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Yamareco

記録ID: 7273326
全員に公開
ハイキング
近畿

猪子山〜繖山〜安土山

2024年09月23日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:22
距離
14.0km
登り
756m
下り
760m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:33
休憩
0:49
合計
4:22
距離 14.0km 登り 756m 下り 760m
11:52
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0
12:19
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4
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15:43
11
16:13
観音正寺にお詣り。安土山は解説板などを読みながら廻ったのでゆっくり目。安土山は南西の神社のある階段から降りられたら駅が近いのですが、出入り口は大手門跡の1か所だけ。
天候 晴れ。昨日から涼しくなった。
過去天気図(気象庁) 2024年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き)
JR琵琶湖線・能登川駅
帰り)
JR琵琶湖線・安土駅
コース状況/
危険箇所等
危険箇所なし。
猪子山の地獄越までは特によく整備されています。その後もよく整備されていますが多少岩や急坂、細道があり歩きやすさは一段落ちる印象。繖山最高点から観音正寺の周回路は、急斜面につけられた細道だったり藪が濃かったりとお寺詣りのついでに散策するには厳しい感じで割とワイルドでしたが、ハイカーなら特に問題ないかと。安土山は石段の一段が大きく今日一番疲れました。
安土山から交叉点で左折するまでの県道は歩道がなく交通量も多いです。注意。
その他周辺情報 西国三十三所第32番札所・観音正寺(拝観料500円)、安土城跡(700円)。
安土城跡の麓に資料館とお土産物屋と茶店。他、周辺に安土城関係の資料館や博物館があります。
能登川駅。外側は工事中でしたが、内装の木の柱とアーチが洒落てますね。
2024年09月23日 11:50撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 11:50
能登川駅。外側は工事中でしたが、内装の木の柱とアーチが洒落てますね。
岩船神社。岩船は見忘れました…
2024年09月23日 12:04撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 12:04
岩船神社。岩船は見忘れました…
琵琶湖の向こうに比良山地と野坂山地。中央の峠の右に武奈ヶ嶽 (865m)、三重嶽 (973m)、左リトル比良の北端の奥に蛇谷ヶ峰 (901m) が見えてます。
2024年09月23日 12:10撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 12:10
琵琶湖の向こうに比良山地と野坂山地。中央の峠の右に武奈ヶ嶽 (865m)、三重嶽 (973m)、左リトル比良の北端の奥に蛇谷ヶ峰 (901m) が見えてます。
猪子山頂上は登山道上にある小さなピーク。
2024年09月23日 12:15撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 12:15
猪子山頂上は登山道上にある小さなピーク。
四等三角点「上山」(267.54m)
2024年09月23日 12:15撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 12:15
四等三角点「上山」(267.54m)
ピークから少し下ったところにある北向岩屋十一面観音の境内から眺める琵琶湖方面。猪子山タカの渡り調査グループがバードウォッチング中で大勢いました。
2024年09月23日 12:17撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 12:17
ピークから少し下ったところにある北向岩屋十一面観音の境内から眺める琵琶湖方面。猪子山タカの渡り調査グループがバードウォッチング中で大勢いました。
東側、鈴鹿山脈方面。右から1/3くらいに綿向山。そこから左に雨乞岳、日本コバ、左端で見切れてるのは御池岳?
2024年09月23日 12:20撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 12:20
東側、鈴鹿山脈方面。右から1/3くらいに綿向山。そこから左に雨乞岳、日本コバ、左端で見切れてるのは御池岳?
雨宮龍神社。欄間や扉の彫刻が立派。
2024年09月23日 12:57撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 12:57
雨宮龍神社。欄間や扉の彫刻が立派。
山門?越しに琵琶湖が見えてなかなかのナイスビュー。
2024年09月23日 12:58撮影 by  SH-54D, SHARP
9/23 12:58
山門?越しに琵琶湖が見えてなかなかのナイスビュー。
左にちょっと禿げた伊吹山、右に霊仙山。どっちも今行きにくいですね…早く復旧するといいな。
2024年09月23日 13:10撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:10
左にちょっと禿げた伊吹山、右に霊仙山。どっちも今行きにくいですね…早く復旧するといいな。
歩きやすい尾根道。気の早い紅葉が青空に映えます。
2024年09月23日 13:18撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:18
