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Yamareco

記録ID: 7298980
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
紀泉高原

葛城二十八宿経塚巡行【復刻版】菰坂峠から第5番経塚倉谷山、土仏峠旧道、根来寺参拝

2017年04月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:37
距離
18.9km
登り
513m
下り
726m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:04
休憩
1:33
合計
7:37
距離 18.9km 登り 513m 下り 726m
8:27
171
スタート地点
11:58
12:28
61
13:59
14:22
13
14:35
14:40
38
15:18
15:27
23
15:50
16:04
0
16:04
ゴール地点
 この山域がかなり気に入っており、また第5番経塚倉谷山を歩きたいと思う。
 倉谷山に行くのに菰坂峠からの林道があり、途中に蜘蛛留、大遣水宿があったとされている。今は痕跡もないようだが、中野榮治さんの「葛城の峰峠と修験の道」によると、中畑峠付近が遣水宿、その西の今畑への峠付近が蜘蛛宿と言われている。そこを歩いてみたい。
 さらに第5番経塚倉谷山を尾根伝いに越えて上朽仏山を通った時に、山頂部にマムシがとぐろを巻いていて山名板や三角点の確認をパスしてしまったので、その再確認。さらにまた、土仏峠からの尾根沿いに古道の痕跡らしきものがあって、そこを歩いてみる。以上が目的である。
■コースタイム
8:33 神通温泉
9:03 中畑
9:23 菰坂峠■休憩 9:44
9:55 中畑峠
10:10 蜘蛛宿峠 10:18
10:26 小谷峠付近
10:36 三角点取付き
10:40 蔭地ヶ原三角点■休憩 10:48
10:56 P480倉谷山肩
10:57 P480倉谷山
11:03 P485倉谷山、写真撮影 11:09
11:14 P480倉谷山肩
11:19 第5経塚倉谷山(稚児の墓)■休憩 11:27
11:28 今畑への下降点
11:31 P1巻道分岐
11:35 P2巻道分岐
11:41 P3巻道分岐
11:45 屈曲点
11:50 P4−Ca.500ピーク
11:52 南への屈曲点付近
11:53 上朽仏山北コル
11:58 上朽仏山■休憩 12:19
12:19 境界見出標下降点
12:24 (旧)土仏峠
--------------------------------
12:31 コンター450大木2本
12:36 キックターン点
12:42 山田越
12:54 林道土仏線着地
12:59 押川分岐
13:03 コンター340、谷の横断点■休憩13:15
13:30 根来元気の森管理事務所
13:48 西展望広場■昼食休憩 14:21
14:32 鐘つき堂、根来寺参拝 15:20
15:30 バス停
14.6km/7時間6分(うち、休憩1時間43分)
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■対応元記事
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-340.html
https://stellabyhydra.blog.fc2.com/blog-entry-341.html
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過去天気図(気象庁) 2017年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
8:33、神通温泉
4回めなのだが、まだ温泉に入ったことはない。
2017年04月02日 08:33撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 8:33
8:33、神通温泉
4回めなのだが、まだ温泉に入ったことはない。
結構風が冷たく、ウインドブレーカーがないと寒い。まだ春爛漫とは言えないが、つくしもトウが立ってきた。
2017年04月02日 08:38撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 8:38
結構風が冷たく、ウインドブレーカーがないと寒い。まだ春爛漫とは言えないが、つくしもトウが立ってきた。
可愛らしい棚田にウメ。ウメはもう旬を過ぎてしまった。
2017年04月02日 08:50撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 8:50
可愛らしい棚田にウメ。ウメはもう旬を過ぎてしまった。
15cmほどの幹(枝ではなく一本だけの幹)に一輪だけ咲いたツバキ。
2017年04月02日 09:00撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 9:00
15cmほどの幹(枝ではなく一本だけの幹)に一輪だけ咲いたツバキ。
9:03、ここは中畑
2017年04月02日 09:03撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 9:03
9:03、ここは中畑
中畑から林道を菰坂峠へ。峠着9:23。
古い地図がないので確認できないが、粉河街道旧道に合流して重行(しげき)に至る。東山田に行く道があったかもしれない。山田方面を見る。
