太郎坊山(十三仏〜岩戸山〜小脇山〜箕作山〜赤神山)
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- GPS
- 03:11
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 376m
- 下り
- 370m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく踏まれています。十三仏参道は階段が多いです。 |
その他周辺情報 | 太郎坊宮(阿賀神社) http://www.tarobo.sakura.ne.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
所要を済ませた後の過ごし方がひらめいた。
未踏の山を歩く!
ひらめくというより、これしか頭にないのかもしれない(笑)
「太郎坊さんが近いじゃないの」
hirasuzukさんのレコを参考に歩いてきました。
ありがとうございます。
十三仏登山口から岩戸山まで、たくさんの仏さまに見守られて階段を登っていきます。
13体、お地蔵さんがおられるのかなぁと思い、数えながら歩きましたが、すぐに断念。「ありがとうございます」と日頃の感謝とお礼を伝えるので精一杯なぐらい、たくさんおられます。160体とか。
立派な石垣が見えると岩戸山のすぐ下になります。
聖徳太子が彫ったといわれる十三仏の磨崖仏は、お堂の中におられるようです。ここまでくると、眺めがよくなりました。カメラにパノラマ写真を自動撮影する機能があると気づき、さっそく試してみました。合成処理した後、自動再生までしてくれて、びっくり。
お堂の上が岩戸山で、さらに眺めよし。
先に進むと、教育委員会の案内板があり読んでみると、どうやら旗振り山のよう。矢印が岩に刻まれているようなのでもどって確かめる。
確かにありました。三上山方面に向いています。三上山の旗振山も登ったことがあります。こちらから、山は見えていますが、旗までたしかめられるのかなぁ。こんど望遠鏡か双眼鏡を使って確かめよう。そして、彦根の佐和山からも見てみたくなってきた。この間は、荒神山で中継するようだ。
ここからは、小ピークを越えていく快適トレイル。
三角点がはっきりしなかったり、高度が?だったりしたが、小脇山、箕作山と快調に足を運ぶ。
展望はかすんでいて鈴鹿や比良までは見られないが、近くの山は確かめられた。
ジャンクションピークで太郎坊方面へ進み、いったん下って、赤神山を踏んでおくことにする。
この山も山頂は岩で眺めよし。
神社の説明板で知ったが湖東流紋岩という岩のようだ。
7000万年前の火山活動で湖東カルデラが出来たと考えられていて、周りに残っている山はその名残のようです。三上山がマツタケ山の期間中、湖東方面の山を歩くのもよいかもしれない。
一旦コルまで戻り、太郎坊宮へ。
商売繁盛や勝運のご利益があるそうです。
境内をぐるっとまわったところで、岳友とばったり。
下見山行だそうです。
すてきなコースが完成しますように。
瓦屋禅寺や隣の清水山へのルートもおもしろそうですね。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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churaさん
このコース11月の紅葉期が最高です。
縦走路の紅葉も良いですが、太郎坊宮のモミジもサイコーです。
hirasuzuka さん こんばんは
今年は、どんな感じで色づくのか楽しみですね
岩戸山で矢印を見てから、旗振山ミステリーに興味がわいてきました。
地域研究してみようかなぁ
西部劇のインディアン初め、古代から狼煙、烽燧、烽火などの光通信はありますが、大阪の米相場を伝える旗振りもありますね。矢印は通信先の目標方向を示しているわけで、デジタル通信は今に始まったことではないということですね。
秋は良さそうなコース、情報ありがとうございます。
ぽつんぽつんと湖東にあるこういう地元の山、どこからでも登れそうで案外登り口が分からないのでついつい二の足を踏むんですよね。
