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Yamareco

記録ID: 7268886
全員に公開
ハイキング
中国

吾妻山・立烏帽子山トレッキング(吾妻山キャンプ場in/out) ※本年53回目

2024年09月23日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 島根県 広島県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:04
距離
14.3km
登り
1,141m
下り
1,141m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:40
休憩
1:24
合計
6:04
距離 14.3km 登り 1,141m 下り 1,141m
5:32
5:34
2
6:13
2
6:15
6:16
23
6:39
6:42
2
6:56
7:17
0
7:19
15
門栂
7:34
18
7:52
4
7:56
7:57
4
8:01
11
8:12
8:20
9
8:29
13
8:42
16
8:58
3
9:01
10
9:24
4
9:28
19
10:02
10:43
21
11:04
6
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
前日(9/22)、東京から新幹線で福山へ。福山からレンタカーで吾妻山キャンプ場まで乗りつけ、車中泊。
コース状況/
危険箇所等
全行程に渡り、危険箇所や迷い箇所はない。
その他周辺情報 下山後、ダブルヘッダーで日本ピラミッド(葦嶽山)へ向かったので風呂なし
3連休の中日にあたる前日(9/22)、東京から新幹線でお昼前に福山駅へ!
2024年09月22日 11:14撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 11:14
3連休の中日にあたる前日(9/22)、東京から新幹線でお昼前に福山駅へ!
まずは駅の軒下にある勝成にて広島焼き!牡蠣やら目玉焼きやらトッピングして!
2024年09月22日 11:27撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
1
9/22 11:27
まずは駅の軒下にある勝成にて広島焼き!牡蠣やら目玉焼きやらトッピングして!
続けて駅前にある福山城を見学(500円)!こちらは南面ですが、まずは天守閣まで登ります!
2024年09月22日 12:08撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
2
9/22 12:08
続けて駅前にある福山城を見学(500円)!こちらは南面ですが、まずは天守閣まで登ります!
天守閣より、福山駅を見下ろす!なんと、福山駅は福山城敷地内を通るようで、新幹線で福山駅を通過すると、福山城へ来たことになる、と。であれば、昨年末の恐羅漢山帰りに来てました(笑)。
2024年09月22日 12:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 12:35
天守閣より、福山駅を見下ろす!なんと、福山駅は福山城敷地内を通るようで、新幹線で福山駅を通過すると、福山城へ来たことになる、と。であれば、昨年末の恐羅漢山帰りに来てました(笑)。
城内展示で知ったのですが、北面を覆う黒い鉄板張りは他の城に類例がないと!
2024年09月22日 12:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/22 12:55
城内展示で知ったのですが、北面を覆う黒い鉄板張りは他の城に類例がないと!
福山城の北面を見るため、反対側の下まで行ってみました!
2024年09月22日 13:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/22 13:04
福山城の北面を見るため、反対側の下まで行ってみました!
ここからDay1(翌9/23)。
飲料1L込で4.4kgの荷を背負い、首に扇風機を掛けながら、トレランシューズ(スポルティバ_Akasha|310g×2)でアタック!道中、大膳原キャンプ場で0.5L給水予定!
2024年09月23日 04:46撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 4:46
ここからDay1(翌9/23)。
飲料1L込で4.4kgの荷を背負い、首に扇風機を掛けながら、トレランシューズ(スポルティバ_Akasha|310g×2)でアタック!道中、大膳原キャンプ場で0.5L給水予定!
晴れ予報なのに小雨の中を歩くこと25分、比婆山地の一角であり、三百名山指定の吾妻山へ。ご来光待ちのはずが、淡々と通過することを即決(この時点では復路で再来する予定はなかった)
2024年09月23日 05:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 5:32
晴れ予報なのに小雨の中を歩くこと25分、比婆山地の一角であり、三百名山指定の吾妻山へ。ご来光待ちのはずが、淡々と通過することを即決(この時点では復路で再来する予定はなかった)
鞍部となる大膳原近傍まで下りてくると、今度は濡れ濡れの笹ヤブ漕ぎ。下半身+靴は相応に濡れます・・・。
2024年09月23日 05:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 5:55
鞍部となる大膳原近傍まで下りてくると、今度は濡れ濡れの笹ヤブ漕ぎ。下半身+靴は相応に濡れます・・・。
失意の中、給水のため、大膳原キャンプ場へ立ち寄ります!
2024年09月23日 05:57撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 5:57
失意の中、給水のため、大膳原キャンプ場へ立ち寄ります!
吾妻山直下で3名とすれ違いましたが、その方々のテントがありました!(復路の吾妻山へ向かう際も御三方と再度すれ違いました♪)
2024年09月23日 05:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 5:59
吾妻山直下で3名とすれ違いましたが、その方々のテントがありました!(復路の吾妻山へ向かう際も御三方と再度すれ違いました♪)
キャンプ場の水道が出ずに焦りますが、奥に水が出てました!
