雨だ、そうだレンゲショウマに会いに鼻曲山へ行こう

2015年08月30日(日) [日帰り]

• GPS: 04:21
• 距離: 8.5km
• 登り: 682m
• 下り: 668m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:36
• 休憩: 0:19
• 合計: 3:55

距離 8.5km 登り 682m 下り 682m

5:27 二度上峠（登山口）
5:58 氷妻山
7:04 小天狗
7:07 7:22 鼻曲山
7:28 7:29 小天狗
8:41 8:44 氷妻山
9:22 二度上峠（登山口）

05:26二度上峠P-05:58氷妻山-07:04分岐-
07:07(1655P)-07:14鼻曲山
07:28分岐-08:44氷妻山-09:05獅子岩
09:22二度上峠P-09:36駒髪山-09:47二度上峠P

総山行時間：4時間21分

天候

雨

7時まではまだ小降りだったが8時ぐらいから本降りになりました。
周囲はガスで展望は一切ありませんでした。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

二度上峠P

途中のコーナーに「←二度上峠」とずっと書かれています。道路の最高地点に車一台が通れる細い登り坂を抜けると駐車スペースです。
広さはうまく置けば5台ですが、方向転換を考えると3台ぐらいにしたいところ。峠手前に1台分路肩有。

二度上峠から100mほど東に浅間隠山登山口駐車場がありますが看板がありません。緑色のトイレがある駐車スペースは周辺にはここにしかありませんでした。

コース状況／危険箇所等

ほぼ半分が膝より高い笹の道です。半ズボン不可です。

足をずいっと伸ばすと足元に踏み跡が現れる。見渡すと笹がくぼんでいるのでルートがわかる。すぐにリボンや赤テープがある。リボンも踏み跡もないときは尾根に歩いてみる。といった笹薮修行の導入編として良いのではないでしょうか。

笹藪に倒木がありますが、倒木の向こうに1mの段差というブービートラップはありませんので（たとえば、皇海山から六林班峠ではブービートラップだらけ）安心して歩けます。

土と根と落ち葉の道です。雨の下りでは滑る個所がありますのでゆっくりと。

途中に10センチほどの水たまりの道があります。2mほど横に回避路ができつつあります。

写真

8/30 5:26

ここは北軽井沢＝長野県なんだな

8/30 5:26

1時間半が目標かな

8/30 5:28

最初は歩きやすい道

8/30 5:32

背丈以上の笹ですが踏み跡明瞭なので問題なし

8/30 5:49

ピークに到着したけど次のピークが見えない

8/30 5:58

三角点到着

8/30 5:58

氷妻山

8/30 6:26

暗くて写真がブレブレです

8/30 6:34

たしかここもピークだったような気がする

8/30 6:37

まだ登りが、と上を見た瞬間に倒木に足をすくわれてしまいました

8/30 6:42

サラシナショウマ

8/30 6:47

左に見つけました

8/30 6:49

レンゲショウマ

8/30 6:50

5分ほど寝転んで撮影したけどIXY150はこれが限界。じっくり撮影するのに傘は欠かせません

8/30 7:04

三叉路に到着したけど、鼻曲山の指標がないぞ

8/30 7:07

群馬百名山や国土地理院の「日本の主な山岳標高」は、標高点1655mのあるこの位置を「鼻曲山」としています

8/30 7:07

他の人のルートはもっと先まで歩いているので行ってみます

8/30 7:09

シャジクソウ

8/30 7:09

どっしりとしたウスユキソウ

8/30 7:10

アキノキリンソウ

8/30 7:10

ヤマトリカブトが咲き始めていました

8/30 7:11

アズマギク

8/30 7:13

こちらが鼻曲山1654m

8/30 7:14

この岩の上が山名標より高い。地形図は下り坂表示なので実際とはかなり違う

8/30 7:14

真っ白

8/30 7:16

キオン

8/30 7:17

アザミ

8/30 7:18

アキノキリンソウかな

8/30 7:19

ナナカマド

8/30 7:21

「ながひなた」ってローマ字があるから読める

8/30 7:23

調査中

8/30 7:23

キンミズヒキ

8/30 7:27

シシウド

8/30 7:27

左にプールがあるので右に逃げてます

8/30 7:28

二度上峠（右）のほうが踏跡が薄い

8/30 7:35

モミジハグマ

8/30 7:35

アサマヒゴダイ

8/30 7:42

なるほど、これがレンゲショウマの実だな

8/30 7:47

八重のレンゲショウマ

8/30 7:47

つぼみも残ってます

8/30 7:50

地面すれすれで咲いてます

8/30 7:54

咲いているソバナで見つけたのはこれだけ

8/30 7:55

サラシナショウマ

8/30 8:07

アズマレイジンソウ

8/30 8:29

シロヨメナ

8/30 8:30

キオン

8/30 8:55

右が崖の場所

8/30 9:02

ちょいと登ってみた

8/30 9:02

降りて反対側に「獅子岩を経て二度山峠」の指標あり

8/30 9:04

展望のよいピーク

8/30 9:06

苔むしてます

8/30 9:06

一度尾根に下りて登ったところがここで東西の展望があるから、ここが獅子岩かもしれません。目の前は2mの崖なので戻ります

8/30 9:14

踏み跡をたどった展望地のすぐ目の前は、下界が見えない垂直の崖です

8/30 9:22

登山口に戻る直前に本日最初で最後の登山客に会いました。数少なくなったレンゲショウマ見つけられたかな

8/30 9:23

ノコギリソウかもしれない。

8/30 9:24

道路を渡って階段を上ったところ

8/30 9:30

下草は鼻曲山よりきれいに刈られている

8/30 9:36

駒髪山

8/30 9:45

転記が良ければ良い景色なんだろうな

8/30 9:47

本日の装備：レインスーツとレザーの靴と傘。靴の中は乾燥したままだったので快適でした

撮影機器：

iPhone 5 Apple

Canon IXY 150 Canon

感想

tancro

赤城の姫百合駐車場の近くでレンゲショウマが咲いているとのレコがあったので、前日寝る直前までは赤城に行くつもりでした。ふと鼻曲山登山口までの経路検索をしたら、下道でも2時間半。ってことは早朝なら2時間程度＝赤城大沼までとあまり変わらない。ってことで、急きょ翌日3時すぎに出発することに決定。目覚ましを5時ごろにしてもよかったなと思ったのは朝出発した後でした。

天気予報は雨。曇り空も期待できなさそう。でも、目的はレンゲショウマだけだし、短時間だし問題なしです。汗で蒸せかえるほどじゃなかったけど、下山後は素っ裸になって着替えて帰りました。靴の中が乾いていたのが幸いでした。

下山時に獅子岩周辺の写真をiPhoneで撮ってたんだけど、その区間だけ残念ながら衛星ロスト。GPSデータは飛んじゃうわ写真のEXIFに位置情報は残らない結果となりました。個人的には1445Pが獅子岩だと思うんだけど、赤城の猫岩みたいに下界から見た姿からつけた名前だと、登山道からはどこがそうだかわからないなぁ。

鼻曲山のレンゲショウマは最終盤になっているのかもしれません。咲いている花がなかなか見つからない。登山道からあまり離れるのは花畑を荒らすようで気分が悪いし。距離でいくと笹藪との格闘が9割、花鑑賞が1割なので、レンゲショウマが咲いて無ければここには来ないでしょう。次に浅間隠山に来た時に展望鑑賞で獅子岩に登るぐらいでしょうかね。