三国山・不老山〜霧の径 話し相手は みちしるべ
- GPS
- 05:58
- 距離
- 17.6km
- 登り
- 917m
- 下り
- 1,536m
コースタイム
- 山行
- 5:37
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 5:58
天候 | 曇り(1,000m以上はガスガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
※奥にオートバイスペース10台分位あるが、大型は難しそう ・駿河小山駅8:45発明神峠行きバス(富士急バス\550) 11月25日までの土休祝日運転、峠行き1本/日のみ(駅行きなし) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・湯船山から下って990m コンター付近で、縦走路は斜め左にやや急下りとなるが、正面の尾根を下りそうになる(道標なし、ガスや雪の時は注意必要か) ・不老山から金時山公園方面は下り始めていくらもなく林道に出て興ざめ。林道のショートカットも道標少なく若干分かり難い ・城山へ向かう「新コース」は道形は薄めのところもあるが、道標、テープが多いのでそれを追う |
その他周辺情報 | トイレ:駿河小山駅、明神峠(三国峠方面に少し歩くと仮設トイレ2基) |
写真
感想
久々に中距離遠征を企画していたが、それどころじゃなく、予定地方面は水害で大変な状況に。被災地の皆様には心よりお見舞い申し上げます。
でも、少しは歩いておきたいし…。だけど、お天気は微妙。近場で、歩いてないとこは、と見つけたのが、丹沢南西端を区切る三国山稜から不老山への長い尾根。籠坂峠辺りから縦走するのが男らしいが、三国山稜は昨年歩いてるし、公共輸送機関利用だと、それなりに時間も金もかかる。そこで、明神峠までの週末限定バスを発見。激安のスクータアプローチをハイブリッドし、漱石要らず(1000円未満)で三国山からの楽々山下りを目論んだ。低山だけどほぼ下りなので、暑さもさほどではないはず。
バスを降りた明神峠は、早くも濃いガスの中。まあ涼しくていいか、同乗の団体さんは不老山方面ようだし、時間差行撃成功、とほくそ笑みながらノンビリ準備していると、おばさま2人パーティーが三国山方面に先行された。
稜線南直下につけられた車道が三国山北面に回り込む所が三国山東登山口。晴れていれば、展望がいいこの車道を三国峠まで辿るつもりだったが、このガスでは車が煩わしいのみなので山頂ピストンとしたが、なかなかいいブナ林でした。登山口まで戻ると、正面に山路への入口が。車道の法面上に近いイメージの道だが、車道を歩かなくていいようです。(山頂にもいなかったので)おばさま達健脚だな〜、と思いつつ下っていると三国山からの下りで、バッタリ会ったのは、この並行する尾根道を辿ってたんですね。
明神峠に戻ると、峠の手作りの道標がなかなか凝っている。三国山登山口から不老山頂につくまで誰にも会わなかったが、単調な山路の気を紛らわせてくれた。湯船山付近ブナも多く標高の割にはいい雰囲気だが、三国山には負けるかな。不老山頂はちょっとがっかりで、やはりサンショウバラの丘がいい休憩地だ。
下山は金太郎神社かな〜、と下り始めると、すぐに長い林道歩きでゲンナリ。ぶつぶつ歩いていると、またあの道標に怪しい道に誘い込まれ、ノリツッコミしつつの下山で、金太郎公園はパス。
普段人工物には、興味が薄いんですが、おかげでやや冗長な道も、飽きず下れました。
コメント
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17.5劼皀好乾い任垢、なんとも愉しい道標の山道でしたね
ほぼ山下りだったので、2日後※の今日もピンピンですよ〜 !
