旅行先で黄金山(一歩手前まで)登山
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.4km
- 登り
- 513m
- 下り
- 503m
コースタイム
天候 | 晴れ〜雨〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北海道旅行中、休憩した石狩市浜益の川下海水浴場から見えた黄金山。まるで小さな子が描いた富士山のような形をしたその山は私を大いに惹きつけた。
早速準備中の土産物屋で聞いてみると黄金山(こがねやま)だという。セイコーマートでも確認すると分かりやすい登山道入り口があり車で10分程で行ける、最近は地元の小学生が遠足で登るらしいと教えていただいた。
旅行中のためろくな準備も整えられず、長袖、長ズボンに着替えてスニーカーに履き替えてスタートした。
新道・旧道の分岐点までは普通の登山道。
その後、熊の出そうな原っぱを通過した後に藪っぽくなり急になっていく。
最後はトラロープの張られた壁のような斜面を登って行く。
突然視界が開け張り出した足元は崖の上。しかも恐ろしいほどの高さ。長い間留まれない。
そこからピークは間もなく。岩状のピークは北側が崖になっていて地図で見ると垂直に80m程切り立っている。恐ろしくて覗き込むことが出来ない。本当に小学生が遠足で来るのだろうか?恐るべし北海道の小学生。
全方位が見渡せる最初のピークの東側の先にもう一つのピークが見える。今いる一つ目のピークより高く見えるが、これ以上この崖の上に居ることをためらって下山する。後から調べて二つ目のピークが黄金山山頂だと知ってガッカリ。やり直しのきかないものはとりあえずやっておくべきだった。(反省)
下山は旧道を使う。
リュックの無い私たちは手にコンビニ袋をぶら下げてパン・おにぎりを持ち歩いている。そして2Lのペットボトルのお茶も。片手がふさがれている上にコンバースのハイカットは土・岩で良く滑る。しかも下山は登りよりも急な斜面で足元が悪い。片手でロープに捕まるので体は振り子のように振られる。元々下りでのスピードが乗らない長男は置いて行かれがちになり、私を呼ぶ声が聞こえる。頑張れデッキシューズを履いてきた息子よ!
しかも厚く垂れこめた雨雲から結構な勢いで雨が降り出した。もちろん私たちは雨具など無い。しかし降り始めのためか原生林のような樹木が傘の役目を果たしてくれて雨水が落ちてくるようなことは最後までなかった。
急斜面を無事に通過して分岐点までまだかまだかと歩き続ける。分岐点辺りで雨は止んでいた。
何の計画もなく登ったにもかかわらず面白い山だった。もしまた機会があったらその時にはもちろん山頂まで行かなくてはならないし、両手は使えるようでなくてはならない。
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