2017年04月02日 09:25撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 9:25
中畑から林道を菰坂峠へ。峠着9:23。
古い地図がないので確認できないが、粉河街道旧道に合流して重行(しげき)に至る。東山田に行く道があったかもしれない。山田方面を見る。
林道分岐脇のスギの木にヒデが貼ってあった。やはり、ここから入って倉谷山に行く行者さんもあるようだ。
ここで10分ほど休憩
2017年04月02日 09:23撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 9:23
林道分岐脇のスギの木にヒデが貼ってあった。やはり、ここから入って倉谷山に行く行者さんもあるようだ。
ここで10分ほど休憩
9:44、菰坂峠を出た。明るい林道をゆく。倉谷山峰続きの林道をのんびりと
2017年04月02日 09:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 9:51
9:44、菰坂峠を出た。明るい林道をゆく。倉谷山峰続きの林道をのんびりと
9:55、中畑峠
菰坂峠から10分ほどで峠に着いた。中野榮治さんの「葛城の峰峠と修験の道」によると、「(東山田)村の北十戸町許、山の上にあり遣水宿ともいう山伏の行所なり」とあって、それは中畑峠付近である、と書いてあった。
2017年04月02日 09:55撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 9:55
9:55、中畑峠
菰坂峠から10分ほどで峠に着いた。中野榮治さんの「葛城の峰峠と修験の道」によると、「(東山田)村の北十戸町許、山の上にあり遣水宿ともいう山伏の行所なり」とあって、それは中畑峠付近である、と書いてあった。
10:10、いきなり現れたクモ宿峠
 中野榮治さんの「葛城の峰峠と修験の道」によると、「西山田の北に蜘蛛留(紀伊続風土記)」、「(西山田)村の北十八町許、山の上にあり山伏の行所なり」とあり、これは今畑の峠付近と考えられる、とあった。そういう訳で、もっと西の小谷峠(地理院地図に尾根越しの破線路がある)の付近かと思っていた。
2017年04月02日 10:10撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:10
10:10、いきなり現れたクモ宿峠
 中野榮治さんの「葛城の峰峠と修験の道」によると、「西山田の北に蜘蛛留(紀伊続風土記)」、「(西山田)村の北十八町許、山の上にあり山伏の行所なり」とあり、これは今畑の峠付近と考えられる、とあった。そういう訳で、もっと西の小谷峠(地理院地図に尾根越しの破線路がある)の付近かと思っていた。
 南の尾根には踏み跡があって、少し入ってみた。峠近くははっきりした踏み跡が続いていたが、その先には降りていないのでよくわからない。しかし、緩やかな尾根なので西山田への道があったのだと思われる。
2017年04月02日 10:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:13
 南の尾根には踏み跡があって、少し入ってみた。峠近くははっきりした踏み跡が続いていたが、その先には降りていないのでよくわからない。しかし、緩やかな尾根なので西山田への道があったのだと思われる。
 北の谷は中畑に降りて行くが、今畑に行くならば、この先にある小谷峠まで行く必要がある。そこまでは平坦な尾根なので、西山田から今畑に行く山越えの道があったのだろう。
2017年04月02日 10:11撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:11
 北の谷は中畑に降りて行くが、今畑に行くならば、この先にある小谷峠まで行く必要がある。そこまでは平坦な尾根なので、西山田から今畑に行く山越えの道があったのだろう。
10:33、上朽仏山が見えてきた。
2017年04月02日 10:33撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:33
10:33、上朽仏山が見えてきた。
10:36、林道終点付近。ここを上がると、440.4mの三角点がある。ここに鉄山氏の葛城二十八宿経塚巡行の案内板があった。
2017年04月02日 10:36撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:36
10:36、林道終点付近。ここを上がると、440.4mの三角点がある。ここに鉄山氏の葛城二十八宿経塚巡行の案内板があった。
10:40、陰地ヶ原四等三角点
山銘板もあった。
2017年04月02日 10:43撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:43
10:40、陰地ヶ原四等三角点
山銘板もあった。
丁字ヶ枯松(勝手命名)。この山頂でちょっと休憩
2017年04月02日 10:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:46
丁字ヶ枯松(勝手命名)。この山頂でちょっと休憩
次のピークは460m位だが平たいし、道も巻いているので気が付かない。
道が北に向いて少し登ると倉谷山(10:56)。ただし480mの方だ。正確にはここは肩で少し右手(北)に入ると、480mの倉谷山だ。
2017年04月02日 10:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 10:56
