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Yamareco

記録ID: 7070523
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

亀ヶ淵〜竜神川〜篭岩山

2024年07月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:01
距離
13.7km
登り
1,135m
下り
1,126m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:45
休憩
2:16
合計
10:01
5:02
37
武生林道脇駐車場
5:39
6:07
63
7:10
7:11
27
登山道出合
8:21
8:23
49
9:12
9:35
13
篭岩山手前小ピーク
9:48
9:57
30
10:27
15
10:42
11
10:53
10:54
11
11:05
11:07
16
11:23
11:38
35
336m地点
12:13
12:16
28
12:44
12:57
36
13:33
13:42
13
13:55
22
14:17
14:22
29
14:51
12
15:03
武生林道脇駐車場
天候 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2024年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
武生(たきゅう)林道脇駐車場:無料。10台ほど。トイレ,水場なし。
亀ヶ淵。2週間前に訪れた時よりも水量が増えていた。
2024年07月27日 05:39撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/27 5:39
亀ヶ淵。2週間前に訪れた時よりも水量が増えていた。
少し上流から沢に降りる。
2024年07月27日 06:08撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 6:08
少し上流から沢に降りる。
ゴルジュ状の沢が静かに流れている。
2024年07月27日 06:11撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 6:11
ゴルジュ状の沢が静かに流れている。
積極的に水の中を歩いて行く。
2024年07月27日 06:18撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 6:18
積極的に水の中を歩いて行く。
アブも居らず,ジャブジャブと気持ち良い。
2024年07月27日 06:34撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 6:34
アブも居らず,ジャブジャブと気持ち良い。
大きな岩が幾つもゴロゴロ。滑らないように気をつけて越えて行く。
2024年07月27日 06:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/27 6:46
大きな岩が幾つもゴロゴロ。滑らないように気をつけて越えて行く。
登山道が横切る辺り。急にアブが湧いてきた。
2024年07月27日 07:10撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 7:10
登山道が横切る辺り。急にアブが湧いてきた。
ヒメヤブラン。
2024年07月27日 08:53撮影 by  iPhone 6s, Apple
1
7/27 8:53
ヒメヤブラン。
カワラナデシコ。
2024年07月27日 09:46撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/27 9:46
カワラナデシコ。
籠岩山山頂。
2024年07月27日 09:47撮影 by  iPhone 6s, Apple
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7/27 9:47
籠岩山山頂。
オオバギボウシ。
2024年07月27日 11:19撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 11:19
オオバギボウシ。
ヤマユリ。
2024年07月27日 11:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 11:58
ヤマユリ。
ヤブミョウガ。
2024年07月27日 13:58撮影 by  iPhone 6s, Apple
7/27 13:58
ヤブミョウガ。
撮影機器:

