記録ID: 723773
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無雪期ピークハント/縦走
東海
御嶽山 (胡桃島〜飛騨頂上)
2015年09月22日(火) [日帰り]
長野県
岐阜県
KUMA-VEGA
その他4人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 10:31
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 988m
コースタイム
天候 | 晴天、気温5℃から20℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
胡桃島には町立の立派なコテージがあり、ここをベースにした。 胡桃島はチャオ御嶽スキーの南西で、アクセスは以下がある。 1:木曽福島からR361でチャオを目指す 2:高山から同じくR361でチャオ R361は一見遠回りに感じるが、圧倒的直線が多く、実質近道。 3:飛騨小坂から鈴蘭高原を目指し、途中から濁河温泉経由で胡桃島 4:久々野から秋神温泉経由で胡桃島 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口は、コテージの西の端、キャンプサイトとの中間にあり。 登山届用紙、筆記用具も完備、書台もある。 投函もここ。 胡桃島登山口から、濁河からのルートの分岐点は「のぞき岩」の西60m地点。 このコースはかなり平坦で、濁河ルートと比べると、木階段も急登もほとんどない。 ルートには立ち木に大きな「赤マーク」ペイントがあり、迷うことはない。 登山口から平坦な登山道が延々と続く、途中濁河への分岐があるが、通行禁止となっているので迷うことはない。ルートは倒木などで迂回ルートが示されているが、国土地理院の地形図の登山道がほとんど整合。 登山道は100%樹間なので直射日光がなく快適。 ただし、水はけの悪い箇所があり、下山時の木道のスリップに注意。 道は藪漕ぎも無く明瞭キノコの多い登山道を進むと、やがて瀬音が聞こえ、程なく濁河ルートに合流。標識「22」、※この番号が濁河起点で0から42まで、42は飛騨頂上。 合流地点から60mで「のぞき岩」休憩適地 更に登ると「おたすけ水」(水は出ない)、ここが樹林限界とされるが、実際はもう200m上。 樹林帯を抜けると継子岳が眼前に、摩利支天も見える。 このあたりから西方に濁河の村落、雲上には白山が見える。 樹林帯をい抜けて少し直登すると道はトラバースに。道は大きな岩の道。 やがてゴロタ石となる。このあたりの景観が最高。 涸れ沢を横断し進むと、五ノ池小屋が視界に入る。この先にジグザグが始まる。 遭難慰霊碑を過ぎ、道は直線となるがトラバースがきつくなり注意。 ザレ石のコースを200mすすめば飛騨頂上に着く。 森林限界くらいから酸素濃度の低下が体感出来るようになります。 特に、胡桃島からの平坦ルートから急に急登となり、酸欠を顕著に感じます。 |
その他周辺情報 | 胡桃島には立派なコテージがある。 http://www.gix.or.jp/~z33asahi/hida-ontake.kurumijimakyanpujou.htm コテージは豪華で、価格も安い(6人で税込み¥19800-) コテージにはツインベッドと和室、リビング・キッチン、お風呂、トイレ(ウオッシュレット)。 キッチンには、炊飯器、鍋2つ、それにすき焼き鍋、電子レンジ、冷蔵庫、電気保温ポットまである、ただしコンロの火口は一つ。 包丁、まな板、洗米ざる、ピラー等そこそこの調理道具があるが調味料は無い。 食器も十分にある、清潔に管理されており、参加の女性からが◎の評価。 建屋も立派で全部二重サッシ、スペースもゆったりで採算度外視の感じがします。 こんな立派なコテージがあるのに、その良さを外部アピールしてない、残念至極。 お役所仕事の典型と思われる、でも管理人さんは超親切でした。 自治体はこの素晴らしい資産をもっと売り出すべき、企業なら償却出来ず倒産していまう。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ハイドレーション
ガスカートリッジ(1)
コンロ(1)
コッヘル(1)
食器(1)
調理器具
ライター(1)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書(1)
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー(1)
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル(1)
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|
感想
計画していた胡桃島からの御嶽ルートです。
今回は天候に恵まれ、絶好の登山日和でした。
濁河よりコース長はありますが、急登が少ないので登りの時間差は少ないと思います。
自然を満喫出来る樹間の良いコースです、ベースにコテージがあり、1820Mなので高地順化に最適ですが、このコテージがあまり知られていないのが残念です。
濁河からの登山は噴火以降激減のようで
五ノ池小屋の宿泊は少ないようで、今がチャンス。
http://gonoike.jp/
10月16日まで宿泊受付だそうです。
胡桃島の
少し東にはチャオ御嶽スキー場があり、ここからの北側の展望は抜群です。
渡り鳥観察や天体観測としても適地です。
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コメント
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Kumaさん、こんばんは。
例年ならこの時期、大混雑の御嶽山ですが残念ですね
剣ヶ峰だけが御嶽山ではないので濁河からも登って欲しいですね。
胡桃島キャンプ場、コテージが凄く綺麗ですね。
この設備で値段も良心的です。次回検討させて頂きますよ
今晩は、百名山は剣ヶ峰と決め込んで、登れなけれな行かない・・・
こんな方が多いのが残念です。愚痴になりますが、百名山・百名山と大騒ぎする方の多くは、深田さんの本を読んでいない方が多いと実感しています。
コテージ、料理が出来る方なら、とても便利な施設です、超おすすめです!!
五の池小屋でお話させていただいた・・・
もとい、拝聴させていただきましたabukataです。
KUMA-VEGAさんの多岐に亘るご見識を拝聴できたのは幸せの一語です。
早速、フォローさせていただきます。
五の池小屋でおっしゃられたヤマノートも拝見いたしました。
また、色々とご教授ください。
よろしくお願い申し上げます。
おはようございます、五ノ池では楽しい会話でしたね。
abukataさんのページは以前拝見した記憶がありました、まさか御嶽で出会えるとは!
毎週、何処の山に出かけております、岐阜県の低山ばかりですが、またお会いできる事を楽しみにしております、宜しくお願いします。
KUMA-VEGAさん
こんにちは
あれから一年なんですね。
紅葉は犠牲になられた方々を
供養するかのように鮮やかですね。
確かに御嶽と言うと長野側がメインルートなのでしょうが
岐阜側からも素敵な感じで
楽しそうですね。
ちなみに只今「日本百名山」
熟読中です。
池田山、いかがでしたか?
御嶽の岐阜県側のルートは最後の足場が厳しいのか、人気が無いですね。
「日本百名山」、本当の山の良さを書き表していると思います。
それが知らぬ間に・・・・・
遭難事故の何割かは百名山狂想曲の犠牲と思っております。
伊吹も紅葉ですね、私も行かねば・・・・
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