北海道 娘と二人で野宿旅 知床&黒岳&旭川&富良野
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コースタイム
11:30 黒岳7合目登山口出発-13:30黒岳頂上-14:00黒岳石室着
8:30 石室発-11:00層雲峡着
天候 | 初日:頂上は雨&強風 2日目:曇り&強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
これはもうおなじみのことですが、黒岳は最後の一瞬で頂上の稜線上に出ますが、その瞬間にものすごい風がぶつかってきます。 でもそれだけです。初めての人はびっくりしてしまうかも知れません。 あと、登山道やロープウェイは中国人だらけです。 レンタカー総走行距離1,015kmでした。 |
写真
感想
2010年7月24日(土)〜7月30日(金)までの1週間、娘と北海道野宿旅でした。
行く直前不覚にも風邪を引いてしまい、前日に医者に行って薬をもらったが、飛行機の乾燥とクーラーでもうダウン寸前。
初日の網走監獄も雨でコンディションが悪いうえに、体の具合も悪く最悪でした。
幸いにも網走は大都市なのでドラッグストアを見つけ、風邪薬と栄養ドリンクを一気飲み!あとは気合あるのみ。
ということで、気合で風邪を治したものの、旅の間じゅう咳が止まりませんでした。まあいいや。
今回は、天気が今ひとつでした。大雨は初日のみでしたが、カラリと晴れた日はなくて、時々青空が見えてもあとは曇りとかばかり。
それなので、今回の目的のひとつである知床の自然をガイドさんについて説明してもらおう、っていうのは残念ながらキャンセルしてしまいました。(結果的にはその時間晴れてたりしたんだけど・・・)。
知床では、現在、蝦夷鹿が増えすぎて森全体が食い尽くされてしまうのではないかと危惧されているそうです。
鹿肉バーガーなるものも開発されPRも兼ねて駆除の方策を研究中とのことですが、鹿の皮加工は牛よりもコストがかかるためなかなか商業ベースに乗せられず、また、現在の法では鹿を計画的でも殺せないため、鹿が我が物顔でそこらじゅう食いまくっています。
実際、知床自然センターのお兄ちゃんの話では、センターの周辺はこれまで熊笹が生い茂っていたのだが、今は全て食い尽くされ、何もない状態です。とのことだった。
本当は娘にそういう話をしっかり時間を取って聞かせたかったのだが、うまくいかないものです。
さてさて、今回の黒岳の他に遊んだところは
1.網走監獄
2.カムイワッカ湯の滝
3.知床五湖
4.フレペの滝
5.熊の湯
6.野付半島(トドワラ)
7.開陽台
8.養老牛温泉(からまつの湯)
9.摩周湖
10.神の子池
11.屈斜路湖
12.阿寒湖(アイヌコタン)
13.オンネトー
14.然別湖
15.黒岳
16.美瑛(パッチワークの路など)
17.富良野へそまつり
18.ラベンダー
19.麓郷の森
20.ニングルテラス
21.旭山動物園
などなどですが、雨が降るなか、これらを全て野宿(キャンプ)&ほとんど自炊でやり通したのは、私はともかく娘はほめてやるべきでしょう。しかも泣き言ひとつなく。
(実際、大人でも音を上げる人は多いと思います)
というわけで今回のお父さん的イベント黒岳ですが
はっきりいって山そのものはたいしたコトありません。
私なら走って30分で山頂、10分で石室でしょう。
でも、旅も4日目となって娘としては体力的にちょっと疲れたらしく山頂まで2時間かかりました。
普通はそれでもいいのですが、今回は9合目あたりで雨に追いつかれ、カッパ着用。
その後すぐに山頂に着くのですが、案の定ものすごい風に娘は涙目になっていました。
しかし、事前に風が強いことは伝えてあったので覚悟はしていた様子。
「おとうが大げさに言ってるのかと思ってたよ」とのコトでした。
ちなみにこの時点で周りには誰もいません。みんな山行中止したようです。
私の体を盾にして風を避けつつ、やがて石室に到着。
あれっ?石のすきまがコンクリートで埋められてる!って当たり前か。
かつて自分が登ってから何年経ってると思ってんだ。
でも、山小屋のスペースを2人で全部使い、小屋番さんがストーブを出してくれたので(うれしい!ありがとうございます!!)、服も乾かしているうちに
新たな登山者が、しかも私たちと同じ父&小学生の女の子の組み合わせ!
まじかよ。気合はいってんなあ。
そんなこんなでちょっと話したら、やはりお父さんはプロの方らしい。
そうだよね。それでなきゃこんなコンディションで子供の安全確保なんかできっこない。
というわけで
早速ヤマレコの広報活動開始、お嬢さんにレコ君バッジをあげた。喜んでもらえたようでよかった。
日が暮れてきたら、小屋番さんが小屋番部屋に招待してくれた。
外の嵐とはうって変わって、暖かな小屋の中で、久しぶりに山男談義に花を咲かせることができた。
自分以外全員初対面の山男が酒を酌み交わして話す山談義は最高です。
これができただけでも、登ってきて良かった、と心の底から思いました。
娘同士も友達になったようでこれまた良かった。
さて翌日は、曇りで強風、ただ山陰に入れば無風状態でただただ暑い下りがあるのみ。
無事下山して、日帰り温泉につかりちょっと昼寝。けっこう疲れましたデス、ハイ。
そのあとは道央に入る。
美瑛のパッチワークの路、新名所のジェットコースターの路を散策、雨なのが残念。
偶然、今日富良野のへそまつりをやってることを知り、急きょ見物に行きました。
ライダーが山のように押し寄せていた頃よりは祭りも寂しくなっていましたが、地元手作りの夏祭りを楽しんで来ました。
翌日は、旭川の居酒屋でジンギスカンを食い、娘的メインイベントの旭山動物園でペンギンとアザラシと北極クマを見て飛行機に乗って帰ってきました。
ああ、東京暑いです。
コメント
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おはようございます(^^)/
娘さんとの良い時間を過ごせた1週間
娘さんとの絆も深まりましたね
山小屋での出会いも,流石クライマー父同士ならではの
出会いですね!!
収穫多き1週間・・・今から娘さんの結婚式で涙目のb様が思い浮かぶようです
風邪を引いていて、初日は飛行機の冷房と乾燥、あと現地の悪天候でもうヘロヘロになってました。
だから、初日の宿泊はテントではなく車中泊にしてしまいました(弱いです)。
今回の山での出会いはかなりすごかったです。
私も初体験だったです。
ザ・山男って感じで、久しぶりに山男成分を補給できました。
結婚式?大丈夫大丈夫
一週間で、北海道の半分の主な?観光スポットを総なめしたんですね
数年前にあっちゃこっちゃ行ってるんです。
今回は、末娘だけこの世にいなくて行けなかったのだからと説得しました。
末娘とはかなりいろいろな山に行ってますが、全体量では長女を遊びに連れて行った回数には及ばないようです。
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