富士山(富士吉田 馬返〜五合目)
- GPS
- 05:35
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 885m
- 下り
- 887m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:35
過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
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アクセス | |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)
https://youtube.com/shorts/A04Qy1NfK9Y
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)’亙
https://youtu.be/0qYErTKcscU
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)馬返2
https://youtu.be/wygF9IXx4Y4
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)2合目
https://youtu.be/rRCeUXQxNIo
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)3合目
https://youtu.be/7Gf6e578s2Q
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)4合目
https://youtu.be/QbgP27yapbw
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)5合目
https://youtu.be/1l8ClzyRPjs
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)Ю凜滝
https://youtube.com/shorts/1brFuXdOUjY
20240929富士山(富士吉田 馬返〜五合目)┷監小屋と鈴
https://youtu.be/CxJEwQCOrW8
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土曜日 日曜日と比べると今日の方が天気が悪いみたいなので、家事などをして、家の古いテレビにChrome castを取り付けて、アマプラやU-NEXTの設定をして演劇や洋画をみたり、NHKの青春舞台2024を見たりする。相変わらず青森中央は面白そうな芝居を作っているようで、「駈込み訴え」というタイトルだけで見たかったーという気分にさせられる。
日曜日 2時に起き、6時過ぎに出発、道志みちの途中でバイクが事故を起こしたらしく警察が交通整理をしている。ユーミンの「リフレインが叫んでる」の替え歌をしばらく口ずさむ。9時前に道の駅富士吉田に着く。静岡にいた頃は、道の駅なるさわでひと休みしてから行っていたが、こっちの道の駅の方が登山口から近い。近くにモンベルがあり、登山用品を買って帰ることができる。今年の8月31日に閉鎖した富士山アリーナの前を通り、トイレ付近のベンチで準備をしていると、列ができていたので、何の列かも知らずに最後尾に並び、果汁のしずくボンボンと生信玄餅を購入して出発する。炭水化物と糖をできるだけ絶って暮らしているというのに、相変わらず徹底できていない。 馬返しを目的地にして、スクーターを走らせると、久しぶりの富士吉田で道を忘れていて、Google Mapsも役に立たないことも忘れていて、中の茶屋を通り過ぎて、四合目のゲートへ向かってしまう。道を間違えていることに気づくのが遅く、そのままゲートまで行こうとするが、ゲートまで7分前くらいのところで、車で渋滞しており、霧で見にくくなっていたが、10台は前にいたので、あきらめて、中の茶屋まで引き返して、予定通り馬返から登ることにする。なお、もう一本馬返まで行ける道があるが、ダート道なのでお勧めはしない。 去年は早朝に登って遅くに下山していたので、茶屋は閉まっているところしか見たことがなかったのだが、今回は開店している姿が見れた。馬返の駐車場には数台しか止まっていない。この時期にしかも雨の日に馬返から登る人などほとんどいないのだろう。まぁ4合目の方へ行っている人はたくさんいたので、たまたまかもしれない。倒れた木をどかしてスクーターを停め、虫よけスプレーを振りまいて、登山の準備をしていると、少し上にある大文司屋から楽器の演奏が聞こえてくる。演奏会でもやっているのだろうかと一瞬思うが、車が数台しか停まっていないし、歩いてここまで人が来ることもそうそうないので、店の人がひまつぶしに演奏しているだけかもしれない。