2024年09月23日 06:04撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 6:04
キャンプ場の水道が出ずに焦りますが、奥に水が出てました!
大膳原キャンプ場への立ち寄りを含め、吾妻山より霧模様の樹林帯等を1時間弱歩いて烏帽子山へ!眺望は天候によらず無いロケで、中々探しづらい場所に山頂碑がありました。
2024年09月23日 06:40撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
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9/23 6:40
大膳原キャンプ場への立ち寄りを含め、吾妻山より霧模様の樹林帯等を1時間弱歩いて烏帽子山へ!眺望は天候によらず無いロケで、中々探しづらい場所に山頂碑がありました。
「御陵」なる標識前を通過。何もなく、感動もない。
2024年09月23日 06:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 6:55
「御陵」なる標識前を通過。何もなく、感動もない。
烏帽子山から14分、吾妻山からだと1時間10分ほどで比婆山地の主峰・比婆山へ!樹林に覆われ、眺望はありません。
2024年09月23日 07:02撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/23 7:02
烏帽子山から14分、吾妻山からだと1時間10分ほどで比婆山地の主峰・比婆山へ!樹林に覆われ、眺望はありません。
比婆山にいる間、徐々に雲が掃け始めます!予報通り晴れてくれ!
2024年09月23日 07:03撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 7:03
比婆山にいる間、徐々に雲が掃け始めます!予報通り晴れてくれ!
比婆山から縦走を再開すると、念願の青空が見えてきました!
2024年09月23日 07:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 7:28
比婆山から縦走を再開すると、念願の青空が見えてきました!
比婆山より下り続けて一旦鞍部へ。「越原越」と書いて「おっぱらごえ」と読むそうです。へぇー!ここから登りに切り替わります!
2024年09月23日 07:34撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 7:34
比婆山より下り続けて一旦鞍部へ。「越原越」と書いて「おっぱらごえ」と読むそうです。へぇー!ここから登りに切り替わります!
道中振り返ると、右に比婆山、左に吾妻山がスッキリ見えてます!感動!
2024年09月23日 07:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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9/23 7:48
道中振り返ると、右に比婆山、左に吾妻山がスッキリ見えてます!感動!
こちらは比婆山!山頂の樹林だけ背が高いんですね!
2024年09月23日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 7:49
こちらは比婆山!山頂の樹林だけ背が高いんですね!
こちら吾妻山!周囲より一段高く尖っているんですね!
2024年09月23日 07:49撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 7:49
こちら吾妻山!周囲より一段高く尖っているんですね!
そして、池ノ段へ。奥が比婆山地最高峰の立烏帽子山です!
2024年09月23日 07:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 7:52
そして、池ノ段へ。奥が比婆山地最高峰の立烏帽子山です!
池ノ段の山頂碑がある場所から数分歩いた場所に本当の池ノ段(山頂)があります。ヤマレコでは池ノ段南陵と出るようですが。
2024年09月23日 07:57撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 7:57
池ノ段の山頂碑がある場所から数分歩いた場所に本当の池ノ段(山頂)があります。ヤマレコでは池ノ段南陵と出るようですが。
大膳原をはじめ、随所で見かけた特徴的なお花、ヤマラッキョウ!
2024年09月23日 07:58撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 7:58
大膳原をはじめ、随所で見かけた特徴的なお花、ヤマラッキョウ!
比婆山から46分、吾妻山から2時間弱、入山から2時間半で、比婆山地最高峰の立烏帽子山(1299m)へ登頂!池ノ段以降、太陽が再び雲隠れしちゃいましたが、本日の折返し地点!
2024年09月23日 08:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
1
9/23 8:12
比婆山から46分、吾妻山から2時間弱、入山から2時間半で、比婆山地最高峰の立烏帽子山(1299m)へ登頂!池ノ段以降、太陽が再び雲隠れしちゃいましたが、本日の折返し地点!
先端に水滴をまとったホツツジ!
2024年09月23日 08:25撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 8:25
先端に水滴をまとったホツツジ!
山域に広く咲いていたアキチョウジ!
2024年09月23日 08:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 8:47
山域に広く咲いていたアキチョウジ!
イチイの巨木を通過!
2024年09月23日 08:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 8:59
イチイの巨木を通過!
復路の比婆山を通過。本当はここから比婆古道ルートで下山予定でしたが、どうしてもこの山域来訪の最大の目的であった三百名山・吾妻山からの眺望を得たく、往路と同じ道を戻り、吾妻山へ再アタックをかけることに!晴れてくれ!
2024年09月23日 09:01撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 9:01