(※:もはや疲れのピークは、翌日でさえありません)
odaxは芸術・文学方面はサッパリ なんですが、手作り標識の前に立ち止まっては、これはきっとcahierさんの分野だよな〜、とか思いながら歩いてました。
cahierさんも、ひとつ蕃山辺りでやってみてはい・か・が ?(無論、自治体なり地主なりの許可を得てですが。)
何 ?、道標はいいけど、設置の労力が 、ですか。
力仕事 は、若い衆に頼んじゃえばいいですよ。そういえば、そちら宮城の三峰に自前標識をつけちゃったユーザがいませんでしたっけ 。
odaxさん、こんにちは。
手作りの道標も2〜3個だとたぶん読まずに通過してしまうと思いますが、これだけ続くと逆に気になって書いてあること全部読んで行くと思います。
ガスガスで幽玄な雰囲気の中に暖か〜い感じの手作り道標が面白いです。
最後尾の鹿のお尻、随分毛が逆立ってますね〜
余程odaxさんが怖かったんですね
男のオーラ出し過ぎたのかも
makoto1959さん、単なる標識ではなく、作者の思い入れたっぷりの文言が次々現れるので、感心 しながらもついツッコンじゃいました 。
山頂等の道標には、公共敷設の物以外にも、地元山岳会とか、学校とか、個人のものもたまに見掛けますが、中には登頂記念的なものとか首を傾げたくなるもの もありますが、これは面白かったですね。
ただ、作者はご高齢の方のよう(書いてある内容からして、ご健在なら現在87歳?)。中には朽ちた道標もありましたが、継続的整備は難しいかもしれません。力作の道標を楽しみに行かれるのでしたら、数年中とか早い方ががよろしいかと。
え、鹿が怖がって逃げた ?チッ、せっかくあと「猪」だけと思ってたのに(←そ、それは花札🎴の話… )
odaxさん こんにちは。
「clione決死のひとり冒険ハイク」で不老山に行ったことがあります。
なんせ方向音痴なので一人は苦手でして…
手作り道標は思い入れたっぷりで感心しました。
その時、色あせてきたものありましたが、
新たに増えているものあるようなので、また冒険しに行きたい…です
鹿ケツかわいい〜
clioneさん、コメありがとうございま〜す。
今回は本来の遠征中止で、コスパのよい近場の尾根つなぎでしたので、予備知識はほとんどなし でした。でも、サンショウバラ?、手作り道標?、歩きながら”なんかぼんやりと、不老山とリンクするな〜 ”と思ってたら、clioneさんのレコ 読んだ記憶ですかネ (2年前の冒険一人旅 再確認しました )。超ハイキングコースのつもりでしたが、意外に分かり難い ポイントもありましたネ。
手作り道標、明神峠〜世附峠のは手の凝った造りで、カラフルで関心 しました。でも、odax的にもっとハマった のは、金太郎公園への下山路から分かれた新コースのもの。
新コースの道標は、デザインはシンプルですが、やや怪しげな導入から次々現れる(ホントたくさんありました)名句・格言の引用に関心 したり、1人ぶつぶつ”オレならこう ”とツッコんだり(←外から見たら相当怪しかったでしょうね)しっぱなしでした。
再訪するなら、是非この新コース込みで 。鹿さんのよりプリティーな(?)M鬼さんのお尻を見ながら、どうぞ !
三国山や三国峠は全国的に多数ありますが、どの三ヵ国なのかな と思って調べてみると
●静岡・山梨・神奈川の三県
の境なのですね。
三国山を越してそのまま下れば山中湖に通じるなんて・・・奥深い。
だから立派なブナ林が残っているのでしょうか?
拙者にとっては、富士山・金時山・御正体山・丹沢に囲まれたエアポケット地帯です。
隊長
隊長が信州の真ん中で、青空 に快哉を上げた翌日、小生は静岡県境の地味目の山でガス にまかれていました。まあ、連れ合いにまで、悪天は全て小生のせいにされる雨男ですし・・・・ 。
もうこれは、精神世界で満足を得る位しかないでしょうね 。
そこで、手作り道標の数々の文言に触れたのもあり、がらにもなく、本歌取りして当日の山行きを表現してみました 。が、言葉尻だけで、中身はありませ〜ん 。
駿河来て 小山の奥の 三国山
晴れなく 濡れて ガスとたわむる
(元歌は、啄木の有名なやつです)
三国山、車道が近いのと富士スピードウェイの爆音が難ですが、なかなかいい森でした
ブラシみたいな花は
「テンニンソウ」ですね〜
富士山が、近いエリアなので
「フジテンニンソウ」かも。
ガスが、覚悟の上とはいえ
残念ですが、このあたりは
富士山の展望に、優れてるのでは
ないでしょうか。下り基調の歩きは
楽しいですね。看板楽しそうです。
ちょっと長文ぽいのも
味わいありますね。
予定地、、北関東の
最北端あたりでしょうか。
速やかな復興を
願うばかりです。
komakiさん、花名ありがとうございます。
そっか、どっかで見たことあると思ったら、テンニンソウでしたね〜 。昨年調べたのにすっかり忘れていました 。物ぐさにも、図鑑も引っ張りださず、空覚えで書いてた もんで…。
北関東や宮城では、全域ではないにしろ、大変な状況だったようで、とても他エリアから山遊びに行ける状況ではないと思い、近場ハイクにしました 。
富士 ?ええ、この辺りの稜線は(←平地でも )、視界さえ開ければ大概真近に大きな富士を望むことができますヨ 。
ただ、東面〜南面の山から見ると、眉目秀麗な富士 最大のあばた、宝永火口がバックリと見えます 。もっとも、富士 好きな人の中には、この宝永火口の「凹」があるからよいと言う人も…(特にS県民?に多いと聞きます)。
ですから、そこからあの有名な慣用句が生まれたという話も …※
"あばたもエクボ"
(あばた=萌え窪…とか)
※:そんな事実はありません
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