歩きやすい尾根道。気の早い紅葉が青空に映えます。
尾根道のところどころに展望スポットがあります。ここは大岩の上。西側、手前から安土山、西の湖、長命寺山。
2024年09月23日 13:23撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:23
尾根道のところどころに展望スポットがあります。ここは大岩の上。西側、手前から安土山、西の湖、長命寺山。
北側、手前に猪子山、奥に野坂山地、右奥に伊吹山。左手前の川みたいな湖みたいなのは伊庭内湖といって水のレジャーや野鳥が楽しめるそう。
2024年09月23日 13:23撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:23
北側、手前に猪子山、奥に野坂山地、右奥に伊吹山。左手前の川みたいな湖みたいなのは伊庭内湖といって水のレジャーや野鳥が楽しめるそう。
二等三角点「繖山」(432.57m)
2024年09月23日 13:32撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:32
二等三角点「繖山」(432.57m)
ねずみ岩。寄り道する予定はなかったのですが、岩船を見逃したので代わりに立ち寄ってみました。どこがネズミかよく解らない…
2024年09月23日 13:50撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:50
ねずみ岩。寄り道する予定はなかったのですが、岩船を見逃したので代わりに立ち寄ってみました。どこがネズミかよく解らない…
南側、正面奥に飯道山、右に阿星山。あの辺の湖南の山は東海自然歩道で素通りしただけなのでそのうち登ってみたい。
2024年09月23日 13:51撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:51
南側、正面奥に飯道山、右に阿星山。あの辺の湖南の山は東海自然歩道で素通りしただけなのでそのうち登ってみたい。
観音正寺。こんな山の上に立派なお寺だなあと思ったら西国三十三所の32番札所でした。
2024年09月23日 13:53撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:53
観音正寺。こんな山の上に立派なお寺だなあと思ったら西国三十三所の32番札所でした。
一目で判る三上山。
2024年09月23日 13:58撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 13:58
一目で判る三上山。
この岩山は積み上げたのかな…かなり大変そうに思えますが。
2024年09月23日 14:00撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 14:00
この岩山は積み上げたのかな…かなり大変そうに思えますが。
こんな低い山の上までトンボが降りてきていました。ようやく秋ですね。
2024年09月23日 14:09撮影 by  SH-54D, SHARP
9/23 14:09
こんな低い山の上までトンボが降りてきていました。ようやく秋ですね。
ふたたび繖山頂上に戻ってきました。
2024年09月23日 14:20撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 14:20
ふたたび繖山頂上に戻ってきました。
西の湖の全景が綺麗に見えます。長命寺山の右の鞍部の向こうに沖島。
2024年09月23日 14:23撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 14:23
西の湖の全景が綺麗に見えます。長命寺山の右の鞍部の向こうに沖島。
安土山と安土城址。山としては低いですが石段が大きく登りはきつい…
2024年09月23日 14:58撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 14:58
安土山と安土城址。山としては低いですが石段が大きく登りはきつい…
そういえば安土城の建設には墓石や石仏も使われたと聞いたことがあります。罰当たり!
2024年09月23日 15:09撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 15:09
そういえば安土城の建設には墓石や石仏も使われたと聞いたことがあります。罰当たり!
天守台跡。礎石がはっきり。
2024年09月23日 15:20撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 15:20
天守台跡。礎石がはっきり。
広場にテーブルと椅子があり、西の湖が間近に眺められます。よくあんな張り出し部分に家を建てたなあ…
2024年09月23日 15:41撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 15:41
広場にテーブルと椅子があり、西の湖が間近に眺められます。よくあんな張り出し部分に家を建てたなあ…
安土駅前から見る繖山。
2024年09月23日 16:13撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 16:13
安土駅前から見る繖山。
帰りみち京都で下車して、大丸ミュージアム京都で開催中の「星野道夫 悠久の時を旅する」に立ち寄りました。9/30まで。
2024年09月23日 17:27撮影 by  SH-54D, SHARP
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9/23 17:27
帰りみち京都で下車して、大丸ミュージアム京都で開催中の「星野道夫 悠久の時を旅する」に立ち寄りました。9/30まで。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル

感想

 3連休は2日目が雨予報で遠出には向かず、まあ片づけなきゃいけない別件もあるし仕方ないかと思っていたところ、案に相違して2日で片付いたので最終日に近くの低山に行ってきました。ちょうど2日目で残暑が去って涼しくなったので。京都で見たいものがあったので帰り道に寄ろうと思い分県登山ガイド滋賀県の山へ。まあまた朝寝坊したんですけど。

 大阪から乗った新快速は結構混んでいて、新大阪や高槻でも降りる人はわずか。京都駅で大量に入れ替わってようやく坐れました。休日の昼前はこんなもんなのでしょうか。能登川駅で降りた人にもハイカーっぽい人は皆無。でも登山口へ向かう途中でトレランっぽい方に追い抜かれました。この方は北東側の尾根道から登られたみたいで猪子山頂上近くですれ違いました。猪子山頂上にはびっくりするくらい (20人以上?) 人がいて何事かと思いましたが、タカの渡りを観察するグループとのことでした。山本山のおばあちゃんも有名ですし、この辺りは猛禽がよく渡ってくるのでしょうか。アマチュア無線の人達と違って静かなのは好感が持てます。

 その人たちを別にすると猪子山と繖山でお会いしたハイカーは25人くらい。うち15人くらいの大グループとすれ違いました。観音正寺への道で2人組を追い越した他は、すれ違いか休憩中。特に猪子山はよく整備されているおかげかご近所の散歩風の方が多かったですね。尾根道のわきにところどころ展望スポットがあり、近くで足を止めていると場所を勧めたり譲ったりしてくださる方々がいて親切かつフレンドリー。すれ違えば挨拶、道を譲ればお礼が返ってきますし、人の雰囲気がとてもいい山でした。

 雰囲気といえば山のほうも、ほどよい木陰と琵琶湖からの風、通して歩くと360°余さず眺められる展望に、自然を残しつつよく整備された登山道と、人に負けず劣らずの好印象。気候のおかげもあって快適な低山ハイクでした。登山道脇の木々には大きな蜘蛛が盛大に巣を張っていたので、ひょっとすると人の歩かない盛夏や枝道は歩きにくいかもしれませんが。繖山の方は道標はあるのにみんなの足あとで全然歩かれていない枝道が色々あるようでした。

 観音正寺は途中まで車で来られるようでお詣りの人でほどほどに賑わっていました。せっかくなので拝観料500円を納めて私もお詣り。そのまま裏口?から抜けて繖山に戻りました。

 安土山も観光客でいっぱいで、ハイカーっぽい人は見かけませんでした。こちらは拝観料 (今は大部分が宛寺の敷地内) 700円で、さっきと較べると高いなというのが正直な感想。何しろ石垣と土台しかないので。織田信長にどのくらいロマンを感じているかが価値判断の分かれ目でしょう。まあ後の予定もあるのでちょっと急ぎ足だったのがよくなかったかもしれません。もっと解説とかをその場でじっくり見て廻れば臨場感があって満足が高まったかも。

 帰りに京都の大丸で星野道夫さんの巡回写真展に立ち寄りました。少し前に歿後25年で特集されたりしていましたが写真展に来るのは初めて。特に動物の写真が迫力。ドローンもないのにこんなアップの写真どうやって撮ったんだろうと思いました。四半世紀経っても人気が衰えないのも解ります。この方も亡くなったのは43歳なんですよね。植村直己さん、長谷川恒男さん、谷口けいさん等、登山家が多く亡くなるので有名な年齢。星野さんは登山家ではないですが、冒険・探検的要素を伴う活動に共通点があるのかも。ヒグマの事故がなければまだ現役で活動されていてもおかしくなかったのに惜しいですね。

 短いながらいい山と史跡、展覧会を訪ねられて充実した半日でした。猪子山、繖山はよく整備されたいい山だったというのもありますが、気候に恵まれたのも大きいですね。これからまだそこそこ高い山にも行けますし、低い山は快適になるしでベストなシーズンです。日が短くなったのだけ気をつけて色々行ってみたいと思います。

〇今日のヤマスタチェックポイント
●安土山(「戦国武将ゆかりの山」)

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