聖岳(100名山)

2010年07月18日(日) [日帰り]

コースタイム

4:30易老渡→便ヶ島→5:15〜20西沢渡(荷物渡しの籠)→7:25〜30薊畑→8:05小聖岳→8:55〜9:05聖岳→9:55〜10:00薊畑→11:10〜15西沢渡→11:50易老渡

天候

晴れ

コース状況／危険箇所等

前日の夜に易老渡に車で入る。梅雨明け直後のためか、道路がいたるところ川になっていて、林道通過は結構難儀した。道路アクセスの悪さでは、100名山中では皇海山、幌尻岳とならぶ三大悪路といっても差し支えないでしょう。実は当初光岳のピストンを考えていたのだが、駐車場の50メートルほど手前に登山口があることに気づかず、林道を先にいってしまったら、いつの間にか便ヶ島についてしまい、引き返すのも面倒なので、聖岳に急遽目標を変えた。西沢渡から薊畑は急登につぐ急登。西沢渡で一人の強そうなトレイルランナーとあったが、この急登をかもしかのように小走りで登っていった。結局最後まで全く追いつけなかったので、彼は1時間ちょっとで通過してしまったのではなかろうか(僕は約2時間)。恐るべし。時々樹林から兎岳が見えるのが唯一の救いで、標高差1300メートルを一気に登る。薊畑で縦走路と合流すると、一気に展望が開ける。小聖岳で森林限界を越え、目の前に聳える聖岳は思わず合掌したくなるほどの神々しさだ。そこから思いのほか手ごわい登りの途中2700m付近に唯一の水場があった。水量は少ないが、西沢渡から一切水場がないので水が少なかった僕には貴重だった。水場で喉を潤して、さらに頑張ると突然赤石岳が圧倒的な貫禄で現れる。そこが頂上だ。まだ朝のせいか、北アルプスや御岳、白山まで見渡せた。また反対には上河内、光岳、大無間などの南部の山が見えた。帰りは靴ズレで苦しみつつも、少し飛ばして駆け下りた。

写真

聖岳

富士山

上河内と大無間

中央、北アルプス方面

バックに貫禄の赤石

西沢渡