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Yamareco

記録ID: 7272265
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

皇海山

2024年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
12:10
距離
22.1km
登り
2,680m
下り
2,682m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:22
休憩
0:48
合計
12:10
2:56
38
銀山平駐車場
3:34
16
3:50
66
4:56
5:07
72
6:19
3
6:22
8
6:30
16
6:46
6
6:52
19
7:11
7:21
5
7:26
32
7:58
8:13
25
8:38
8:43
46
9:29
9:34
24
9:58
31
10:29
44
11:13
10
11:23
11:25
193
14:38
28
15:06
銀山平駐車場
天候 午前:快晴 午後:ガス→雨
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■銀山平駐車場
午前3時頃で5-6台でしたが、下山時には15台ほど駐車していました
増えた分はキャンプ場か”足尾の宿 かじか”に宿泊されていた方でしょうか?
コース状況/
危険箇所等
■駐車場-一の鳥居
林道を歩きます。往路は日の出前でヘッドランプを頼りに歩くことになります。がけ崩れや深い泥濘がありますので周囲も確認できる明るいヘッドランプがお勧めです。
林道には鹿・猿・狸等がでます。(熊は?)
暗闇に2つの光る眼をあちこちで見かけました。

■一の鳥居から登山道です
登山道の標識は反射するので暗闇でも進むべき方向が分かりやすいです
逆に下山時は標識が見えにくくなり登るときと雰囲気が全く異なるので却って注意が必要かもしれません。

■庚申山-鋸山
皇海山を目指される方はそれなりの技術・経験を積まれているので問題ないと思いますが、経験・技術・観察力・判断力・対応力、そして体力と総合力を必要とするコースです。最低でも三点確保(三点支持)ができないと厳しいです。
歩いてみてここを下山するのは体力・筋力的に厳しいを感じました。

■六林班峠前後の笹藪漕ぎ
鋸山〜六林班峠の中間辺りから笹藪漕ぎが始まり、峠の先は15分程度(目安)で終わります。その先も部分的には漕ぎますがすぐに終わります。
今年は刈払いがされていないとのことです。
峠の先は笹藪漕ぎよりも笹の長い幹(葉がない)がなぎ倒されている状態で非常に滑りやすく登山道を見失いやすいですので注意。

登山道は何となく登山道の部分が凹んでいるのでわかります。それと木に付けられた標識をが目安として進む方位を探します。
気を付ける必要があるのは「倒木」と「木の根っこ」
かなり太い倒木もあり脛の打撲と向こう側の段差が大きいので注意。木の根っこも滑りやすく打撲の可能性大です。

■水場
庚申山荘と六林班峠先の沢水(数か所)
因みに私は3.5L消費しました。(消費する方です)
気温が10℃程度、風も涼しかったのでこれで済みましたが、暑かったら足りなかったかも。
その他周辺情報 ■庚申の湯(足尾の宿 かじかの日帰り入浴) \800
入浴時間 11:00〜15:00 14:30(最終受付)
皇海山に登られる方は健脚でないと間に合いません

■最後のお店情報:関越道・桐生方面から来られる方へ
.灰鵐咼法紛篁格燭剖瓩そ隋
ヤマザキショップ 草木ドライブイン店(9時-16時)
ファミリーマート 日野屋黒保根店(24H)(道の駅 くろほね やまびこの隣)
セブンイレブン 群馬みどり北店