復路の比婆山を通過。本当はここから比婆古道ルートで下山予定でしたが、どうしてもこの山域来訪の最大の目的であった三百名山・吾妻山からの眺望を得たく、往路と同じ道を戻り、吾妻山へ再アタックをかけることに!晴れてくれ!
大膳原まで戻ってくると、雲が多いものの、吾妻山が初めて見えた!
2024年09月23日 09:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 9:28
大膳原まで戻ってくると、雲が多いものの、吾妻山が初めて見えた!
いざ、三百名山・吾妻山Again!
2024年09月23日 09:32撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 9:32
いざ、三百名山・吾妻山Again!
水滴まとったツリガネニンジン!
2024年09月23日 09:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 9:41
水滴まとったツリガネニンジン!
立烏帽子山から1時間40分、三百名山275座目(百名山100座&二百名山100座含む)となる吾妻山へ戻ってきました!雲が多いものの、眼下の眺望が見えるほどに天候が急回復!
2024年09月23日 10:18撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 10:18
立烏帽子山から1時間40分、三百名山275座目(百名山100座&二百名山100座含む)となる吾妻山へ戻ってきました!雲が多いものの、眼下の眺望が見えるほどに天候が急回復!
待つこと30分弱、ついに雲が掃け、太陽が現れ、青空も出始めます!晴天時登頂を求めて遥々山陽までやってきた執念の勝利!
2024年09月23日 10:31撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 10:31
待つこと30分弱、ついに雲が掃け、太陽が現れ、青空も出始めます!晴天時登頂を求めて遥々山陽までやってきた執念の勝利!
北側の島根・鳥取側を一望!右奥には・・・
2024年09月23日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 10:39
北側の島根・鳥取側を一望!右奥には・・・
伯耆大山も見え始めます!(山頂部は滞在中に見えませんでした)
2024年09月23日 10:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 10:39
伯耆大山も見え始めます!(山頂部は滞在中に見えませんでした)
東〜南東方面には縦走してきた比婆山地の山々が一望!
2024年09月23日 10:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 10:41
東〜南東方面には縦走してきた比婆山地の山々が一望!
平らな池ノ段!
2024年09月23日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 10:41
平らな池ノ段!
比婆山地の最高峰・立烏帽子山!
2024年09月23日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 10:41
比婆山地の最高峰・立烏帽子山!
比婆山地の主峰・比婆山!
2024年09月23日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 10:41
比婆山地の主峰・比婆山!
吾妻山から一番近い小ピーク、烏帽子山!
2024年09月23日 10:41撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 10:41
吾妻山から一番近い小ピーク、烏帽子山!
眼下には大膳原!左が烏帽子山、右奥が比婆山!見るからに森林で、大膳原以降は、実際に眺望は全然ありません。
2024年09月23日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 10:42
眼下には大膳原!左が烏帽子山、右奥が比婆山!見るからに森林で、大膳原以降は、実際に眺望は全然ありません。
朝は小雨の中黙々と歩いた広場を、青空の下、お花を愛でながら下山!総勢50名超とすれ違うほど人気山域のようです!
2024年09月23日 10:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 10:58
朝は小雨の中黙々と歩いた広場を、青空の下、お花を愛でながら下山!総勢50名超とすれ違うほど人気山域のようです!
吾妻山から25分、折返し地点の立烏帽子山から2時間5分、トータル4時間40分ほどで登山口となった吾妻山キャンプ場駐車場まで下山!最終的には天候に恵まれてよかった!!
2024年09月23日 11:17撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 11:17
吾妻山から25分、折返し地点の立烏帽子山から2時間5分、トータル4時間40分ほどで登山口となった吾妻山キャンプ場駐車場まで下山!最終的には天候に恵まれてよかった!!
麓を走行中、振り返ると田んぼ越しに吾妻山が!
2024年09月23日 11:45撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 11:45
麓を走行中、振り返ると田んぼ越しに吾妻山が!
ドッシリした山容の三百名山・吾妻山!
2024年09月23日 11:46撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 11:46
ドッシリした山容の三百名山・吾妻山!
撮影地付近には、赤、青、黄の小花が競演!
2024年09月23日 11:47撮影 by  Canon PowerShot SX740 HS, Canon
9/23 11:47
撮影地付近には、赤、青、黄の小花が競演!
道中、この山域を一言で表す駅へ立ち寄り!
2024年09月23日 15:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 15:26
道中、この山域を一言で表す駅へ立ち寄り!
1日に電車の往来は4〜5本。地域の大事な足なんでしょう、きっと。
2024年09月23日 15:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
9/23 15:27
1日に電車の往来は4〜5本。地域の大事な足なんでしょう、きっと。

