奥念丈岳の笹刈り〜南越百山には至らず〜
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 32:41
- 距離
- 21.2km
- 登り
- 2,133m
- 下り
- 2,133m
コースタイム
- 山行
- 8:50
- 休憩
- 3:22
- 合計
- 12:12
天候 | 1日目くもりのち晴れ、2日目雨のちくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
南越百山への登山道整備をすすめてきた中央アルプス南部岳人ネットワークの作業に4人が集まった。
出発時の台風予報では28日水曜日に四国辺りから能登半島に抜けていくというもので、2日目火曜午後には崩れるだろうと心配しながら集合した。
〈烏帽子岳まで〉
4:30出発予定で集まったものの、結構な雨降りとなってしまい、やや小ぶりとなった5:17出発。やがて雨は止んで回復傾向となった。メンバーの中ではyama−takeの歩みがのろく、先行から間があいてしまう。('ω')
何とか烏帽子岳に着いたら、峠から3時間35分じゃないか。4時間くらいで来るつもりだったので、こりゃ速く感じるワケだ。
〈念丈岳へ〉
この間は何度かササ刈りをしているので、その後の現状を点検しながら歩く。烏帽子岳〜池の平山間は、6月にちょっとだけ刈ったが、ササがミチを覆っているトコロも目立つ。この界隈ではマシな部類であるが、来年刈らないといかんかな。
池の平山では富士山が見えた。
池の平山〜念丈岳は6月に全線を刈ったので「文句は言わせないぜ」と思っていたが、一部に濃いところもあった。伸びが良いんだな。
〈与田切乗越の水場へ〉
7月にhidejyuさんが水まで笹刈りをしてくれてある。途中段差の大きいガレ沢を下りる部分も多いので、注意が必要だ。普通のミチと思うとエライ目に会うのでくれぐれも注意ください。来年になるとまたササの勢いが回復すると思うし。
水場周辺は心地の良いトコロ。ワタシは6リットルを汲んだ。
〈奥念丈を経てテン場ヘ〉
6kgが加わったyama-takeは今回も別人のようにカメの歩みに変わった。泣きながら急登を奥念丈岳へ。翌日水は2.5リットル捨てることになったので、必要量をちゃんと考えるべきだった。(^^)
奥念丈からは小さなアップダウンなので何とか足取りは回復、宿泊地に予定していたガレ場に到着した。ここまでは6月に3人組でササ刈りしたのでミチは明瞭だが、1回刈っただけではまだまだササだらけだなと感じる。
〈いよいよササ刈り〉
テントを張り終えると3時半を過ぎたが、ササを刈りたくて仕方がないヒト達だから、ササ刈り開始である。ビーバー3台で刈り進む。ここからしばらくの急登はたいへんだった。(と思う。ワタシは後ろからササ処理班だったので)
登り切ると尾根左側のササの無い区間が2度ほどあり、右側のササのトラバースを経て、また直登になる。そこで決めた時刻になったので、ビーバーを置いてテントに戻る。
あしたは5時半から4時間あれば楽勝で南越百山に到達、11時テント撤収という計画を確信して、宴会を終えた。
〈2日目〉
なんと夜中から雨である。予報によると午前中わずかに曇りの時間帯があるが、そのあとは雨である。残念ながら撤収を決めた。まずビーバーを取りに行かなくてはいけない。それから下山。
帰りも与田切乗越から念丈岳への登り返しに泣く。(;_; この登りさえ無ければ何度でも来てヤルワ…と思う。
念丈岳手前で二手に分かれ、本高森山へ向かう二人を見送る。
烏帽子岳手前からは雨もやんで、無事下山となりました。
今回の到達点は奥念丈ー南越百の中間の2454mピークの少し手前、2440mだ。2日目に続けるつもりだったので、何とも中途半端な、登り斜面の途中で終わっている。来年こそは南越百山までつなげたい。(つなげて欲しい)
あの台風は水曜日に本州通過の予定だったのに、西に逸れた上にゆっくりとなり、きょう土曜になってもまだ近畿地方にいるわ。濡れたテント・シュラフもしっかり乾かせないでいる。
さて、次は9月7日〜8日が念丈クラブの行動日だ。興味のある方はどうですか? 名乗りをあげて欲しい。(^-^)
