【南の島・屋久島編その(3)】 千尋滝・大川之滝・西部林道・むかし浜など レンタカーで屋久島一周
- GPS
- 00:32
- 距離
- 0.8km
- 登り
- 28m
- 下り
- 41m
コースタイム
天候 | 晴れ 一時雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 安房港 西条隆盛上陸地 ふれあい館 屋久島空港 |
写真
感想
屋久島3日目である。昨日無事に宮之浦岳に登ることができたので、目標は達成したと考えている。残り二日間レンタカーもあるし、まだ行っていない観光を中心に過ごそうと考えています。しかしながら、昨日は筋肉痛と筋肉の攣りが重なり、3時間程度しか眠ることができませんでした。 宿に戻ってから夕食の買い出しに出かけたのですが、閉店間際のスーパーではお弁当などもほぼなく、宮之浦岳に登った後に食べたものは、ポカリスエットとカップラーメンでした。アルコールも買ったのですが、体が受け付けず、もう1日あるからとホテルの部屋の冷蔵庫に入れました。というわけで、この日と翌日は、まるでバンビのような歩き方で、ちまちま歩き回ることになったのです。
この日は、とりあえずレンタカーで屋久島を1周しながら、所々で見たいものを見る。一応ガイドブックもあるのだが、それに加えて、心が「ビビビッ!!」としたところに降りて行ってみようというわけだ。
まずは昨日も行ったスーパーマーケット近くの港に行ってみる。安房港だ。ここは物流の港であるとともに、高速船が出ている。残念ながら私が行った時にはターミナルは閉じられていましたが、駐車場は第1第2ともにほぼいっぱいでした。島の人はここに車を置いて高速船で目的地に向かうのだろうという想像を掻き立てられました。
次に向かったのが「千尋滝」。ここは、駐車場から滝まで歩くことができそうです。歩いた後に見える、奥に見える滝がかなりカッコよく見えました。階段などを使って滝にもっと近づくことができるということなのですが私はやめました。バンビの足を引きずっていくことはできません。
係員には「大川の滝」をぜひ見ていってと勧められました。これについては同じように平地を歩くだけで見ることができるのだそうです。
お土産やさんは目ぼしいものはなくスルー。
次に海中温泉やら宣教師が上陸した場所だの色々メインストリートの県道を離れて見に行きますが、写真を撮影したいとまでは思えませんでした。ということで、係員に紹介された大川の滝に向かうわけです。
睡眠時間が少なかったせいか、眠気を感じることがありますがその時は素直に駐車スペースに入れて、数十分の仮眠をとりながらでした。
大川の滝もいい滝ですね。とにかく規模が大きく音も素晴らしい、駐車スペースには5台、全て小さい「わ」ナンバーの車が停まっていました。本当に、レンタカー多いんですね。
ここでは「西部林道」のレクチャーを受けました。ヤクシマザルやヤクシカがたくさん見られること、道路が狭いので注意して進むこと、夕方5時までに通り抜けることなどを教えられました。実際に走って見て思うのですがやはり夕方以降は危険な道路ですね。車同士のすれ違いもしにくいし、野生動物は道路に真ん中を闊歩する、絶対轢いちゃうような気がします。
西部林道、ここを守る警察が「西部警察」というわけではありません。すれ違いにしにくい道路、ヤクシカとヤクシマザルの楽園、道路の横に、道路の上に、人のことを怖がってもいないし、人を人とも思っていません。当然、道路に真ん中に屯していてクラクションを鳴らしても避けません。「これはどうするのだ?」と思っていると、私の車の後ろに観光タクシーが止まりました、運転手が出てきて石を投げ、木の枝を投げつけていくと徐々に端にどいていきます。「今度同じようになったら、同じようを投げつけるんだよ。」と教えてくれました。
そして、しばらくしてまた私に車の前に10頭以上のサルが毛繕いなどをしています。私はさっき運転手がしていたように木の枝を投げつけましたが、コントロールが悪く明後日の方へ、当然猿は気づかず。次は石を投げてみると、アスファルトでバウンドし猿の足へ、猿は「キッ!!」とこっちを見ました。サルに恐怖感を与えずにこちろの存在感のみを知らせるのは難しいと感じました。
車を停めて色々写真を撮影しました。もう、ここは野生の楽園ですね。さすが世界遺産という感じです。
西部林道を越えると永田地区に入ってきます。永田地区といえばウミガメが産卵する浜があることです。車を降りて歩いてみます。散乱を終えたところには印があってそこを踏んではなりませぬという表示、囲いを使って全体を保護しているようなところもありました。そして、カラスやノネコに食べられてしまったとされるウミガメの卵たち。寂しいけれどもそれも自然の摂理なんだろうなと思いました。
そろそろ12時、朝食もカップ麺だったしそろそろ豪華な海産物を取りたいと考えていたところです。そこで、宮之浦地区の観光センターにお世話になることにしました。2300円のフラッグシップメニュー、メインは飛魚の唐揚げとタイとイカの刺身、あら汁。それに小鉢が2つです。飛魚の唐揚げが美味しくて美味しくて、横からかぶりつきながら食べてしまいました。宮之浦岳に登ったご褒美でしょうか。やっと屋久島らしいものを食べられたなあと思いました。
その後、フェリー駐車場で昼寝、残念ながらこのレンタカー、オーディオレスなんですね。地元のラジオ聴きたかったなあ。
4時ごろ、そろそろ宿に戻ろうかと。宿に昨日買ったアルコールはあるし、何か食べていけばスーパーにも行かなくてよくない?ということで空港へ、5時半までで蕎麦やうどんのセットがあったはず。結局「屋久島蕎麦セット」を注文、甘めの醤油が効いたタレに黒い蕎麦、またもや飛魚の唐揚げです。こちらの方が肉厚で美味しかったですね。ただ、半身を剥がされた跡で、その半身は漬け丼になり、残った半身と骨を唐揚げにしたのでしょう。
島で取れるというトロロも含め、美味しかったです。
というわけで、この日は宿に戻りました。屋久島の夜最終日、一人テレビを見ながら酒を飲み、レコを作ったり読んだりして過ごしたのでした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する