次のピークは460m位だが平たいし、道も巻いているので気が付かない。
道が北に向いて少し登ると倉谷山(10:56)。ただし480mの方だ。正確にはここは肩で少し右手(北)に入ると、480mの倉谷山だ。
10:57、倉谷山480m
2017年04月02日 10:58撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 10:58
10:57、倉谷山480m
時間があるので北の尾根上にある倉谷山(485m標高点のあるほう)に行ってみた。
11:03、薄い踏み跡があるのでどうということもなく、6分ほどで到着。
2017年04月02日 11:06撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 11:06
時間があるので北の尾根上にある倉谷山(485m標高点のあるほう)に行ってみた。
11:03、薄い踏み跡があるのでどうということもなく、6分ほどで到着。
元来た道を480m倉谷山の肩に戻る。そこから5分ほどで倉谷山経塚だ。
11:19、第5番経塚倉谷山、稚児の墓とも言われる。
2017年04月02日 11:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:22
元来た道を480m倉谷山の肩に戻る。そこから5分ほどで倉谷山経塚だ。
11:19、第5番経塚倉谷山、稚児の墓とも言われる。
11:28 今畑への下降点
ここから先、説明上、GoogleMapに、ピークごとにP1からP4の記号をつけておいた。
2017年04月02日 11:28撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:28
11:28 今畑への下降点
ここから先、説明上、GoogleMapに、ピークごとにP1からP4の記号をつけておいた。
11:31、P1への巻道分岐
前回は巻道を通らず、P1の手前まで行った。今回は巻道を通ってみた。これがなかなかの道でほとんどけもの道だった。P1に登った方が楽なような気がした。
2017年04月02日 11:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:31
11:31、P1への巻道分岐
前回は巻道を通らず、P1の手前まで行った。今回は巻道を通ってみた。これがなかなかの道でほとんどけもの道だった。P1に登った方が楽なような気がした。
11:35、P2巻道分岐
巻道に懲りたので、ここは前回通り尾根道をゆく。
2017年04月02日 11:35撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:35
11:35、P2巻道分岐
巻道に懲りたので、ここは前回通り尾根道をゆく。
11:41、P3手前のコブ巻道分岐
前回は左手、尾根通しで行ったが、今回は右の巻道をいく。
2017年04月02日 11:41撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:41
11:41、P3手前のコブ巻道分岐
前回は左手、尾根通しで行ったが、今回は右の巻道をいく。
P3とP3手前のコブの間に道は続いていて、なんと言うこともなく鞍部で合流した。
2017年04月02日 11:42撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:42
P3とP3手前のコブの間に道は続いていて、なんと言うこともなく鞍部で合流した。
11:45、左手に直角に曲がる屈曲点
2017年04月02日 11:45撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:45
11:45、左手に直角に曲がる屈曲点
11:48、小さな谷の源頭部を登っていく感じで道(踏み跡)が続いていた。
2017年04月02日 11:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:48
11:48、小さな谷の源頭部を登っていく感じで道(踏み跡)が続いていた。
2017年04月02日 11:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:50
11:51、踏み跡だが道と言ってもよいほど快適だ。
なお、境界標の杭は左手やや上の尾根の高みに点々と付いている。
2017年04月02日 11:51撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:51
11:51、踏み跡だが道と言ってもよいほど快適だ。
なお、境界標の杭は左手やや上の尾根の高みに点々と付いている。
11:52、左に小さな谷の源頭を見ながら南に振って降りていく
2017年04月02日 11:52撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:52
11:52、左に小さな谷の源頭を見ながら南に振って降りていく
11:53、上朽仏山手前の鞍部にあるカンカン
2017年04月02日 11:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:53
11:53、上朽仏山手前の鞍部にあるカンカン
11:58、上朽仏山492.4mの三等三角点。点名は土仏
前回はこの手前でマムシがトグロを巻いていて危うく踏みそうになったので、三角点の確認もせず撤退したのだった。まだマムシはおらんやろ!
