甲斐駒ヶ岳

2024年09月15日(日) [日帰り]

• GPS: 09:28
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,201m
• 下り: 1,204m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:01
• 休憩: 1:23
• 合計: 9:24

距離 9.6km 登り 1,201m 下り 1,204m

4:40 北沢峠
4:41 4:43 北沢峠 こもれび山荘
6:24 双児山南峰
6:31 双児山
6:40 双児山のルックアウト
7:24 7:27 駒津峰
7:51 8:03 六方石
8:42 9:15 甲斐駒ヶ岳
9:20 9:27 駒ヶ岳神社本宮
10:04 10:15 摩利支天
10:43 10:44 六方石
11:15 11:18 駒津峰
12:43 12:50 仙水峠
13:00 13:01 ガレ場
13:23 13:26 仙水小屋
13:51 長衛小屋
13:57 仙丈ヶ岳二合目登山口
14:04 北沢峠

天候

曇時々晴れ。ガス多い。山頂付近で少し小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・戸台パーク駐車場(旧仙流荘) かなり広い。1000円後払い(5日以内)
・戸台パーク～北沢峠 南アルプス林道バス往復 2740円
土曜の昼12:10発のバスで北沢峠へ。この時間でもバスは2～3台出た模様(補助席も使用)。ザックは膝上に乗せて。テン泊装備の方は大変😅

コース状況／危険箇所等

時計周りに周回。
・北沢峠～双児山：樹林帯を九十九折に登る。危険箇所無し。
・双児山～駒津峰：駒津峰への登り返しはガレザレ。危険箇所無し。
・駒津峰～直登分岐：岩が多く難しい場所も。鎖の下り2か所。ストック無しが良いかも。
・直登コース(登り)：前半に岩をよじ登る箇所有り。後半の方が楽。ルート表示が薄く明確では無いため良く確認しつつ。
・トラバースコース(下り)：全体にザレで滑りやすい。赤プレートを目印にするがわかりづらい箇所あり。
・摩利支天：危険箇所無し。
・駒津峰～仙水峠：後半は樹林帯の下り。危険箇所無し。
・仙水峠～北沢峠：前半のゴーロは緩やかな下りだが歩きにくい。危険箇所無し。
※途中の水場は仙水小屋のみ

その他周辺情報

・前泊: 北沢峠こもれび山荘 1泊2食寝具付き12000円+繁忙期1000円。不要な荷物は翌日も下山まで棚に置かせてもらえます。
・道の駅 南アルプスむら長谷　ミニクロワッサンが有名。予約しないと買えない？

写真

9/14 8:28

前泊なので、のんびりと向かいます。県道40号沿い朝日の丘公園駐車場からの蓼科山。馬が似合います。登山日和！

9/14 8:44

賑やかな白樺湖を通過します。ローソン裏から霧ヶ峰。車山の白いレーダーが見える。

9/14 11:56

杖突峠を越え、戸台パーク駐車場に到着。すごい数の車😳 深夜割狙いで朝4時に高速入りのため早く着きすぎた。12：10発のバスで北沢峠へ向かいます

9/14 14:14

バス停からすぐの”こもれび山荘” キレイです。定員は60名ほど。

9/14 13:18

部屋は1階の下段でした。2段に分かれておりカーテンで間仕切り。スペースは1畳+α。消灯は20時

9/14 13:59

時間があるので10分ほどの長衛小屋テント場へ散歩⛺️白い摩利支天が見えました。トイレがズラリ。小屋向こうに女子専用トイレも有り

9/14 13:37

川沿いのテン場は奥までいっぱい。恐らく満杯😅200張り程？　こちらは小仙丈ヶ岳が見える

9/14 15:27

山荘へ戻り天気予報確認。明日は曇り時々雨… 電波繋がりませんが有料Wi-Fi有り。(auは無料かも)

