ブナの自然林が残る安蔵寺山：中国百名山(75/100)

2024年09月29日(日) [日帰り]

• GPS: 03:04
• 距離: 6.1km
• 登り: 467m
• 下り: 468m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:27
• 休憩: 0:38
• 合計: 3:05

距離 6.1km 登り 467m 下り 468m

9:25 スタート地点
10:31 10:32 安蔵寺山 中峰
10:46 11:23 安蔵寺山
11:36 安蔵寺山 中峰
12:30 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

9/29 8:50

滑峠から幹線林道須佐阿武線を進みます。これを作ったのは「あの」緑資源公団ね・・・ならば道はさぞかしハイスペックだろうなあ・・・

9/29 8:50

香仙原登山口。周回するには長すぎるのでパス。中国自然歩道コースらしい

9/29 8:58

途中から見た安蔵寺山。真ん中奥のピークだと思います

9/29 9:02

ここがヤマレコの強者達が中国百名山を制覇したときのアタックルート。最短距離みたいだけど急登らしいのでパス

9/29 9:24

安蔵寺トンネル脇の駐車スペースからスタート

9/29 9:26

登山口

9/29 9:28

小さな沢を橋で渡り、

9/29 9:30

急斜面を九十九折で登ります

9/29 9:30

支尾根を登り、

9/29 9:36

奥谷登山口からの縦走路に出ます。ここを右折

9/29 9:37

このルートはよく整備されています

9/29 9:37

大きな鹿が走って笹原に消えました。笹藪の奥までかなり大きな音をたてて逃げていったので、鹿だとわからなければ熊さんと勘違いしてビビったでしょう

9/29 9:38

ここにミズナラの巨木ナラ太郎が生えていたそうですが、

9/29 9:38

令和元年台風で、このように倒れてしまったそうです

9/29 9:41

この辺りは自然豊かな林が広がっています

9/29 9:48

ブナや杉の巨木がたくさん

9/29 10:00

1191ピーク近くの下の方で物音がしたので笛を吹いたら、ワン！という声が・・・人っぽいなと思いつつ、そういえば熊って犬みたいな鳴き声らしいので、熊鈴リンリン＆笛を吹きつつ急いで先を進みました

9/29 10:01

ここまで来れば大丈夫かと思って休憩したら、後ろから登山客が現れました。もしかしたらと思って聞いたらさっきの音はこの方だったようです。ワン！じゃなくてオ〜イとか別の声を出してよ・・・

9/29 10:05

鞍部の芦谷合流点。ヤマレコの軌跡にはありませんが、ここを左に下るルートがあるようです。

9/29 10:06

笹漕ぎながら踏みあともありますね。過去レコを見ると、なるほどね

9/29 10:15

刈り払われた笹の道を登ります

9/29 10:16

出た！気色悪いツチアケビ

9/29 10:22

安蔵寺山は三峰です、まずは一つ目の北嶺近く。

9/29 10:23

北嶺はこの先ですがルートは無く、積雪期でないと行けないようです。道標の高さが積雪の多さを物語っています。

9/29 10:27

笹とブナやカエデがコラボするこの道、いいぞ！

9/29 10:31

安蔵寺山中峰

9/29 10:33

次がラスボスの安蔵寺山南峰

9/29 10:34

笹道を山頂目指して進みます

9/29 10:36

この辺りに安蔵寺があったそうです

9/29 10:37

今はバイケイソウが生える湿地らしいですが、一面の笹原でわかりません

9/29 10:42

香仙原への分岐

9/29 10:42

若いブナの白い木肌と緑の笹原。紅葉の季節もいいかも

9/29 10:44

二又分かれ。右はゴギの郷への高尻ルート

9/29 10:45

山頂はすぐそこ

9/29 10:45

安蔵寺山の山頂に到着。中国百名山、75座目いただきました。登山客が2人休憩していました。

9/29 10:45

三角点喰獣に噛られた三角点

9/29 11:22

南東方面の山々の展望図

9/29 10:46

目の前に、昨日歩いた小五郎山(右)から容谷山(左)への縦走路。奥には広島県と山口県の県境にある鬼ヶ城山や羅漢山

9/29 10:54

見上げると緑の葉と青い空と白い雲

9/29 11:05

ここで昼食。やっとカップルードルが食べられる気温になりました

9/29 11:14

こちらは東方面。左から(私にとって最恐だった)広高山、額々山(中国地域の山100選未踏)、特徴的な形の吉和冠山、山口県最高峰の寂地山

9/29 11:19

すぐ下に観音様があるそうなので行ってみます

9/29 11:20

岩の下にひっそりとたたずむ観音様。古いものかと思ったら、案外新しいようです

9/29 11:21

この岩の下に安置されています

9/29 11:23

それでは下山。いつもは特急下山ですが、縦走路を楽しむためにペースを落として歩きます

9/29 11:32

この風景も秋が深まると違った色になるのでしょうね

9/29 11:39

若干ですが黄色くなっているところもあります

9/29 11:40

ですが、この木でジージーとセミの鳴き声がして、まだ夏は終わっていない？

9/29 11:56

杉も多いのですが植林されたものではなく、自然林のようです

9/29 12:06

行きに熊騒動で撮り損ねた1191ピーク。ここからはずっと下り

9/29 12:12

食べたらパリッとサクサクしそうなキノコ

9/29 12:22

稜線歩きはここまで。名残惜しいけどここを左折して下山します

9/29 12:29

下山しました

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

感想

低山マスター

前日は小五郎山から容谷山を巡るルートを歩いたあと寂地峡キャンプ場で焚火キャンプをしました。翌日は中国百名山ハントで(地図上では)近くの安蔵寺山に登ることにしました。
ここは中国地域(特に広島周辺)の強者ヤマレコユーザーさん達が中国百名山の最終ターゲットとした山です。あの歴戦のピークハンター達が最後まで残したのだからどれほど大変な(あるいは地味な)山なんだろう、しかもレコをみるとかなりの急登らしい・・・というわけで躊躇して後回しにしていました。しかし他の方のレコをみると安蔵寺トンネルからのルートはそれほど大変ではなさそうと思い、アタックしました。
感想ですが、豊かな自然林の中をなだらかに縦走できる、私好みのとても良い山でした。島根県随一のブナ自然林だそうで、中国自然歩道にもなっているので、ルートは整備されています。これなら安蔵寺トンネルではなく、もっと先の奥谷登山口から歩けば良かったと思いました。
山頂から目の前に小五郎山が見えましたが、寂地峡キャンプ場からは吉賀経由で大回りするしかなく、アクセスが大変で、80km約１時間20分かかりました。しかもGoogleナビは不通の国道488号経由を出してくるし(知っていたので行きませんでしたが)。直線距離だと10km位なんですけどね・・・