2017年04月02日 11:58撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 11:58
11:58、上朽仏山492.4mの三等三角点。点名は土仏
前回はこの手前でマムシがトグロを巻いていて危うく踏みそうになったので、三角点の確認もせず撤退したのだった。まだマムシはおらんやろ!
山名板。「千種岳」は修験での名前かと思う。ここで20分ほど休憩した。風が少々寒いのでウインドブレーカーを羽織る。
2017年04月02日 11:59撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 11:59
山名板。「千種岳」は修験での名前かと思う。ここで20分ほど休憩した。風が少々寒いのでウインドブレーカーを羽織る。
12:19、さて出発。上朽仏山から10mほど南に「境界見出標」がある。ここから西に降りていく。
2017年04月02日 12:19撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:19
12:19、さて出発。上朽仏山から10mほど南に「境界見出標」がある。ここから西に降りていく。
赤テープがあるので、それを頼りに降りて行くが、少し降ると踏み跡がでてきた。古くからのものか、登山者が歩くので付いたものかは不明。
2017年04月02日 12:22撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:22
赤テープがあるので、それを頼りに降りて行くが、少し降ると踏み跡がでてきた。古くからのものか、登山者が歩くので付いたものかは不明。
12:23、踏み跡は明瞭になってジグザグに降りていく。
ここで振り向くと、松の木の枯れ枝の向うに踏み跡のようなものが見えた。写真ではよくわからない。
2017年04月02日 12:23撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:23
12:23、踏み跡は明瞭になってジグザグに降りていく。
ここで振り向くと、松の木の枯れ枝の向うに踏み跡のようなものが見えた。写真ではよくわからない。
12:24、最後は斜面を滑り降りて(旧)土仏峠に着地。
アオキやササが生えこんでるが、かなり鋭敏に彫り込んだ切り通しになっている。昔はよく使われた峠だったんだろう。
2017年04月02日 12:24撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:24
12:24、最後は斜面を滑り降りて(旧)土仏峠に着地。
アオキやササが生えこんでるが、かなり鋭敏に彫り込んだ切り通しになっている。昔はよく使われた峠だったんだろう。
かなりの深さに掘削した切り通しの峠
2017年04月02日 12:26撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:26
かなりの深さに掘削した切り通しの峠
12:27、南には幅広の道形が残っている。道幅は2mくらいか。今回はこの道を下ってみる。
2017年04月02日 12:27撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:27
12:27、南には幅広の道形が残っている。道幅は2mくらいか。今回はこの道を下ってみる。
12:29、ササが生え混んだところもあるが、まあまあマバラなのでかき分ければ通過できる。左手の尾根側は削られて道幅を確保している。
2017年04月02日 12:29撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:29
12:29、ササが生え混んだところもあるが、まあまあマバラなのでかき分ければ通過できる。左手の尾根側は削られて道幅を確保している。
12:31、道の真ん中に大木2本。樹齢は分からないが50年以上か?
今の土仏林道は、ボンテン山のレーダーを作るために自衛隊が作ったとされ、それがいつ作られた分からないが、50年前くらいのものかな?
2017年04月02日 12:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:31
12:31、道の真ん中に大木2本。樹齢は分からないが50年以上か?
今の土仏林道は、ボンテン山のレーダーを作るために自衛隊が作ったとされ、それがいつ作られた分からないが、50年前くらいのものかな?