▲后璽僉
フジマート 大間々店(9-22時)
ベイシア 大間々店(9-20時)
「足尾の宿 かじか」玄関前の標識
駐車場はこの先
2024年09月22日 15:25撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/22 15:25
「足尾の宿 かじか」玄関前の標識
駐車場はこの先
駐車場
2024年09月22日 15:32撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/22 15:32
駐車場
駐車場
陽が落ちてから来られるとわかりくいですが、道路の先にもう一つ駐車場があります
2024年09月22日 15:35撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/22 15:35
駐車場
陽が落ちてから来られるとわかりくいですが、道路の先にもう一つ駐車場があります
ライトで照らすと目立つような標識が多かった
2024年09月23日 03:44撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 3:44
ライトで照らすと目立つような標識が多かった
林道はここまで
2024年09月23日 03:45撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 3:45
林道はここまで
登山道標識 光が当たるとこのように光ります
2024年09月23日 04:07撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 4:07
登山道標識 光が当たるとこのように光ります
庚申山荘 ここで朝食をとりました
日の出前で何となくぼんやり明るくなってきたかなという程度
2024年09月23日 04:44撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 4:44
庚申山荘 ここで朝食をとりました
日の出前で何となくぼんやり明るくなってきたかなという程度
5時を過ぎるとヘッドランプは必要なくなりました
2024年09月23日 05:13撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 5:13
5時を過ぎるとヘッドランプは必要なくなりました
分かりにくいですが一番下の段が登山道です
2024年09月23日 05:14撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 5:14
分かりにくいですが一番下の段が登山道です
ようやく日の出
2024年09月23日 05:25撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 5:25
ようやく日の出
南方面
2024年09月23日 05:26撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 5:26
南方面
この岩をくぐらないと先に進めません
2024年09月23日 05:35撮影 by  Canon IXY 190, Canon
1
9/23 5:35
この岩をくぐらないと先に進めません
2024年09月23日 05:36撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 5:36
お山巡りコースは通行止め
2024年09月23日 05:36撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 5:36
お山巡りコースは通行止め
2024年09月23日 05:38撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 5:38
庚申山山頂
2024年09月23日 06:06撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 6:06
庚申山山頂
あれが皇海山?
2024年09月23日 06:20撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 6:20
あれが皇海山?
小さなピークが連続します
2024年09月23日 06:27撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 6:27
小さなピークが連続します
2024年09月23日 06:41撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 6:41
2024年09月23日 06:50撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 6:50
2024年09月23日 06:53撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 6:53
2024年09月23日 07:10撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:10
2024年09月23日 07:24撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:24
皇海山 空は皇海ブルーというそうです
奥は日光連山
2024年09月23日 07:24撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:24
皇海山 空は皇海ブルーというそうです
奥は日光連山
皇海山に行く前にあの鋸山に行かなくては
この先のこぎりの歯が大きく鋭く尖ってきます
2024年09月23日 07:24撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:24
皇海山に行く前にあの鋸山に行かなくては
この先のこぎりの歯が大きく鋭く尖ってきます
蔵王岳の下り 幣紊ら)
2024年09月23日 07:30撮影 by  Canon IXY 190, Canon
1
9/23 7:30
蔵王岳の下り 幣紊ら)
蔵王岳の下り◆焚爾ら)
2024年09月23日 07:33撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:33
蔵王岳の下り◆焚爾ら)
馬の背?茶色の右端を登ります
2024年09月23日 07:44撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:44
馬の背?茶色の右端を登ります
来た道を振り返る
2024年09月23日 07:46撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:46
来た道を振り返る
鋸山山頂
ここから一気に100mほど下ります
2024年09月23日 07:56撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:56
鋸山山頂
ここから一気に100mほど下ります
鋸山山頂
2024年09月23日 07:56撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:56
鋸山山頂
鋸山山頂
西〜北の山々が見渡せました
2024年09月23日 07:57撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:57
鋸山山頂
西〜北の山々が見渡せました
鋸山山頂 日光方面
2024年09月23日 07:59撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 7:59
鋸山山頂 日光方面
鋸山山頂 武尊山
2024年09月23日 08:02撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 8:02
鋸山山頂 武尊山
不動沢のコル
林道が通行止めでなければここから登れたのに
2024年09月23日 08:33撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 8:33
不動沢のコル
林道が通行止めでなければここから登れたのに
皇海山 360度のパノラマは望めません
2024年09月23日 09:20撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 9:20
皇海山 360度のパノラマは望めません
皇海山
2024年09月23日 09:21撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 9:21
皇海山
笹藪漕ぎ中 首から上が出ている感じ
何となく凹んでいる所が登山道
葉が被っているだけで足元はスッキリしています
2024年09月23日 11:16撮影 by  Canon IXY 190, Canon
1
9/23 11:16
笹藪漕ぎ中 首から上が出ている感じ
何となく凹んでいる所が登山道
葉が被っているだけで足元はスッキリしています
六林班峠
ここで左手前に折れる
2024年09月23日 11:21撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 11:21
六林班峠
ここで左手前に折れる
六林班峠から来た道を振り返る
黄色の矢印標識(左)やひし形の標識(中央奥)が目印
2024年09月23日 11:23撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 11:23
六林班峠から来た道を振り返る
黄色の矢印標識(左)やひし形の標識(中央奥)が目印
下りはしばらくこのような感じ 滑ります
登山道から外れやすいので注意 おかしいと思ったら引き返す
2024年09月23日 11:24撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 11:24
下りはしばらくこのような感じ 滑ります
登山道から外れやすいので注意 おかしいと思ったら引き返す
右上が六林班峠に向かう尾根
中央上から手前が登山道
この辺りは笹は高くはないですが足元が悪い
2024年09月23日 11:32撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 11:32
右上が六林班峠に向かう尾根
中央上から手前が登山道
この辺りは笹は高くはないですが足元が悪い
笹藪漕ぎは一旦終了 この後は部分的
2024年09月23日 11:32撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 11:32
笹藪漕ぎは一旦終了 この後は部分的
沢が数本
2024年09月23日 11:36撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 11:36
沢が数本
2024年09月23日 12:23撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 12:23
樺平(かばへい) 庚申山荘まで30分ほど
2024年09月23日 12:52撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 12:52
樺平(かばへい) 庚申山荘まで30分ほど
庚申山荘に戻りました 右手前が水場
2024年09月23日 13:32撮影 by  Canon IXY 190, Canon
9/23 13:32
庚申山荘に戻りました 右手前が水場
撮影機器:

感想

当初予定の朝日連峰縦走が台風14号の影響でキャンセルせざるを得ず、代わりに天気のよさそうな山を探していて見つけました。以前から気になっていたお山でした。

前日は赤城山を一登りし、ゆっくりと移動、まだ明るい15時半頃に駐車場に到着し車中泊。暗くなってから数台到着。

日の出が5時半頃→庚申山荘でライトを必要としない=3時出発としました。
空にはオリオン座が輝いているなか、アプリで位置を確認しながら真っ暗な林道を進みます。崖崩れで道路がふさがれている所を乗り越え、柔らかい泥で靴が沈むのも気にせず進みましたが、林道の奥から光る2つの目がこちらにまっすぐ走ってきたのには驚いて声を上げてしまいました。
姿はわからず目だけがキラリ!大きさから狸?のようでしたが、その後ろにももう1匹。
更に進むと山の斜面にも二つの目がキラリ。鹿のようです。その前後にもロックオンされているような目が分かりました。

一の鳥居から登山道が始まります。
鳥居を抜けて階段状の道を進むと反射する標識が見え、進む方向が分かります。標識間は一定ではないですが、迷いそうになると光っているのが見えるので安心です。
ほんのり明るくなってきた庚申山荘前のベンチで朝食をとり、庚申山に向けて出発。
激しく楽しい登りです。何度かルートロスし元の道に戻りました。不明瞭な道・梯子・鎖を繰り返しましたが、濡れていると滑りそうで怖いですね。

庚申山山頂から先はピークの上り下りの繰り返し。
と思っていたら急に垂直を下りる。ここが渋滞ポイントらしいです。下りている途中に「蔵王岳」の標識。
その先も鋭い歯のようなところを上り下りの繰り返しでようやく鋸岳山頂。
快晴で空は青く眺めが素晴らしいです。これを「皇海ブルー」というそうです。
鋸岳山頂直下はロープを使う急斜面で100mほど下ります。もったいない・・・
ロープ場を過ぎれば普通の登山道。不動沢のコルまで下ったら300m弱を登り返して勾配が緩くなったら皇海山山頂に到着。やっと着いた!って感じでした。
眺望はあまりなく、鋸岳の方がよいです。

帰りも長いので一休みしたら下山。と言っても鋸岳を130m登り返さないといけなく、その先は噂に聞く「笹藪漕ぎ」が待っています。
当初、笹は背丈が低かったのですが、徐々に高くなっていきます。
掻き分けは素手でもよいのですが、足元に太い倒木や滑る木の根っこがあり、足元を注意しないと脛を打撲したり転倒するので、私はトレッキングポールを使い足元を確認しながら進みました。
笹が低くなったのは女山山頂付近と六林班峠だけで、あとは漕いで漕いで漕ぎまくり。

六林班峠から先は登山道を倒れた笹が被っていてよく滑ります。登山道自体もわかりにくいので道から外れやすいです。私も一度道を外れ、おかしいと思ってアプリを確認し引き返しました。登山道は下には向かわず横に進むのでおかしいと思ったら引き返すことが肝心です。

そこから先は2時間程度ひたすら進みます。樺平(かばへい)から先は緩い登りになりますが、ずっと歩いてきて疲れているのでかなり堪えました。
庚申山荘から先は登りは真っ暗でしたので初めて見る景色です。暗い方が道が分かりやすかったような気がします。
そのころからポツポツと降り始め、一の鳥居の手前で急に本降り。しばらくすると雨脚は弱くなりましたが、ほぼ下山していたので助かりました。

駐車場に戻ると15台ほど駐車していました。前日に見た車もありましたので、キャンプ場か宿に泊まっていたのではないかと思われます。
ロングコースでしたので時間との勝負で、体力がないと厳しいルートでした。庚申山荘が再開されるまで待つことも考えましたが、それまで体力を維持できるか不安の方が強く今回来ることができてよかったです。

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