感想

(山陽Day1-1)
着々と進む三百名山の新規攻略(カウントアップ)。西日本方面で東京から一番遠い山は、直線距離で約620kmある広島/島根を分かつ比婆山地の吾妻山。(最遠は北海道のオプタテシケ山で直線距離で約900km)

3連休の初日(9/21)は仕事で、代わりに9/24を休みとしたので、世の中とは1日ずらした3連休。天気予報とにらめっこした結果、今回の行き先は山陽とし、吾妻山と道後山の晴天時登頂を目論みます!

広島入りは、昨年末に広島/島根両県の最高峰たる恐羅漢山に登って以来で、まずは登山前日(9/22)に新幹線で福山入り。特に観光とか計画していませんでしたが、駅前に福山城があるので、サクッと登城?してきました。新幹線の福山駅は福山城敷地内を横切っており、新幹線で福山駅を通過すると、福山城へ来たことになる、という解説を聞き、昨年末の恐羅漢山帰りに、本人の自覚のないまま福山城へ来ていたことを知りました(笑)。

さておき、本来は晴れ予報の中、吾妻山でご来光を仰ぐ予定でしたが、前夜〜当日朝にかけて登山口となった吾妻山キャンプ場駐車場内も突風が吹きすさび、ハイトワゴンゆえに時折横揺れし、車中泊での睡眠にはかなり不適な気候。時折小雨も混じり、およそ登山日和とは言えない陽気で朝を迎えますが、登るうちに晴れると信じてスタート!

が、雲が掃けるどころか、霧・小雨模様で進むほどに悪化している感じ。25分ほどで待望の三百名山・吾妻山へ登頂するも、感動ゼロ。全くご来光待ちの気分にならず、数分の滞在で即通過。計画では周回登山とするため、吾妻山への再来予定はありませんでしたが、心の中で「天候見合いでは復路で再チャレンジ」を決意し、失意のまま縦走再開!

下山開始早々、日の出時刻目前でヘッデン点けた3人組とスライドし、そのまま大膳原キャンプ場へ寄り道すると、テントが3張りあったので、「やっぱりな」と納得。大膳原で水を補給し、濡れ濡れの笹ヤブを一部漕いで烏帽子山へ。その後は比婆山地の主峰・比婆山へ。比婆山で菓子パンを食していると、徐々に太陽が見え始め、比婆山から縦走を再開すると、祈りが通じたのか、池ノ段手前で見事に青空が現れました!比婆山や吾妻山、これから向かう立烏帽子山がドーンと眼前に見え、「これぞ縦走登山の醍醐味!」と意気揚々に。池ノ段の本当の山頂をピストン後に、立烏帽子山へ向かい始めると再び太陽が隠れてしまいましたが。本日の折返し地点となる比婆山地最高峰の立烏帽子山(1299m)へは、吾妻山から2時間弱、入山から2時間半での到着となりました!

復路の池ノ段では比婆山も吾妻山も再び分厚い雲に覆われていましたが、まずは比婆山まで戻ります。計画では比婆山から南西方面の比婆古道ルートで下山し周回予定でしたが、予報通り晴れるワンチャンに賭けて、往路を戻る形でのピストン山行に切り替えます。道中、朝にスライドした3名とも再スライドして短い会話を交わし、大膳原まで到達すると、まだ雲が多いものの、この日初めて吾妻山が見え、かつ振り返ると立烏帽子山も見えました!

そのままハイペースで吾妻山まで向かい、立烏帽子山から歩くこと1時間40分、三百名山275座目(百名山100座&二百名山100座含む)となる吾妻山へカムバック!再登頂時はまだまだ雲多めでしたが、眼下の眺望が南側(広島県側)も、北側(島根県/鳥取県側)も見え始めており、天候回復は時間の問題と判断し、早ランチを食べながらステイタイムに。

そして待つこと30分弱、ついに太陽が現れ、青空も現れ、踏破してきた比婆山地の山々(烏帽子山〜比婆山〜池ノ段〜立烏帽子山)に加え、念願の伯耆大山も見渡せるほどに天候が急回復。比婆山から吾妻山まで戻ることにした判断が吉と出ました!遥々東京より、吾妻山を目掛けて600km以上の距離を詰めてきたので、晴天時登頂を果たせて感無量です♪。

最終的には吾妻山から25分、折返し地点の立烏帽子山から2時間5分、トータル4時間40分ほどで吾妻山キャンプ場駐車場まで帰還となり、下山時刻は11時過ぎ。だいぶ予定より巻いたので、前日の道中で見た刺激的な名称の山、日本ピラミッド(葦嶽山)へダブルヘッダーで向かうことにしちゃいました(笑)。

Day1-2 日本ピラミッド(葦嶽山)へ続く!)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-7271544.html

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