場所確認。旧土仏峠と山田越の中間付近だ。
2017年04月02日 12:32撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 12:32
場所確認。旧土仏峠と山田越の中間付近だ。
12:34、なおも降る。しっかりとした道が残っている。ええ仕事してまっせ。
2017年04月02日 12:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:34
12:34、なおも降る。しっかりとした道が残っている。ええ仕事してまっせ。
12:36、道跡はここで右にターンして、さらに左に曲がって山田越の峠とぶつかる。
2017年04月02日 12:36撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:36
12:36、道跡はここで右にターンして、さらに左に曲がって山田越の峠とぶつかる。
右にターンして左手が谷になる。なお、この折れ曲がりは、旧版の国土地理院25000図に表されていた。
2017年04月02日 12:38撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:38
右にターンして左手が谷になる。なお、この折れ曲がりは、旧版の国土地理院25000図に表されていた。
12:42、山田越に出会った。出たところで振り向いて松の木の横にあるササを折り曲げておいた。
2017年04月02日 12:42撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:42
12:42、山田越に出会った。出たところで振り向いて松の木の横にあるササを折り曲げておいた。
山田越の山田方面。一見ササブッシュのようだが、しっかりした踏み跡がある。
2017年04月02日 12:42撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:42
山田越の山田方面。一見ササブッシュのようだが、しっかりした踏み跡がある。
尾根道が昔の行者道のようなので、踏み跡のある尾根を降りようと思ったが、途中で尾根の右下に広い道形を見つけたので、そこに降りてみた(12:43)。
2017年04月02日 12:43撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:43
尾根道が昔の行者道のようなので、踏み跡のある尾根を降りようと思ったが、途中で尾根の右下に広い道形を見つけたので、そこに降りてみた(12:43)。
生え込みはきついが歩けし、比較的マシなところはある。道幅は相変わらず約2m。
2017年04月02日 12:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:46
生え込みはきついが歩けし、比較的マシなところはある。道幅は相変わらず約2m。
ブッシュはまばらで、ノイバラもなくてよかったが、ツル植物が繁茂してきている。これが結構厄介。
土仏峠からカウントして・・・・
帽子飛ばし:2〜3回
肩引っ張り:1回
下記のような足引っ掛け:10回ほど
2017年04月02日 12:49撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:49
ブッシュはまばらで、ノイバラもなくてよかったが、ツル植物が繁茂してきている。これが結構厄介。
土仏峠からカウントして・・・・
帽子飛ばし:2〜3回
肩引っ張り:1回
下記のような足引っ掛け:10回ほど
12:50、ここで道形が右にターンしている。いよいよ新林道にぶつかるらしい。
2017年04月02日 12:50撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:50
12:50、ここで道形が右にターンしている。いよいよ新林道にぶつかるらしい。
12:54、新林道(土仏林道)に着地
合流の手配などしてないからコンクリートブロックの擁壁をずり降りることになる。
 降りついた場所は尾根先ではなく、押川からの旧道(地理院地図の破線路)が今の土仏林道に出会う辺だった、なるほど、押川からの旧道が今来た道(および尾根道)につながっていくようになっていたのだ。
2017年04月02日 12:54撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 12:54
12:54、新林道(土仏林道)に着地
合流の手配などしてないからコンクリートブロックの擁壁をずり降りることになる。
 降りついた場所は尾根先ではなく、押川からの旧道(地理院地図の破線路)が今の土仏林道に出会う辺だった、なるほど、押川からの旧道が今来た道(および尾根道)につながっていくようになっていたのだ。
とりあえす、龍門山を見ながら休憩
2017年04月02日 13:21撮影 by  CX2 , RICOH
4/2 13:21
とりあえす、龍門山を見ながら休憩
13:30、根来山元気の森に入っていく。
なかなかすばらしい作りと思うのだが、岩出市立なのだろうか、それとも和歌山県立?
2017年04月02日 13:31撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 13:31
13:30、根来山元気の森に入っていく。
なかなかすばらしい作りと思うのだが、岩出市立なのだろうか、それとも和歌山県立?
「自分の責任で自由に遊ぶ」これは基本やな!
大坂には禁止事項ばかり多い自然公園もあるのだけど・・・
2017年04月02日 13:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 13:34
「自分の責任で自由に遊ぶ」これは基本やな!
