感想

北海道遠征最終日。
前日カムイワッカの滝で滑って右小指を負傷、でも撤退はしたくない。就寝時、痛みどめ飲んで湿布を貼って。ストックを持ってもさほど支障なく出発。
すっきりしない天気と3日目の疲労もあってか若干テンションが上がらない。
でも、クマに出会わないよう音楽とクマ鈴で賑やかに歩く。
笹や木々が登山道を覆い、なんとも出そうな雰囲気で恐怖を助長する。
先に行かれた親子が戻ってきて、ヒグマが登山道にいて進めないと。少し進むと想像以上に大きいヒグマが現れた。咄嗟に帰ろうと思ったけれど、離れた位置から様子を窺がうことにした。動き始めるヒグマの行方を距離を取りながら確認していたが濃霧で見失う。視界から消えたため、恐る恐る前に進む。クマ鈴を鳴らしながら。登山道は狭いし視界が悪く突如目の前に現れるかもしれないためあまり早くも進めない。と、10メートルくらいの木がガサガサ揺れた。姿は見えない。本当に怖かった。
羅臼平にたどり着き、視界が広がったため安心して掲示板を見ていると、唸り声が聞こえた。相方は恐怖に震えていたが、実は私の猜△涼遏鼻0多瓦靴燭里二人で大爆笑。
そんなこんなで大きな時間ロスがあり、急いで先に進む。高度が上がり青空の中に頂上がある。きれい。急な岩登りはきついが早く着きたい一心で頂上を目指す。
登頂!狭い頂上は青空、雲が眼下に広がる。眺望を楽しみながらジワジワと感動を味わった。頂上で出会った方々と喜びを分かち合い下山した。
ヒグマを見失った辺りに大きな糞を発見、もう二度と会いたくないと思っていると、またまた先の男性がジェスチャーでクマがいることを知らせ、前方にいるであろうクマをみている様子。そして、笛を吹きながら急いでこちらに戻ってくる。どうもこちらに近づいてくるのが予測できたが、山の傾斜で一向にその姿が見えない。そうこうしていると、下山の登山者が多く停滞していた。すると大きなヒグマが30メートルくらいあけてこちらに動いているのを発見。動きを見ながら足早に下りる。恐怖のあまり最後までノンストップで下山となった。本当に無事に下山できて良かった。
知床、地の涯、原生林、大自然の中で感動と恐怖の忘れられない山行となった。
下山後、知床五湖観光をした。こちらでもヒグマが現れ地上遊歩道は閉鎖となっていたが8億かかったという高架木道は楽しむことができた。ここで振り返って雲に隠れた知床連山を想像し記念撮影をして遠征登山を終えた。

道東遠征の締めくくり、羅臼岳はタフで野性味あふれる山だった。
そして、この山行で出会った、キムンカムイ(ヒグマ)の山・・・。
ここ羅臼岳に限ったことではないが、彼らの領域に勝手に押しかけてお騒がせしてしまっているもしれない。我々の都合で環境を壊さないよう気をつけなければならない。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 道東・知床 [日帰り]
羅臼岳 (木下小屋〜羅臼岳ピストン)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

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