鷹見岩南山稜 運良く絶妙に雨を避けれた✨
- GPS
- 12:29
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 1,469m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
- 山行
- 10:51
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 12:50
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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写真
装備
共同装備 |
50mダブルロープ2本
キャメロット0.3〜3を2セット
リンクカム緑と赤
ヌンチャク6本
アルヌン6本
120cmスリング2本
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感想
この日は天気微妙な感じでアプローチ途中から残酷な雨がポツポツと降り始め☔
でもまぁ取り付きまで行ってみるかと取り付きに着いた時には雨やんで、そのまま最終ピッチまでなんと降られず🙌
最終ピッチ終わったと途端にザーっと降り始め🌧
なんともラッキーな1日だった。
アプローチが2時間以上と長めではあるけど、いろいろと変化に富んだルートで楽しかった✨
今回荷物は1つのザックにまとめてフォローが担ぐ形にして、狭いクラックやチムニーはロープでズリズリ引き上げた。軽量化重視にした30デニールのモンベルザックは見事に4ヶ所も穴が空いていた( ノД`)シクシク…
《アプローチ》
瑞牆山荘から富士見平小屋を経て、金峰山へと向かう登山道の途中にある鷹見岩への分岐から鷹見岩に向かって歩く。わりとすぐに白いテープが巻かれた木が2本ある。その木のそばに右に踏み後があるのでそれを下りていく。ややわかりづらいところもあるが基本は左に見えるリッジに沿って下りていく。取り付きの洞窟は踏み後沿いからは見えづらくボーっとしていると通り過ぎてしまいかねないので、近くなってきたら左上を気にしながら進むと良い。
《1P目:5.10c》
左のクラックを少し登って、1本だけあるボルトにクリップしたら右のクラックにトラバースする。身長168cmでリーチ178cmの私は右足と右手を伸ばせば左端から右のクラックにジャミングできたけど、かなりパッツンな感じ💦しかもクラック内が濡れていて左手を離すのがコワい💦でも意を決して右に移った!はいいが、その後のクラックが狭くて悪い。。。左手刺して右向きにして右上のガバを取ってズリズリ上がった。フォローのザックはロープで引き上げた。
《2P目:5.10b》
1P目の終了点から右に少しトラバースしたところのクラックをひたすら登る。下部はワイド気味で徐々にハンドサイズになる。中間あたりからフィンガーサイズになりジャムは厳しくなるのでレイバックを多用した。クラックがまだ続いているがなぜか右のフェイスにボルトが打ってある。あえてスラブに移れということか!?明らかに悪そうなスラブなので無視してクラックを最後まで登った。そこからは終了点までスラブとなるが、このスラブが実に悪い💦空身ならそうでもないのだろうが、40m近くダブルロープが下に垂れていて、さらに荷物やギアも持っている状態ではなかなかキツい💦
クラックパートで使ったカムはキャメロット0.5、0.75×2、1×2、2、3、リンクカム緑、リンクカム赤。この本数であれば大きくランナウトするということはなかった。
《3P目:5.8》
少し上がってルーフ状になっているところを右にトラバースする。ルーフの奥のクラックはシンハンドくらいのサイズでそこまでジャムが効く感じではない。足もそんな良くないので、一歩を踏み出すのにちょっと勇気がいる。フォローのザックはロープで引き上げた。
《4P目:5.7》
プロテクションが取れないチムニーを登る。スタートが悪いが少し上げれば難しくはない。落ちるとケガをするので慎重に。フォローのザックはロープで引き上げた。チムニーを登って奥に進むと5P目の取り付きに着く。
《5P目:5.10a》
スタートして左のチムニーを跨いで少しトラバースしたら上に登る。基本ボルトを追いかけて行けばルーファイで悩むことはないと思う。ただ次のピッチでも言えることだが、これから核心ムーブを繰り出すぞってところにボルトが打ってなくて、足下クリップ状態で悪いムーブを起こさなくちゃならないところがあった💦
《6P目5.10a》
ボルトを追いかけて右上して行く。1ピン目が遠いので出だして左のクラックにカムを使った。下部は右に移ってから上に行くか、上に行ってから右に行くかといったライン取りで悩むところがあった。私は基本上に行ってから右に移るという感じで登った。
《ピークまで》
6P目の終了点の岩を登ってリッジを進んでいくが意外とルートがわかりづらい。歩いていて最初に出てくる岩はフリーで登った。次に出てくる岩は基部を右にトラバースしたところにある凹角を登った。ここはロープを出した。凹角を登って奥に行くとルーフ下の大きなテラスに出るが、このテラスの手前をリッジ上に向かって登ると先に進める。最後の岩は右側の凹角を登った。ここもロープを出した。この先を左に回り込むと5.8くらいのクラックがあってそれを登るとピークに出るようだが、私たちは知らなかったので右に回り込んで歩いてピークに出た。
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