三国山〜北海道大分水点に感動!
- GPS
- 04:55
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 479m
- 下り
- 482m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
コースの前半の半部以上は細い沢筋を左右に渡渉しなが上り詰め、二岐となって右の沢を登ります。 前半は水量が多いとポイントを選んで渡る箇所も有りますが、さほどの幅も無く飛び石で渡渉が出来るので登山靴で十分です。 尾根筋や三国山手前で多少の笹漕ぎが有りますが、足元を見ると踏み跡は十分に分かるので心配は無いと思います。 コース全体に新旧のピンテも有り、確認して進めば迷うことは有りません。 |
その他周辺情報 | 汗を流すなら層雲峡側は黒岳の湯、糠平側なら中村屋さんですかね。 |
写真
感想
かねてから気になっていた「北海道大分水点」、一度見てみたいと思いつつ何時も三国トンネルを通過してました。
この日は意を決して層雲峡の駐車場に前泊して挑戦してみました。
朝、大雪ダム周辺は気温が4℃と…さすがぁ〜と最近の暑さに辟易してましたが秋を実感し三国トンネル横に着いてスタートしました。
トンネル横を進むと、ちゃんと三国山登山口と北海道大分水点登山口の看板が有り、しっかりした踏み跡が森の中へ続いています。森の中へ入ると直ぐに沢沿いに進むこととなり、迷うことなくピンテが誘導してくれて沢を右に左に渡渉します。
予想より水量は多めでしたが、沢筋が狭いので飛んで渡れるので登山靴で支障なしです、二岐となり右側の更に水量の少ない沢の上を歩いて登ると、間もなく涸沢となり尾根が近付きます。途中は笹漕ぎが多少有りますが足下を見ていれば踏み跡は明瞭です。尾根に乗ると右手にクマネシリ山塊が見えて気分も高まり、大岩を通過して少し登ると北海道大分水点の碑に到着しました。
立派な大理石の石碑で、ここまで運んで来るのが大変だったろうと思うとともに、北海道を囲む太平洋・日本海・オホーツク海の三つの海に流れる十勝川・石狩川・常呂川の分水点と言うことでとても感慨深いものが有りました。
分水点から数メートル戻り、隣の三角の山が三国山なので少し下って登り返し山頂に到着。控えめな歴史を感じる質素な山名板と二等三角点の山。
しかし、周り360度は山々の絶景で帰りたくない病が発病しそうです。
まずは未踏で何とか山頂を踏みたいドンと鎮座する武利岳、綺麗な三角錐の北見富士、遠く斜里岳に知床連山、雲の上に雄阿寒・雌阿寒・阿寒富士、目の前のクマネシリ山塊、そしてウペペに東大雪の盟主ニペソツ、石狩山塊も目の前で稜線の上にチラッと頭が見えるトムラウシ、そして表大雪の山々、見ていて飽きません。
のんびりランチに山カフェをして過ごし、やさい風に汗も乾いて、山はやっぱりこれだよなぁ〜なんで思い、後ろ髪を引かれる思いでとりあえず下山開始。
途中の大岩の手前で三人組の若者とスライド、「笹が凄いですねぇ」と言っていたけど、まだまだこんなの良い方じゃん!とオッサンは思いつつ、頑張って下さいと別れ沢を滑らないよう気を付けて下りて無事駐車場に帰着し、数年前から気になってた課題を終えたような気分になってました。
ただ気になったのは、ナナカマドの実は赤くなってますが葉は昨年と同じく枯れて落ちたり茶色くなったりで、これから本格的な秋に向けて山の色付きが心配です。
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