9/14 17:00

夕食は17時から。ハンバーグとカレー。とてもおいしい。食後にミニプリンも。小屋番さんより天候・ルート情報有り

9/15 4:38

朝食は4時でお願いしました。他は4時半と5時半が選択可能。水をたっぷり補給して、いざヘッデンスタート。双児山へ

9/15 6:26

気温は18℃ほど。樹林帯では時々小雨が降ったような。濡れませんが。5時半頃にはヘッデン不要に。だいぶ明るくなった登山道

9/15 6:27

そろそろ森林限界突破。景色見えてる！左手を見ると中央アルプス！雲は多い

9/15 6:29

右手の鳳凰三山方面は雲海！ 双児山を通過

9/15 6:39

北岳もガスが取れてきました😄

9/15 6:44

双児山下った辺りには携帯トイレボックス有り。携帯トイレもここで購入可能

9/15 6:46

左手に鋸岳がバッチリ

9/15 6:47

鳳凰三山のオベリスクも見え隠れ

9/15 7:01

駒津峰に登り返し😫　少し登りにくいガレ場。ここはガスがありがたい

9/15 7:03

振り返ると仙丈ヶ岳の美しい稜線😆手前は通過した双児山

9/15 7:23

ようやく駒津峰に到着！ ガスをまとったラスボスいや貴公子登場!!　ここで六合目

9/15 7:23

右には摩利支天

9/15 7:23

鳳凰三山も良く見えるようになった。後ろ遠くに富士山も！雲海がすごい

9/15 7:37

休憩してると甲斐駒ヶ岳のガスが取れる。このままガスが晴れることを期待。頂上には人が見えた

9/15 7:45

駒津峰から先は岩場が多くなってきます。1個目の鎖場⛓を下りた所すぐ、2個目の鎖場の下り。無くても下りれそうでしたが

9/15 7:53

八合目には少し広場有り休憩。山頂方面はガス…

9/15 7:54

八合目から振り返って六方石🪨写真左側を通過しましたが大きすぎて気づかず

9/15 7:56

すぐに直登とトラバースルートの分岐に到達。もちろん直登へ😁　まっすぐ岩を登ります

9/15 8:01

ここからの鎖場は写真の1箇所だけだったと思います。ルート前半の方が大きい岩を超えるため大変

9/15 8:17

山頂は真っ白のよう。右側真ん中あたりに人が見える。トラバースルート？

9/15 8:27

この辺までルート探しであまり余裕無し😅左手の岩壁を巻いて登ります

9/15 8:34

行き止まりを左に曲がってさらに登って行きます。このあたりは登りやすい

9/15 8:43

山頂見えた！ガスです😓

9/15 8:58

登頂！長野県伊那地方では”東駒ヶ岳” 標高2967m 。木曽駒ヶ岳が"西駒ヶ岳"

9/15 8:43

標識裏には”甲斐駒ヶ岳”。山梨県側の呼び方になるそうです。標識は設置されたばかりでピカピカ

9/15 8:44

立派な祠です。修験者の石碑など信仰の色濃い山頂。気温は20℃ほど

9/15 8:52

山頂は残念ながら青空が少ない… 山荘お弁当の稲荷寿司を食べつつ粘りましたが、唯一撮れたのは富士山が少しだけ(真ん中)😅

9/15 9:21

ではトラバースルートを下ります。すぐ下の駒ヶ岳神社へお参り

9/15 9:23

祀られている大国主命(おおくにぬしのみこと)の碑。すごい威厳

9/15 9:24

神社から山頂方面振り返って。分岐を左に下ります

9/15 9:25

右下の摩利支天方面に下ります。赤いプレートを頼りに。滑りやすい

9/15 9:43

摩利支天分岐に到着。このガスなので行く人がいませんがワンチャンを期待してGO！往復30分

9/15 9:44

少し下りロープ沿いにトラバースして、薄っすら見える摩利支天へ登り返します

9/15 9:52

摩利支天付近のガスが取れた！右の岩何かに見えそう🤔

9/15 9:57

摩利支天の登り始めから振り返ると、ゴツい岩肌が。右上に人が見える!?