大坂には禁止事項ばかり多い自然公園もあるのだけど・・・
13:46、西展望広場に向かう。
2017年04月02日 13:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 13:46
13:46、西展望広場に向かう。
13:48 西展望広場で長めの昼食休憩 14:21
西展望広場からの眺めは一級品だ。
南方向は、愛宕山山系−岩出−紀ノ川−御茶屋御殿山の順に見える。一番遠くに見える山は生石ヶ峰(870m)だろうか?
13:48 西展望広場で長めの昼食休憩 14:21
西展望広場からの眺めは一級品だ。
南方向は、愛宕山山系−岩出−紀ノ川−御茶屋御殿山の順に見える。一番遠くに見える山は生石ヶ峰(870m)だろうか?
龍門山はヤマザクラに隠れる
2017年04月02日 13:46撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 13:46
龍門山はヤマザクラに隠れる
土仏峠方面
2017年04月02日 14:06撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:06
土仏峠方面
根来寺方面
愛宕山山系に近い方しか見えないが、根来寺の天然の要塞ぶりがよく分かる。東は菩提峠、南は愛宕山山系、北は土仏峠や押川の山々に囲まれている。その峠や尾根上に砦を作れば、頑丈な要塞になっただろう。
2017年04月02日 14:07撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:07
根来寺方面
愛宕山山系に近い方しか見えないが、根来寺の天然の要塞ぶりがよく分かる。東は菩提峠、南は愛宕山山系、北は土仏峠や押川の山々に囲まれている。その峠や尾根上に砦を作れば、頑丈な要塞になっただろう。
木々の間から見える龍門山
2017年04月02日 14:08撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:08
木々の間から見える龍門山
早くもモチツツジが咲いていた。今日は山上では風は冷たかったが、ここまで降りてくると暖かい。
2017年04月02日 14:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:14
早くもモチツツジが咲いていた。今日は山上では風は冷たかったが、ここまで降りてくると暖かい。
14:21、下山開始。尾根の道はよく手入れされている。
すぐに、「これより根来寺境内」の石標もあった。
2017年04月02日 14:23撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:23
14:21、下山開始。尾根の道はよく手入れされている。
すぐに、「これより根来寺境内」の石標もあった。
境内に入り、平坦地には石垣を備えた平地がたくさんあった。おそらく昔はここにもお堂があったのだろう。
14:32、鐘つき堂の場所に着地。
2017年04月02日 14:32撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:32
境内に入り、平坦地には石垣を備えた平地がたくさんあった。おそらく昔はここにもお堂があったのだろう。
14:32、鐘つき堂の場所に着地。
すぐ側にはきりもみ不動尊がある。日曜日でもあり、結構な人出だった。ジジババだけでなく特に若いカップルも目立つ。喜ばしいことだ。
2017年04月02日 14:34撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:34
すぐ側にはきりもみ不動尊がある。日曜日でもあり、結構な人出だった。ジジババだけでなく特に若いカップルも目立つ。喜ばしいことだ。
きりもみ不動の八角堂
2017年04月02日 14:39撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:39
きりもみ不動の八角堂
 入山料500円を払って見学する。昨年から有料になったようで、反対意見もあるようだが、きちんと払いましょう。これだけの文化財の維持管理も大変だとは思うが、根来寺側からのアピールがもっとあればいいとも思う。例えば文化財の解説、仏教、新義真言宗の説明、法話辻説法など・・・ 簡単なパンフしかないので、お堂をみて「ホゥー」と思うしかない。道内は撮影禁止なので建物、風景を写すしかない。
左:大塔、右:大伝法堂
根来寺公式サイトによれば、国宝大塔は秀吉の紀州征伐の焼打ちから残ったもので、その頃の戦乱の弾痕が残っているという。 
2017年04月02日 14:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:48
 入山料500円を払って見学する。昨年から有料になったようで、反対意見もあるようだが、きちんと払いましょう。これだけの文化財の維持管理も大変だとは思うが、根来寺側からのアピールがもっとあればいいとも思う。例えば文化財の解説、仏教、新義真言宗の説明、法話辻説法など・・・ 簡単なパンフしかないので、お堂をみて「ホゥー」と思うしかない。道内は撮影禁止なので建物、風景を写すしかない。
左:大塔、右:大伝法堂
根来寺公式サイトによれば、国宝大塔は秀吉の紀州征伐の焼打ちから残ったもので、その頃の戦乱の弾痕が残っているという。 
大師堂と大塔
大師堂は弘法大師・空海像を本尊として祀っている。明徳2年(1391年)に建立、秀吉の焼打ちから残ったもので、重要文化財。
2017年04月02日 14:48撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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大師堂と大塔
大師堂は弘法大師・空海像を本尊として祀っている。明徳2年(1391年)に建立、秀吉の焼打ちから残ったもので、重要文化財。
光明殿
中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」によると、妙経薬草喩品を埋納したとされる第5経塚の地は光明寺と言われていて、それは光明堂かまたは円明寺と言われている(信達の光明寺という説もある)。光明堂とはここのことかな?
