途中から長瀞アルプスで宝登山〜下山はショートカットで山中迷走
- GPS
- 04:06
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 574m
- 下り
- 577m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
役場入り口脇に協力金投入箱あり(役場や隣の中学校訪問者は無料) トイレは、役場が休みで入れないので「無し」 ※途中の野上駅前の公衆トイレに立寄り。 駅の駐車場310円に停めている登山者の方がメジャーかもしれません。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・防山と天狗山も登りたかったので、長瀞アルプスの途中から登り始めましたが、踏み跡こそはっきりしているものの、人の通った気配が薄く、ここでも「蜘蛛の巣祭り」でした。 ・長瀞アルプスから宝登山への登りは200段の階段があるので登りには推奨されていませんでした。私を含めた高齢者以外は「まだあるね〜」と言いながらスイスイ上っていましたので、体力と相談して休み休み登ることかと思います。 ・宝登山からの下山は九十九折れの林道でそれなりに距離があるので、ショートカット出来そうな入口に誘われながら下山しました。1カーブ目は本当にショートカットでしたが、2カーブ目は途中で踏み跡が薄くなり確認するとあらぬ方向に進んでおり、戻って林道へ。3カーブ目の入口に懲りずに入ったら同様にあらぬ方向に進み林道とは遠く離れて半遭難状態のままロープウェイ山麓駅近くに飛び出すことが出来ました。 推奨は、ロープウェイ下山ですかね。 【と言うことで下山のルート記録はマネしないでください!!】 |
その他周辺情報 | 宝登山下山後は長瀞駅を通り過ぎ、荒川沿いの北桜通りで隣の野上駅経由で駐車場まで戻る計画でしたが、宝登山登りまでで体力を使い、下山では気力を使い過ぎたことから、下山中ずっと聞こえていた遠雷も言い訳にして、長瀞駅から野上駅まで電車中の人となりました。 |
写真
装備
個人装備 |
半袖シャツ
サポートタイツ
半ズボン
靴下
グローブ
雨具上
日よけ帽子
トレランシューズ
ザック
行動食
飲料(1.0リットル)
笛
ヘッドランプ
予備電池
常備薬
日焼け止め
時計
タオル
ストック
スマホ
アプリ(山と高原地図・コンパス・GPS・ヤマレコ)
筆記用具
ファーストエイドキット
ツェルト
カメラ
ココヘリ
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感想
本日のメイン長瀞アルプスから宝登山登頂
欲張って防山・天狗山経由してから長瀞アルプスに途中合流のコースを計画したが、鳥居のある「神まわり入口?」からは歩く人も僅かなようで、蜘蛛の巣祭りだった。朝一で登った横隈山は日の出前の霧雨で濡れた蜘蛛の巣が光っていたが、すっかり天気の良くなった8時頃には本来のステルス蜘蛛の巣として襲い掛かってきた。
蜘蛛の巣にコーティングされたストックに落ち葉などがまとわりつくのも気になる。
それでもヤマレコの計画コースも確認しながら防山、天狗山とトレースしていく、朝から3時間程度しか歩いていないのにやけに体が重い、中2週間空けて身体がなまっているのか・・・
防山分岐で長瀞アルプスに合流すると、何と歩き易い・・・これはもうハイキングコースだ。疲れの取れない身体には丁度良い負荷になっている。そういえば、ガイドブックに載っていた地獄の階段200段はまだだろうかと思っていたら、そいつは現れた。最初の一画は何段だろう、41段だった。気合を入れて一気に登ったが、相当辛かった。しばらく休んで先に進む。第二区画は62段、途中で挫折しそうになる。第三区画37段、第四区画38段・・・合計178段!! 200段に達する前に山頂に到着。最後まであきらめなくて良かった〜〜〜って、大げさやろ!!
11時〜12時のWeb講座を視聴するのには丁度良い時間に到着した。ロープウェイ山頂駅近くの喫茶処の涼しい室内を狙って向かう。途中、宝登山神社奥宮があり立ち寄ってみる。大きな石の鳥居、小振りの本殿、お守りや御朱印などの授かり処、そして休憩場所がある。販売しているのは電気も使わない常温のラムネドリンクなど・・・どこか時間が停まったような空間だ。喫茶処は期待通り室内がエアコンで冷やされている。昼には早いのでお客は居ない。入室には先に購入が必要ということなので、珍しくソフトクリーム(練乳ストロベリー)を頼んでみる。期待通りの味で生き返る。良心価格300円。スマホにイヤホンZoomに繋いで視聴準備完了。ここから1時間のためにアイスコーヒーを追加注文する。使い捨てカップに氷を入れたら、スーパーで市販されている業務用では無いブラックコーヒーを注いで、ミルクと砂糖(シロップでは無く砂糖と言っていた)の要否を聞かれ、不要と応える。これも300円・・・原価は!?「笑える」 それでも1時間何も言わずに居座らせてくれたので感謝。退室の12時近くになると5〜6組の方々が入室してきた。昔は食事も提供していたということのようだが、現在は、ソフトクリームとかき氷、アイスコ―ヒーやジュースなどと「冷やしキュウリ」・・・クワガタになった気分か。
アイスコーヒーの載っていたトレイを「ごちそうさまでした」と言って返却し、店を出る。
建物の脇から下山路が始まっている。計画的には途中から林道を大回りして降りることになる。一つ目のカーブが始まるところで、ショートカット出来そうな明瞭な下山道を発見。とりあえず入ってみる。正解!順調に2つ目のカーブに出た。目の前には再度下山道らしき・・・暫くすると林道が目視出来たが先に続く藪道を進む。ヤマレコ地図を見ると本来の林道とは真反対の方向に進んでいる。このままではどこに行くか分からないと思っていたら踏み跡が急に消えた?ので、林道目視まで戻って林道を進む。ここからの林道が長い。最後の難関と思っていたら3回目のショートカットもどき。この時スマホで大きな地図を見ていたら、ここからは運良くロープウェイ点検路にでも出会わない限りはショートカットはありえないことは容易に想像ついたはずだが、疲れた身体を早く下山させたい一心もあってズンズン進んでしまった。草藪こそ無いが、ジメッとした暗い森の中で進む方向を見失って初めてヤバイと思ったが、何故か、先ほどの様に戻る判断をせずに、探検隊の様に進んでしまった。結果たまたま崖マークが無い地形と沢を避けたコースを取れたので行き詰まることも無くロープウェイ山麓駅近くの林道に降りてこれた。そこからは、宝登山神社、駅前のラフティングなど川下りの受付所、そして長瀞駅に到着。計画通り隣駅まで歩く気力は皆無で、次の電車を待った。ベンチに座り込んで改めて自分を見てみると、ストックと下半身は蜘蛛の巣だらけで、その蜘蛛の巣に貼り付いた落ち葉などで落ち武者の様だった。隣駅から長瀞町役場の駐車場に戻って着替えて、やっと安堵感に包まれた。
こうやって記録を書いているが、宝登山からの下山ルートは決して参考にしないでください。
疲れているとこんなに危険な判断をするのだと反省しています。今回のことを教訓に無茶をしない冷静なトレッカーになることを心掛けます。
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