出雲市駅・陰陽分水嶺・広島駅赤線繋ぎ

2024年09月13日(金) ~ 2024年09月20日(金)

• GPS: 90:46
• 距離: 275km
• 登り: 4,661m
• 下り: 4,401m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:00
• 合計: 6:45

距離 22.1km 登り 292m 下り 203m

8:39 スタート地点
15:24 宿泊地

2日目

• 山行: 9:13
• 休憩: 0:00
• 合計: 9:13

距離 30.9km 登り 819m 下り 467m

6:07 宿泊地
15:20 宿泊地

3日目

• 山行: 0:00
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:00

距離 0m 登り 0m 下り 0m

14:33 宿泊地
14:33 宿泊地

4日目

• 山行: 11:05
• 休憩: 0:00
• 合計: 11:05

距離 78.6km 登り 1,696m 下り 1,210m

3:23 宿泊地
14:28 宿泊地

5日目

• 山行: 4:09
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:09

距離 13.5km 登り 208m 下り 138m

8:00 宿泊地
12:09 宿泊地

6日目

• 山行: 10:55
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:55

距離 39.1km 登り 689m 下り 858m

3:54 宿泊地
14:49 宿泊地

7日目

• 山行: 10:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:50

距離 38.7km 登り 615m 下り 783m

4:24 宿泊地
15:14 宿泊地

8日目

• 山行: 10:38
• 休憩: 0:00
• 合計: 10:38

距離 22.4km 登り 86m 下り 104m

3:55 宿泊地
6:23 宿泊地
14:33 ゴール地点

9日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:02
• 合計: 7:00

距離 29.7km 登り 256m 下り 637m

4:04 可部線 中島駅
8:09 広島駅
9:47 9:49 学園桟橋
11:04 似島港

1日目
8：40 出雲市駅-11：37 立久恵峡対岸-13：51 須佐川・波多川合流地点-15：24 須佐神社（宿）
2日目
6：07 宿-8：06 菅原トンネル-9：55 道の駅-12：33 入間郵便局-13：57 飯南町境-15：20 道の駅頓原（宿）
3日目
6：24 宿-9：08 R54から分離-9：31 美郷町境-11：15 九日市郵便局-13：24 浜原トンネル-14：34 粕渕（宿）
4日目
3：24 宿-6：22 川本町境-7：22 川本町役場-9：25 邑南町境-10：40 とおりみち（レストラン）-12：56 臼谷-14：29 道の駅瑞穂（宿は直ぐ近く）
5日目
8：01 宿-9：09 上田所郵便局-10：24 中三坂トンネル（北広島町境）-10：52 からしろ館-12：10 新庄学園（宿は近く）
6日目
3：54 宿-4：52 中山峠-5：48 R261分離-7：09 吉川元春館跡-8：43 峠ヶ谷-10：05 浄円寺-11：33 鶉木-12：17 安芸太田町境-14：49 加計（宿）
7日目
4：25 宿-5：41 中国自動車道交差-7：05 久日市-8：30 広島市境-9：55 大川橋詰-11：22 フレスタコムズ（スーパー）-12：34 幕ノ内トンネル-14：10 広島亀山郵便局-15：15 可部南四（宿）
8日目
3：56 宿-4：49 梅林駅傍-5：58 古市橋駅傍-6：53 祇園大橋-7：32 三篠橋-8：21 広島電鉄広島駅---路面電車---広島港---フェリーーーー学園桟橋 9：47-10：14 原爆慰霊碑-10：51 NTT電話交換局-11：07 似島港桟橋---フェリー---広島港 12：06-12：24 市営桟橋-13：03 宇品天然温泉（たっぷり休憩）16：39-17：44 広島駅南口

