高安山〜信貴山
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- GPS
- 03:42
- 距離
- 7.9km
- 登り
- 281m
- 下り
- 649m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
シルバーウィーク初日はとってもいい天気で、信貴山口駅には17名が集合。ここから歩いて高安山へ・・・といきたいところだが、目の前のケーブルカーの誘惑には逆らえず、高低差354mを7分の楽ちんコースで一気登り。まず高安山駅のすぐ南の小山の展望台に寄り道。空気が澄んでいて大阪平野から淡路島までよく見える。駅に戻ってハイキングコースを北上、気象レーダーの建物を過ぎ、宗教施設の手前で滑りやすい山道を少し登ると高安山の三角点がある。眺望もないので証拠写真を撮っただけで元の道に戻り、信貴山方面への道を下る。途中で左に折れ、昭和53年4月に市民グループの「高安城を探る会」が発見した高安山城の倉庫址礎石群へ。伝説を史実に変えた和製シュリーマンたちの執念に思いを馳せる。
再び元の道を下り、最低鞍部から巻き気味に緩やかに登り舗装道路に出て急坂を登ると信貴山城の石標があり、赤鳥居の道を進むと信貴山頂上の空鉢護法堂に着く。水を入れたポットがたくさん供えてあった。頂上からは眼下に朝護孫子寺を望み、正面には二上山・葛城山・金剛山が一列に並んでいる。なかなかの絶景である。頂上直下の広場で昼食をとった後は、赤鳥居の参道をジグザグに下り、多宝塔の横を通れば本堂に着く。本堂では何やら祈祷の真っ最中で、坊さんの読経の声の大きさにも感心したが、何かぶつけるような大きな音が響いていてこれには驚いた。あれは相当の金額を積んでいるに違いない。
本堂にお参りしてから寺の境内を一周してみる。こんな山の中によくぞこれだけ詰め込んだものだと思うくらいの建物密集度である。一旦寺を辞し、ダム湖に架かる開運橋を渡る。この橋は2007年に登録有形文化財に指定されたらしい。上を歩いてみても全くわからないが、橋脚の構造が珍しいとのこと。
信貴大橋を渡って再度境内に戻れば大正時代に再建された仁王門が建っている。中の仁王さんが眼光鋭く筋骨隆々で迫力満点。境内を出ると旅館街が続き、その先に信貴山バス停がある。昔のケーブルの駅の跡である。ここからは旧ケーブル敷がハイキングコースになっている。一直線に続いている下り坂を行くと、古いレールが放置してあったりするのが雰囲気を出している。高校の手前でハイキングコースは終わり、その先のケーブル跡は広い車道になっている。麓を見下ろす広い道を行くと気分はサンフランシスコ?下りつくと信貴山下駅。王寺経由で大阪に戻り、最後はいつものように飲み屋で打ち上げ。まだ真っ昼間だってのに・・・ま、ええか(^^;;
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