2017年04月02日 14:54撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:54
光明殿
中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」によると、妙経薬草喩品を埋納したとされる第5経塚の地は光明寺と言われていて、それは光明堂かまたは円明寺と言われている(信達の光明寺という説もある)。光明堂とはここのことかな?
光明殿と行者堂の間にあった石碑
2017年04月02日 14:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:53
光明殿と行者堂の間にあった石碑
行者堂。役行者を祀る。
中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」には、寛治年中(1090頃)に根来坊という修験行者が来て、この辺りにお堂を建て、豊福寺と称したのが根来寺の最初の頃だと、書いてあった。ここは修験の行所にもなっている。
2017年04月02日 14:53撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:53
行者堂。役行者を祀る。
中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」には、寛治年中(1090頃)に根来坊という修験行者が来て、この辺りにお堂を建て、豊福寺と称したのが根来寺の最初の頃だと、書いてあった。ここは修験の行所にもなっている。
九社明神
根來寺の草創当時からの豊福寺の鎮守社であるという。
・丹生大明神(にう)
・高野大明神(こうや)
・伊太祁曽大明神(いたきそ)
・御船三所大明神(みふねさんしょ)
・金折六所大明神(かなおりろくしょ)
・金峯山金剛蔵王(きんぷせんこんごうざおう)
・熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)
・白山妙理権現(はくさんみょうりごんげん)
・牛頭天王八王子(ごずてんのうはちおうじ)
以上で九社か。
2017年04月02日 14:56撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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九社明神
根來寺の草創当時からの豊福寺の鎮守社であるという。
・丹生大明神(にう)
・高野大明神(こうや)
・伊太祁曽大明神(いたきそ)
・御船三所大明神(みふねさんしょ)
・金折六所大明神(かなおりろくしょ)
・金峯山金剛蔵王(きんぷせんこんごうざおう)
・熊野三所権現(くまのさんしょごんげん)
・白山妙理権現(はくさんみょうりごんげん)
・牛頭天王八王子(ごずてんのうはちおうじ)
以上で九社か。
 金剛蔵王や熊野権現をお祀りされているので、鉄山氏のヒデが奉納されてるのもうなずける。
ボクのイナカの鎮守は九社神社というが、この九社明神ではないようだった。
2017年04月02日 14:57撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:57
 金剛蔵王や熊野権現をお祀りされているので、鉄山氏のヒデが奉納されてるのもうなずける。
ボクのイナカの鎮守は九社神社というが、この九社明神ではないようだった。
池は蓮池という
2017年04月02日 14:58撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:58
池は蓮池という
根来寺のサクラは有名だが、当日はまだチラホラまで行かず、「チラ」位だった。
2017年04月02日 14:59撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 14:59
根来寺のサクラは有名だが、当日はまだチラホラまで行かず、「チラ」位だった。
さて、円明寺を探してうろうろする。
2017年04月02日 15:05撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 15:05
さて、円明寺を探してうろうろする。
この神社、どういう神社かと思ったら、三部権現とあった。根来寺の総鎮守社という。しかし、総鎮守にしては、本堂地区から離れた辺鄙?なところにある。
2017年04月02日 15:06撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 15:06
この神社、どういう神社かと思ったら、三部権現とあった。根来寺の総鎮守社という。しかし、総鎮守にしては、本堂地区から離れた辺鄙?なところにある。
三部権現の下、参道前のサクラは満開だった。この木だけ特異的なのか?