9/15 9:57

真ん中あたり小さく人の行列が見える!トラバースルートの東側は、こんな崖になってたんですね😨岩の大きさがスゴイ

9/15 10:01

摩利支天ピークに到着！道は無さそうでこの裏から前に出てきました。ガスで眺望はゼロ…

9/15 10:29

摩利支天分岐まで戻りトラバースルートを下ります。振り返って。狭い箇所もあり

9/15 10:31

岩を見ながら下って行きます

9/15 10:30

遠くに六方石が見える😳デカい！ 近くに多くの人が見えます。あの稜線を唐津峰まで戻ります

9/15 11:21

駒津峰まで戻りました。ここから仙水峠へ下ります。正面は栗沢山

9/15 11:33

このルートでは左手に摩利支天が良く見える

9/15 11:45

右手は良い山なみ。南アルプス南部方面が見える。暑いけど☀️

9/15 11:57

仙丈ヶ岳と下に長衛小屋のテン場が小さく⛺️遠い…

9/15 11:57

正面に栗沢山と左にちょこっとアサヨ峰かな。登山道が良く見える。右奥は南アルプス南部

9/15 11:57

ここからは甲斐駒ヶ岳山頂まで見えました！右が摩利支天

9/15 12:01

雲海に浮かぶ鳳凰三山とオベリスク見納め

9/15 12:51

やっと仙水峠に到着。暑い…日陰を探して休憩。ここからゴーロを歩きます。右も左も岩だらけ

9/15 13:04

ゴーロは結構長い… 右手の駒津峰側を見上げて。しかしとてつもない数の岩😨

9/15 13:10

ジオラマの"木"に見えるのはハナゴケでしょうか。この辺りにいっぱい

9/15 13:18

ゴーロを抜けると、とても歩きやすい森の道。落ち着きます。白キノコ発見! ツヤツヤしてました

9/15 13:22

仙水小屋のテン場が見えた

9/15 13:24

仙水小屋。宿泊者以外は入れないようです。水場は登山道にあります

9/15 13:50

川沿いを下り、長衛小屋が見えたらゴールの北沢峠はもうすぐ。天気はもちました。

9/15 15:12

北沢峠からバスで戸台パークへ。臨時便が出てすぐ乗れました。無事下山。今日は鋸岳が見える

9/15 16:30

道の駅 南アルプスむら長谷で高遠棒ほうじ茶とすずらん牛乳ミックス 500円

1/5 16:48

おまけ　昨年1月 北斗市 大武川橋からの甲斐駒ヶ岳

撮影機器：

iPhone 7 Apple

感想

パケラチ

山梨・長野を巡っていると、白くて尖っているひときわ目立つ甲斐駒ヶ岳。
一般人が登頂可能な登山口 北沢峠へ行く休日の始発バスは壮絶らしい。下山後のバスリミットもプレッシャーに。3連休だとどうなるのか…ちょっと無事に行ける気がしないので、前泊(初)小屋泊で行ってきました！

土曜日最終14:20のバス予定でしたが、早く着いたため12:10発で北沢峠へ。
さすが連休？人が多くバスは補助席まで満杯。ザックは膝上に乗せて約50分ほど山道で揺られます😅テン泊装備の方が多かったです。
バス停すぐの”こもれび山荘”はとてもキレイでビックリ。60名ほど泊まれるよう。
1階の部屋は2段に分かれておりカーテンで間仕切り。2階はボードで間仕切りですが、頭側だけのようでした。天井は広くて良さそうでしたが。(部屋は指定不可)
もちろん耳栓を持参しましたが色々な音が気になり熟睡は出来ず…😥

夕食時の小屋番さんの天気・ルート情報によると、明日は曇り基調だが最悪ではない、朝早くならチャンスあるかも？とのことで期待。晴れの場合は仙水峠からをお勧め、雨・風があるようだと樹林帯の双児山経由が良いとのアドバイスありました。
夜雨が降ったようですが、朝起きると止んでいたため、少し迷いましたが眺望に有利と言われる双児山経由でヘッデンスタート。予想に反してかなり良い眺望があり、テンションが上がります😆

岩が濡れていなかったので直登ルートを進みます。先に登っていた女子ハイカーさんが下りてきて「道がありません！」と。そんなはずは？と思い進んでみると、背丈ぐらいの大きな岩に突き当り、左に岩を登っていく跡がありましたが、その先には道が無かったようです。どうやら突き当りの岩を真っ直ぐよじ登るのが正解のようでした。岩に薄っすら赤い線が見えるような…
先行者がいないため、その後もルートを探り探り進み、無事登頂！
直登ルートの表示は薄かったり無かったりなので要注意。ルートが間違っていなければそんなに危険な箇所はありませんでした。(よじ登るのが大変な箇所は有り)

山頂からの眺望はちょっと残念。下界が見たかったですが…
結局、摩利支天もガスで眺望は残念でしたが、甲斐駒ヶ岳 東側のゴツイ岩壁が見れたので良かったです。岩好きにはおすすめ。天気が心配でしたが、結果、とても良い山行となりました！