夜半からの土砂降りで出発はどうなるかと思いましたが、少し待機のあと降り止み歩き出しました。hidejyuさんが先月に水場の笹を刈ってくださったとのことで、持って行く水を1リットルに抑え(お酒は2.7リットル)、機械の持ち上げもなかったので6月の時よりも苦しまずに登れたと思います。
水場に行くのは初めてで、与田切乗越から下り始めるとすぐに急峻なルンゼに導かれていきました。すぐに鋸岳が頭に浮かびました。水場に着くとそこはあちらこちらにトリカブトが咲く明るく平坦な場所でした。水量が豊富で近くに滝まであるいい場所でした。
1日目の作業は前回の続きである急斜面の続きからで、滑ってしまって登ることさえ困難な区間で竿を振り回して格闘しながら突破したあとは傾斜が緩くなり、先へと前進できました。天気が良く、順調に作業ができたと思います。
2日目は雨のために作業ができなかったので、残念ながら南越百はおろか手前の小ピークにも到達できませんでした。下りの雨は気にならないレベルでしたが、靴の浸水に耐えながらの歩きとなりました。下山後に中ア岳人ネットワークの方々からいただいた冷たい物で生き返りました。ありがとうございました。
念丈岳 9:20 上澤の泉 10:05 大島山 10:50 本高森山 12:20 登山口 14:10
昨年より、何とか念丈岳から南越百山間を快適に迷う事無く歩ける道にしたいと思い、5回目の笹刈り登山となりました。精鋭メンバーで1泊2日なので「今回で完成!!」と思い当日を迎えました。
いきなり登山開始予定の4:30鳩打峠は結構な雨降りで各自車内で待機し、約1時間遅れて登山開始しました。
今回は刈払機・混合油・刈り刃等の荷物は既に上に有るので身軽な筈ですが、ちょっと夕食時のお酒を持ち過ぎてしまいました。楽しい夕食の宴の為、「頑張るソー!」
15時少し前に予定のテン場(ガレ場)へ着きました。風の影響を受けそうな場所なので少し心配しつつも極力平らな所を選びながら4テントを設営。
その後、いよいよ南越百山目指して笹刈り開始しました。
途中休憩した際、進度を確認したところまだ中間に至って無い事を知り少しショック。5:10までしっかり作業し、明日4人で頑張れば念願の南越百山まで完成すると思われる地点まで到達。
テン場へ戻り苦労して持ち上げたお酒を飲みながら宴開始。
他のメンバーもお酒しっかり持って来ており飲みきれない程・・・
夜中に起きたら雨が降っている音!!(嫌な予感)
朝には上がって欲しいと願いながら、また寝ました。
願い空しく朝になっても雨が止まない。電波状態が悪い中何とか携帯で天気情報確認すると雨マークが多い。みんなで相談し、下山する事に決定。無念!!
「残りはいつ出来るか!」と言うことは、今考えたくない・・・
取り敢えず、雨の中安全に下山する事を考え、刈払機とテントを撤収し下山開始。
私とAPGさんは、9月の念丈クラブ笹刈りの為に刈払機を高森山側へデポする為念丈岳より別れて行動。予定通り刈払機等をデポし14:15には高森山登山口へ到着。その後、鳩打峠へ戻り他のメンバーと合流。また、岳人ネットのお2人もおやつと冷たい飲み物を差し入れて頂きました。
今回、予定の南越百山まで笹刈り完了出来ませんでしたが、一緒に行って頂いたメンバー及びいろいろとサポート頂いた方々に本当に本当に感謝です。ありがとうございました。_(._.)_
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
でもお礼とか感謝とか、まったくご無用ですヨ。ササを刈ることが最大の喜びである集団ですので。
ワタシもこの8/26-8/27と6/9-6/10とご一緒したが、彼はそのほかに今年2回ここに向かっていた。そして今回ついに目標を達成したのだ。その熱意はとにかくスゴイとしか言いようが無い
こころからの拍手を送ります。
みなさん気をつけて、しっかり歩いてください。
かなり藪漕ぎ改善出来、道も分り易くなっていますので、これからの紅葉シーズン登山で歩いてみて下さい。
(刈った笹で滑りやすくなっている所がありますのでご注意下さい)
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する