2017年04月02日 15:14撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 15:14
三部権現の下、参道前のサクラは満開だった。この木だけ特異的なのか?
15:13、行き過ぎが分かって、三部権現の上(北)まで戻る。
これが円明寺で、元の光明寺らしい。フェンスに囲まれていて建物まで近づけなかった。
 中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」によれば、ここに妙経薬草喩品を埋納したとされる。第5経塚の地はここ円明寺(元、光明寺)と言われているがて、それは室町初期の「葛城峯中記」に書いてあるのであり、江戸時代や幕末の文書になると、第5経塚の地は「倉谷山」になっている。要は、江戸時代前に(おそらく秀吉の紀州・根来攻めに際して)経塚を倉谷山に退転させたものと考えられる。
2017年04月02日 15:13撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 15:13
15:13、行き過ぎが分かって、三部権現の上(北)まで戻る。
これが円明寺で、元の光明寺らしい。フェンスに囲まれていて建物まで近づけなかった。
 中野榮治さんの「葛城の峰と修験の道」によれば、ここに妙経薬草喩品を埋納したとされる。第5経塚の地はここ円明寺(元、光明寺)と言われているがて、それは室町初期の「葛城峯中記」に書いてあるのであり、江戸時代や幕末の文書になると、第5経塚の地は「倉谷山」になっている。要は、江戸時代前に(おそらく秀吉の紀州・根来攻めに際して)経塚を倉谷山に退転させたものと考えられる。
 大門に向かう。その向うにバス停があるのだが、途中で15時台の樽井行きのバスが休日にはナイことが判明。大門前でがっくり来る。
15:18、しかたなく大門でグダグダ。
2017年04月02日 15:18撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 15:18
 大門に向かう。その向うにバス停があるのだが、途中で15時台の樽井行きのバスが休日にはナイことが判明。大門前でがっくり来る。
15:18、しかたなく大門でグダグダ。
 根来寺背後(やや西だが)の山はこんなの!とても木の国とは思えない。紀州の難点はこのアンバランスだろう。あちこちの山や谷にこんな工事現場みたいなところがある。
 グダグダの後、16:22に樽井行きバスがあったが、結局諦めて、岩出駅行のバスに乗る。岩出駅について少ししたら樽井行きのバスが出るところだった。計算するとこのバスのほうが大阪に帰るのは早かった。JRの切符、買うたがな!どうもチグハグで使いにくいバスだ。
2017年04月02日 15:17撮影 by  XZ-2 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/2 15:17
 根来寺背後(やや西だが)の山はこんなの!とても木の国とは思えない。紀州の難点はこのアンバランスだろう。あちこちの山や谷にこんな工事現場みたいなところがある。
 グダグダの後、16:22に樽井行きバスがあったが、結局諦めて、岩出駅行のバスに乗る。岩出駅について少ししたら樽井行きのバスが出るところだった。計算するとこのバスのほうが大阪に帰るのは早かった。JRの切符、買うたがな!どうもチグハグで使いにくいバスだ。

感想

 中畑への道もよかったし、菰坂峠から、蜘蛛留、大遣水宿があったとされる尾根道を楽しく歩くことができた。第5番経塚倉谷山を半ばそっちのけにしての倉谷山登頂、尾根伝いの上朽仏山への道も面白かった。さら土仏峠からの尾根筋下の旧道もササ、灌木は生えているもののしっかりした道作りで、ちゃんと道形が残っていたのには驚いた。根来寺の修験のゆかりも感じられ、経塚や行所訪問にも満足した。
 今回は経塚や行所をダシにして、山野跋渉したようなものだが、経塚巡行ではそれが大切なのだと思う。面白さの由縁はそこにある。いろんなサイトをみていると、クルマで経塚だけ回ったり、歩いて回るのを否定するような言説もあったが、それは本当の面白さを感じようとしていない、と思った次第である。

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