写真

9/13 8:48

バスタから夜行バスで出雲市駅へ

9/13 9:28

”帰ってきた”とは少し違うが、”戻ってきた”感覚がするのは不思議である。石州瓦の風景のせいだろう。

9/13 9:31

民家に限らず、寺社も石州瓦が多い。

9/13 9:34

馬木（まき）吊り橋。
コンクリートの土手でなく、雑草と雖も美しい。吊り橋も良い。惜しむらくは親柱に何か工夫が欲しい。

9/13 10:16

高度は低いが、かなりの勾配と感じたら、10％でした。神戸川と稗原川に挟まれた約1000m区間です。

9/13 11:33

まだ午前中なのに、33℃です。

9/13 11:43

暑くて対岸へ行く気力はありません。

9/13 11:43

立久恵峡。紅葉の時期に五百羅漢など石仏を見ながら遊歩道を歩きたかった。

9/13 11:48

”出雲の層雲峡”と卑下する勿れ。”日本の立久恵峡”です。

9/13 13:25

今は出雲市になった佐田町です。

9/13 13:40

須佐神社は近い！

9/13 15:17

須佐神社も宿も近いので、温泉で身を清めます。驚いたことに入浴料100円でした。一瞬、見間違えたかと思いました。先客は誰もいず、ゆっくりと静かに汗を落としました。さほど広くないが、清潔で、冷たいお茶や水も無料で、一人と思われる従業員も親切でした。

9/13 15:23

須佐神社。

9/13 15:23

須佐家が代々、守っているようです。

9/13 15:24

本殿

9/13 15:25

拝殿

9/13 15:25

神楽殿

9/13 15:28

須佐神社と向き合うように天照社があります。

9/13 15:28

弟のスサノオノミコトを見守るようにひっそりと佇んでいます。

9/13 15:30

こちらが今夜の宿です。”すさのわ”

9/13 15:48

天照大神が祀られ、大黒様の掛け軸もある神々しい部屋で、一人静かに眠りました。夜中に一大事です。両足が攣って、痛いし、立ち上がれない、転がってリュックからポカリスエットとツムラの68番を取り出し2服を少し時間をずらして飲みました。立ち上がるまでに30分くらいかかったかも。夜中に足が攣ることは、しばしば経験して驚くことはない。しかし、通常はベッドを利用しているので、立ち上げれない経験はしていない。畳で寝ていて足が攣ると大変なことが判りました。この日、以来未開封のポカリスエットか経口保水液を携行するようにしました。

9/14 6:59

朝原川。小川もなにか神々しい。

9/14 6:59

朝靄うまく撮れなかったが、昨夜の宿です。

9/14 7:05

”佐古田屋”は苗字か屋号か？
屋号ならば並列にしないだろうし、右側に位置するだろから、2世帯の苗字だろうか？

9/14 7:08

靄がかかっているが、朝の田園風景。
稲の収穫が終わった田、まだの田がなだらかな段々になっている。ここに足りないものは稲架（はさ）と農夫。
軽トラの近くに農夫がいるようだ。欲を言えばきりないが、鳥居も欲しい。日本の原風景です。

9/14 7:17

快適なはずだ。22℃！

9/14 8:03

菅原トンネル。これを越えると雲南市です。

9/14 8:13

26℃　1時間で4度も違う。

9/14 8:21

”神仏の通ひ路”の標識がたびたび出てきます。調べてみると島根県全域に拡がっています。「出雲国神仏霊場」の20社寺を巡拝するルートのようです。

9/14 8:41

一見して民家かと。明泉寺でした。

9/14 9:42

掛合（かけや）を”かけあい”と読んでいました。

9/14 9:55

道の駅発祥の地が売りのようです。

9/14 14:02

国境の地といえる飯南町に入ります。
出雲、石見、備後の3国にまたがります。

9/14 14:16

清運トンネル。ここを越えれば頓原です。

9/14 15:17

道の駅頓原に併設された宿です。宿はあまり積極的に営業していない様子でした。歩き旅で宿がなくて困っている旨を伝えて、予約した宿です。

9/15 6:30

しめなわは出雲や伊勢では製作する所を見かけるが、他所ではなかなかありません。

9/15 7:23

島根県には琴浜、琴引（琴弾）、琴枕など”琴”が付く地名を目立ちます。私の小学生の時は内掛けの名人”琴ヶ浜”が大関で活躍していました。

9/15 9:25

R54を離れて銀山街道を歩きます。

9/15 9:32

銀山街道が尾道へ繋がっているとは直感的には驚きです。三次、世羅、尾道へと繋がるようです。

9/15 9:37

美郷町に入ります。同名同字の「美郷町」は全国に3町あります。秋田県、宮崎県とこの島根県です。宮崎県の美郷まちは赤線繋ぎの未踏地です。

9/15 9:38

石見と出雲の国境の標塔です。
国境石を期待してきたが、残念ながら復元された木製です。

9/15 9:52

往時は人馬の絶えない街道とは思えない静けさです。

9/15 10:04

”酒谷語源の谷”が面白いです。国境が近いので”境の谷”が”酒谷”に転じたと思われるが、実際はどうなんでしょう。本当にお酒が流れる伝説がある谷かも。確かめに行く元気はありません。

