至仏山 (鳩待峠から往復)
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- GPS
- 03:35
- 距離
- 10.0km
- 登り
- 715m
- 下り
- 718m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰りは乗り合いジャンボタクシー (片道1300円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
前夜の雨で上りは一部の山道に水が流れていたが、下りはだいぶ引いていた。濡れていた木道や蛇紋岩は滑るので注意して歩いた。 登り前半は土・小石の道を進むと木道、階段で整備されていた。後半は岩が多くなり水溜まりを避けながら進んだ。蛇紋岩は滑るので手も使いながら歩いた。 濡れてなければが、総じて登りやすく、危険箇所ない |
その他周辺情報 | 戸倉 ぷらり館 (600円) ツルツルで少し硫黄臭のあるアルカリ性の温泉 |
写真
感想
前日の尾瀬ヶ原横断に続く2日目。前夜に麓の戸倉で結構な雨が降ったので天候が心配だったが、朝一で登頂して雨に遭わずに往復できた山行だった。
朝一のバスは前日よりも人が少なく、5時過ぎに並ぶと前から4番目。昨日のこの時間は数十人並んでいたのが嘘のよう。鳩待峠の売店も昨日は開いてたのに今日は閉店。バス降り場から峠までの舗装道には、雨で上部から流された小石が水跡の形まま残り、前夜にそれなりの雨量があったことがわかっと。
尾瀬ヶ原に向かう入口の左奥から登り口に向かい、雨上がりの森の中に入ると、木々から雨粒がポツポツと。ブナの木に癒され、水が流れる登山道を上がっていく。傾斜が比較的一定なので歩きやすい。少し蒸しているが、曇り空なので暑くない。そのうち濡れている木道や木の階段が続き、滑らないよう気を遣う。
小至仏山までは西側の展望が少し効いたが、期待していた尾瀬ヶ原側は白いまま。わずかに日が当たり小至仏山の山頂が見えた。途中の鹿の侵入防止柵を越えると、初秋の草地と池溏が素晴らしかった。
その後は岩が多くなり、蛇紋岩に滑らないように、全身を使いながら登っていく。森林限界を過ぎてハエマツが迎えてくれ、百名山の貫禄が出てきた。しばらくして小至仏山に到着するが、やはり視界は悪い。山頂に石碑があったため、一瞬ここが至仏山かと期待したが、ゴールはさらに先で、岩場をもう2回?アップダウン。ガスで山頂が分かりにくかったが 、ようやく至仏山山頂へ。ここも周りは真っ白。ここで反対側のルート、山ノ鼻から登ってきた人に会う。
あとは、滑らないように注意して下るのみ。半分ほど過ぎた見晴らしのよい所からは尾瀬ヶ原が見えた。昨日歩いた湿原が肉眼で確認できて嬉しい!その後2回ほど見えたが、燧ヶ岳は裾野だけ見えた。晴天ならどんな景色かなと思いつつ、ガス越しに見えた尾瀬の風景に満足。
下山後は鳩待峠の売店でソフトクリームを食べて終了。尾瀬の広さと素晴らしさを体感できた山行だった。
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