ちゃんと調べず、行き当たりばったりで行くからだめなんですけど。
近江八幡の八幡山も最近になって百々神社の登山口見つけました。「琵琶湖周辺の山を歩く」に載ってるんですけどね (^^ゞ
地質でいうと湖東カルデラなるものがあることがわかったので、その名残の山を楽しんでみたいです。
書物では、ナカニシ出版や草川啓三さんが書かれているものを手に取ることが多いです。西尾寿一さんまでさかのぼるともう身の丈に合いそうにないです
八幡山、長命寺山、ケンケン山など、未踏峰は多々あります。
湖東平野部の7サミッツ制定しちゃいますか
こんにちは
湖東カルデラと呼ばれるコールドロンは約1億年前に噴火した阿蘇に匹敵するかそれ以上の規模の火山が1300mほど陥没してできたものです。
噴出した熱い火山灰は厚く降り積もり硬い溶結凝灰岩として固まり湖東流紋岩と呼ばれて湖東の点在する山になって侵食に耐え残っています。
箕作山、雪野山、三上山は溶結凝灰岩で大体この火山の中心にあります。
陥没する前(9000万年から6000万年前)地下深くでは高温のマグマが高い圧力を受けていましたが、陥没や隆起の過程で地表に近づくなどして圧力が急に開放されると大きな結晶の花崗岩となりました。(ポップコーンやポン菓子で熱いコーンや米が急に高圧から開放されると大きく膨らむのと似たようなもんです。)
陥没し侵食などで花崗岩が露出た断面は風化されやすく、比良東面のザレ場や比叡山と大文字山の間の白川砂、湖南アルプス、金勝など、ぼろぼろの風化花崗岩地帯としてカルデラの周囲を取り巻くように存在します。
比叡山と大文字山は、火山のできる前、2億数千年前の海底だったころに堆積した古生層の砂岩などが上記の高温の花崗岩で焼かれ硬いホルンフェルス(将門岩が有名)などとなって侵食から逃れたものです。
綿向山の登山口にある天然記念物の接触変質岩もこのときの火山が残したものです。
田上山のペグマタイトも有名です。
あまりに古い火山なので滋賀県には熱いお湯の出る温泉はありません。
この火山は大量の高温の火山灰や礫などを噴出させ、地下深くではマグマがゆっくり固まり、その後大陥没するタイプで、玄武岩のいわゆる柱状節理やキラウエア火山みたいな溶岩流はこの火山に関しては滋賀県には無いようです。(これは私見)
600万年前に伊賀地方で誕生した古琵琶湖は、この火山のカルデラを乗り越えて北上し現在の位置に来ました。
この話をしだすときりが無いのでこの辺で…
>湖東平野部の7サミッツ制定しちゃいますか
面白いかも
地学、地質学がご専門でしたか
小学校の恩師も今から思えば、地学が専門だったのかなぁ。
古琵琶湖の話や虫生野類層の火山灰の話など分かりやすく説明してくださった記憶があります。火山灰はフィールドワークで観察に出かけ、試料をすこし持って帰りました。家では、ありがたく磨き粉として使いました。
古琵琶湖層の粘土層からは大きな二枚貝の化石がザクザクと出てきました。
大雨のあと河原を歩けば、見つかりました。
夏休みの自由研究は、化石掘りの年も
学校まで持っていって、持ち帰るのが大変だった記憶が残ってます。
プチ歩荷の原体験?
再度、これらの山々の岩石や地層に注目して歩いてみるのも面白そう。
Rauchさん、ぜひ、講師&ネイチャーガイドをお願いしますね。
自分が生きているのはせいぜい100年まで。
けれど、星を見れば○万光年前の輝きを確かめられます。
岩石を見れば、○千万年前に触れることができます。
日頃のストレスなんて、こういった時間軸に照らせてみると、まぁ、どうってことないことさぁ、と思えるのも幸せなとき。
新しい扉の向こうの世界へ思いを巡らせます
うわぁ
プロの先生に対して何をえらそうなことを書いたんだろうと激しく後悔してます。
湖東カルデラについ反応して、思いのたけを書き込んでしまいました。
>地学、地質学がご専門でしたか
穴があったら入りたい… (>_<)
>講師&ネイチャーガイドをお願いしますね。
それは抜きにして、どこかいきましょう。
山を歩けば、話も弾みますからね。
さて、いつ、どこへ、行きましょうか
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