9/15 11:10

季節には石楠花も見事なことでしょう。

9/15 11:20

伊能忠敬も宿泊したようです。

9/15 13:22

立派なトンネルです。

9/15 14:04

四日市トンネル

9/15 14:12

粕渕トンネル。これを下れば美郷町の中心地です。

9/15 14:19

粕渕トンネルの出口側には立派な洞門レリーフがありました。

9/15 14:19

インドネシア、バリ島の魔よけの神様が彫られているようです。

9/15 14:22

役場のように思えるが、役場はこの上のようです。

9/15 14:36

まさしく民泊の感じでした。月に2回？、子ども食堂をやっているようでした。

9/16 5:57

トンネルを抜ければ、夜明けだった！　　川端藤村？

9/16 6:18

地図からも消えた廃線跡に沿って歩いています。

9/16 6:29

川本町に入りました。

9/16 7:14

銀山へは行きません。宿が取れません。直進で邑南町へ向かいます。

9/16 7:22

鉄路を横切って県道が敷設されています。

9/16 7:24

今はなき旅館の屋根替え記念の旧鬼瓦と記されています。山陰、山陽に限らず、四国や九州でもこのように鬼瓦を庭に安置しているのを見かけます。少なくとも東北以北では見かけないように思う。

9/16 7:27

上の台地にホテルや病院、学校などがあるようですが、高低差があり過ぎて、殆ど見えません。

9/16 7:30

往時の面影を残し、台地の方に新しい街が開けているようです。

9/16 8:39

道の駅やコンビニがあり、少々休憩です。

9/16 9:28

ほんの一瞬、束の間に雨です。邑南町に入ります。

9/16 10:22

断魚渓が近づいている雰囲気がします。

9/16 10:25

ここが断魚渓の駐車場とすれば、前の写真が断魚渓だったようだ。

9/16 14:33

今夜の宿が見えました。

9/16 14:34

見えている2階の部屋に泊まりました。

9/17 8:28

豪邸が普通です。

9/17 9:30

清造山製鉄遺跡
出雲には森林資源と砂鉄が多くたたら製鉄が発達したようです。

9/17 10:08

中三坂トンネル。島根と広島の県境トンネルです。

9/17 10:26

北広島町に入ります。

9/17 10:55

蓮光寺

9/17 12:02

龍山八幡神社

9/17 12:13

新庄学園

9/17 12:13

昔の面影が漂う通り

9/17 12:14

広島市と浜田市のほぼ中間の山間部に私立学園があるのが不思議である。この周辺は吉川元春公が治めていて正三位追贈を記念して創立された私学である。

9/17 12:14

今夜の宿は前泊地から僅か14Kmしか離れていない。この先は加計まで宿が見つからないので、こちらを予約した。早くに到着したので、連絡したら、広島市に出かけているので、指定の部屋で待つようにしてくれた。

9/17 16:48

実際に泊まった所は、先程の場所から車で数分離れた賃貸アパートらしき建物の一室でした。

9/18 5:50

この辺り吉川元春居館跡は何か所もありました。
折から元春、隆景と四股名を貰った兄弟力士が大相撲で活躍しています。

9/18 6:10

加計まで30Kmの表示が出ました。

9/18 6:29

数輪しかさいていなかったが、やっと彼岸花が元気に咲いた。

9/18 6:42

北広島町は広い。おそらく多くの町村が合併したのだろうう。

9/18 6:52

この辺りもソバの産地のようです。

9/18 6:52

豪邸です。

9/18 6:55

石八幡神社

9/18 7:14

吉川元春居館跡

9/18 7:15

店は開店前です。

9/18 7:18

平屋の建屋が歴史館のようです。

9/18 7:21

本当に豪邸が多い。

9/18 7:31

どう考えても、無駄に広そうですが、かってはこの広さが必要だったのでしょう。

9/18 7:52

靄っているが雨は降っていません。でも急ぎ足になります。

9/18 8:48

山陰と山陽の分水嶺です。

9/18 10:49

「走行注意レベル4」の標識は初見の気がします。
広島県が管理する国道や県道（国が管理する国道や広島市が管理する県道は含みません）のうち，落石やがけ崩れの発生するおそれが高い区間を走行注意区間として公表します。最高危険レベルだが、行動基準が無いので不安感を煽るだけです。時速〇Km以下で走行、自荷重〇トン以下のみ、団体歩行禁止、などなど具体的でない。