感想

7月上旬に明山(みょうやま)に登った際に通過した亀ヶ淵の上流はどんな具合かなと気になっていた。遡行記録を見ると面白そうだし,技術的にも問題ないと思えたので,無理しない範囲で遡ってみることにした。一番の気がかりはアブが多いとの報告だったが,これも酷ければ途中でエスケープしようと考え,竜神川下流部の遡行を計画した。
深夜2時40分に自宅を出発し,4時35分には駐車場に到着。林道脇にある広めのスペースには10台程度は停められそう。もう明るかったが,谷筋は未だ暗いかなと思い,ゆっくりと支度して5時過ぎに出発。入り口が草に隠されているので,道標がなければ入るのに躊躇していたかもしれない。しかし,1分も進むと普通の山路になった。高度差で70〜80m程下ると,左側から別の路が合流してきた。そちらのほうが多く使われているようだ。駐車場から40分弱で亀ヶ淵に着く。
前回来た時には腰ぐらいまでの水深だったのが,少なくとも肩までは浸かりそうな水量がある。亀ヶ淵の際で奥の様子を覗いていると,沢山のアブが攻め寄せてきた。堪りかねて,亀ヶ淵橋を渡って休憩所まで退避する。ここにも居るが随分と数は減った。出だしからこれではと,少し気が重くなるが,防虫ネットとアームカバーを着け,40年近く前に使っていた渓流シューズに履き替える。
いきなり泳ぐのは少し躊躇されたので,亀ヶ淵の少しだけ上流まで登山路を戻ってから,踏み跡を辿って沢に降りた。沢は小さなゴルジュになっていて,水量は多くても股辺りまでなので,積極的に水の中を進む。水はそれほど冷たくもなく,ジャブジャブと快適に進む。時々,大きな岩が続き,流木などが引っ掛かっている個所がある。登れそうなルートを探しながら進んで行くのは,単純に楽しい。ただ,普通に山路を歩くのに比べると筋肉への負担が大きく,一登りするのもヨッコラショの感じ。1時間ほど掛かって,やっと登山路との出合に達するが,想定していたより3割ほど時間がかかった。それに加えて,この辺りで突然にアブ軍団に再度襲われる。頭部は大丈夫だが,腕や腹などに取り付いてチクチクと攻めてくる。濡れタオルを振り回しても焼け石に水なので,沢歩きはここまでとして登山路を急いで登る。帰宅してから確認すると,数か所が赤くなっていた。やはり,雨具を着けておくべきだったか。
沢の残りは,少し涼しくなった季節に再挑戦することとして,ここからは一般の登山路を使って篭岩山を目指す。昨年,つつじヶ丘駐車場から篭岩山経由で男体山まで往復したので,途中からは2度目の訪問である。小さな上り下りが続くが,特に篭岩山の少し手前辺りから急な岩場が続く。前回もそうだったが,手掛かり・足掛かりを探りながら慎重に登り降りする。途中でトレランぽい高校生3人と引率する先生のグループとすれ違う。本日,会った唯一の登山者だった。
篭岩山山頂は展望がきかないので,少しの休みで下山にかかる。釜越沢を経由して林道に出て,「つつじが丘 篭岩 入口」まで林道を歩く。ここから急な階段を登り,上山(うやま)集落に辿り着く。この辺りで既に暑さもあって,バテバテに。半端ない汗でシャツだけでなく,パンツまでビッショリだ。再び,林道を歩いて大久保まで着く。ここから先,亀ヶ淵までは,2週間前に歩いたコースを逆向きに進むだけなので勝手が分かっていて一安心。ただ,雨が降るまでには時間があると思っていたが,空が次第に暗くなってきたのが気になった。
再び,亀ヶ淵に着いた時点で13時半過ぎ。アブが凄いので,誰も居ないだろうと思っていた河原には,外人の4人連れが。4,5歳の兄妹と母親とそのお祖母ちゃんらしきグループ。話している言葉からしてドイツ人か? こんにちはと挨拶だけして,沢の奥で水を汲み浄水器でろ過してゴクゴク。ここまでで持ってきた3ℓ弱の水分を飲み干していたので,正に恵みの水。一息付けたが,やはりアブ攻撃がたまらないので,早々に出発。歩き出してすぐに雷の音が響き始めた。雨もそのうち降りそうなので,できるだけ急ぎたいが,疲れで足は重い。竜神ふるさと村への登りは急な階段で,しかも段差が大きい。最後に来てこの階段はきつかった。20分かけて登り切りふるさと村で小休止するが,閉園してしまったのか人けは全くなかった。ここから駐車場までは30分程であったが,途中でとうとう雨が降り出した。既に体中が汗でびっしょりなので,ザックカバーだけを付けて歩き通す。通り雨だったらしく,車に着くころには殆ど止んでいた。
駐車場から車で10分で,前回は定休日で入れなかった「竜っちゃん乃湯」に入り汗を流す。露天風呂もあるが,男女が日替わりなのでこの日は入れなかったのが,残念。サッパリしたところでノンストップで家まで直帰。17時40分に帰宅して,ビールで喉を潤した。
今回の沢歩きでは,現在の自分の実力が確認できたのが良かった。竜神川自体は難易度もそれほど高くなく,静かな遡行が楽しめるのでアブの出ない時期に再チャレンジしたいものだ。それと,携帯が途中でオンできなくなった。多分,湿気が酷かったせいだと思うが,携帯のGPSが無くても位地を同定できる技術は大事だなと再確認した。

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