9/18 11:39

9/18 11:39

「困難」は”通行可”と受け取れる。
「通行不可」とすべきだろう。

9/18 12:23

漸く安芸太田町に入りました。

9/18 13:05

久し振りに半鐘を見ました。

9/18 13:47

両脇の漢字をスラッと読めて、解説できると嬉しい。
「天皇の威光は全世界にゆき渡る」
「神徳は広く国に遍し」

9/18 13:49

加計家
関係がないかもしれないが、教育コングロマリットの加計学園を想い出さずにいられない。

9/18 13:54

加計地方独特の石の積み方があるようです。

9/19 6:03

難読地名です
砂が瀬（ごみがせ）

9/19 6:31

23℃。快調です。

9/19 6:59

吉ヶ瀬発電所

9/19 7:35

不要になった石州瓦がシートの重しになっています。

9/19 8:36

広島市に入りました。

9/19 12:31

幕ノ内トンネル。

9/19 15:20

本日の宿です。ルートインならぬルートワン

9/20 6:57

都会らしくなってきました。

9/20 6:57

祇園大橋です。

9/20 7:28

被爆遺跡

9/20 8:12

広島駅に着きました。広島電鉄広島駅が中々わからない。

9/20 8:21

広島電鉄と言うから地元の人は戸惑ったのかも。路面電車と言うべきだったかも。

9/20 9:15

広島港に到着です。

9/20 9:25

団体客と乗り合わせのようです。殆ど女性なので幼稚園のか小学校の遠足の様で姦しい。

9/20 9:51

似島の学園桟橋で下船します。

9/20 9:53

MOLと大きく表示されている。
商船三井の自動車輸送船だ。

9/20 9:56

我々を降ろして、似島桟橋へ向かった。

9/20 9:56

団体客の後ろをマイペースで歩く。

9/20 10:00

陸軍施設があった頃の境界石。

9/20 10:06

養老施設

9/20 10:06

あまりに遅いので少し追い越していきます。

9/20 10:07

被爆者の診療が行われていたようです。

9/20 10:07

いつまでも残ってほしい慰霊碑です。

9/20 10:09

9/20 10:09

団体客は臨海公園へ入っていきました。

9/20 10:12

宿泊施設もあるようです。

9/20 10:15

たこつぼ

9/20 10:20

こちらも原爆慰霊碑です。

9/20 11:10

荒神社

9/20 11:11

似島桟橋です。

9/20 11:38

似島を後にします。

9/20 11:52

MOLの輸送船は停泊したままです。

9/20 12:17

広島港へから広島駅へ歩いていきます。

9/20 12:26

当初は宇品島も橋を渡って行けるので、一周の計画でした。戦意喪失でパスしました。

9/20 12:30

市営桟橋。

9/20 12:33

船で金輪島へ行く予定でしたが、これも待っている間に気が変わってパスしました。夜行バスに乗る前に汗を流してスッキリしたい。温泉があることが判り、そこに行くことで、島巡りは中止となりました。

9/20 13:06

島巡りを中止して、こちらで入浴、休憩しました。

9/20 17:35

原爆慰霊碑はあちこちにあります。

9/20 17:38

広島駅です。周りの建物に埋没しています。

9/20 17:50

バス乗り場を確認して、夕食です。

撮影機器：

EX-ZR400 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

ア?ドッポ

今回の旅は出雲市駅から広島市の似島です。似島へのフェリー便の都合で、広島駅から広島港迄路面電車で移動して、帰路に広島港から広島駅まで歩き変則赤線繋ぎになりました。中国地方の赤線繋ぎもゴールが見えてきました。中国5県全105市町村のうち、赤線繋ぎ未踏地は岡山県和気町、島根県津和野町、吉賀町の3町になりました。通行止め区間もないようなので、プライオリティーを下げ、他の困難ルートを優先させたいと思う。それにしても、中国地方の山間部はおそらく昔から裕福だったと感じます。それは鉱山と森林が豊富だからかもしれない。豊かなゆえに出雲、石見、備後と分れ大きく発展できなかったのかも。