階段を登るとジープでやって来た人が後ろから来て、どこまで行くのか聞くので、雨が降っているし寒いし今日は登らずに、5合目か6合目?駐車場の方には行くつもりとぼかして答える。ジープの男性は今日は神秘的でいいと言って、これだと修行にならないと笑って、茶屋の方へ行き、外から大きく挨拶をしている。茶屋の主人とは知り合いのようだ。鳥居をくぐると、地面に太いウィンナーのような、犬のう○このようなものが沢山落ちている。松ぼっくりのようなものだろうか。せっかくなので撮影をする。1合目、2合目と登って行き、3合目辺りで人が話す声が上の方から聞こえてくる。4合目で老人グループに追いつく。撮影をしていると、ここに案内があると教えてもらうが、人がわらわらいる中を入って行く気にはなれず、撮影はほどほどにして、先に行く。5合目で男性ランナーとすれ違い、女性ランナーともすれ違う。二人とも馬返から登ってきたのなら、馬返しの駐車場には3台しか停まっていなかったのだから、カラーコーンが置かれていた車は茶屋の主人の車だとすると、2台が先ほどの2名の車だとすると、もうすれ違うことはないかもしれない。ちなみにさきほどの老人グループは、バスで来たと推測している。林道に出て、神社でお参りし、佐藤茶屋を過ぎ、分岐でしばらく上へ行こうか考えるが、ほどほどにしようと泉が滝の方へ進む。しばらく歩くと、外国人とすれ違うようになり、黒地に黄色く富士山という文字と絵が書かれたTシャツを着た体格のいい男性に呼び止められ、Japanese?と気かけるのでうなずくと、スマホを出しGoogle翻訳を起動して質問をする。アラビア語が上に表示されていて、下に日本語に翻訳される文章が出てきたのだが、〜下位ステータスは、眺めがいいのですが〜といった、身分が低い人をおちょくっているような文章になっていて、「うーん、下位ステータス・・・」と、しばらく考えるが、なんとなく意味は分かるので、どうこたえようか考えていると、picture?と下の方向を指してカメラを撮るジェスチャーをしているので、私も負けずにジェスチャーでガスっている状態のものを表現して、下もこうなっていることを伝え、ダメ押しで、彼のスマホのGoogle翻訳に、「下に行っても真っ白です」と口頭で答えると、納得してくれたようで親指を立てたので、もう帰るというそぶりをしたので、私も手をあげて分かれて、5合目の方へ歩く。ほどなくして、親子のように見える男性二人のうちの白髪交じりの男性に、手招きされたので近づいて見ると、下の方にカモシカがいて、「カモシカ!」と写真を撮る。親子二人の会話を聞いているとどうやら中国人のようだ。しばらくして、親子は小屋の方へ進んでいき、中国語で何かしゃべっていて、「ジャオジャオ」だけ聞き取れ、笑顔で見送る。
先ほどすれ違った家族に無言で下に何かいることを伝えると、近づいてきて、4,50代くらいのお父さんが「シカ!」と驚いているので、いや、カモシカだからと頭の中で突っ込んでいると、その後ろにいた息子が「カモシカ」と言ってくれ、「あ、あぁ、カモシカ」と言い直したので、ほっとしてその場を後にする。泉が滝はしっかり柵が設けられて通れないようになっている。その前で登山に来た感じの人が固まっていて何か話していて、今日はここまで的な雰囲気になっている。柵の横には、よじ登った後が見られ、無理に登らなくても、佐藤小屋の方から行けばいいのにとふと思うが、観光客はここで無理と判断して引き返していくのかもしれない。山梨県は、あるい程度経験を積んだ登山者と、観光客や登山初心者とをしっかりふるい分けている感じがする。時々、馬に乗った人を見かける。まだ5合目の乗馬の商売はしているようだ。5合目もそろそろ寒くなってきたのだが、いつごろまでやっているのだろう。インフォメーションセンターの前では日本人が英語で外国人に何か話をしている。外国人が多く来る案内所の人は、英会話ができることは必須かもしれない。売店や食堂の建物の前に日付と一緒に写真が撮れるスポットがあり、外国人が写真を撮っている。わたしも記念に、見ず知らずの外国人がポーズを取っている姿を写真に収める。トイレに寄り、駐車場を見るとまばらに車が停まっているだけで、バイクは一台も止まっていない。閉山後に天気が悪いときはこの程度しか来ないようだ。売店の前にいた外国人はきっとバスで来たのだろう。休憩所の裏側から神社へ行く途中、鳥居の下の階段に外国人カップルが腰を下ろす。女性は半袖短パンだが、南米ぽい感じで肉づきがとてもいいので、寒そうではない。申し訳なさそうにカップルの横を通り、神社でお参りをする。その隣の建物でもお参りして、展望スポットの方へ行くと、若い夫婦がいて、旦那さんが赤ん坊を抱えている。展望台の下には、大きな土管のような赤い筒が2本あり、くぐり抜けるとなにかご利益がありそうだ。旦那さんは赤ん坊を抱えて、奥の筒の一本を手前からくぐり、手前の筒を奥からくぐる。奥さんはその様子を写真に収めている。仲の良い夫婦で大変結構だ。私は展望台にのぼって真っ白な景色を撮影し、コーヒーののぼり旗に釣られてお土産屋に入ると、右側の食堂がガラガラで、老夫婦が1組中央の席に座って、ソフトクリームを食べている。コーヒーが興味あったが、記念に土地のものをと、シャインマスカット味のソフトクリームを注文し、窓際の席に座って一休みしながら、まだ炭水化物を摂取してしまったと反省をする。店の奥には胸像が設置されていて、ソフトクリームと一緒に写真を撮る。窓際の席に座って、お土産屋や神社を眺めがらソフトクリームを食べる。宮司さんの格好をした人が、右に合った発電室に着き立ち入り禁止と書かれた扉を開けて入っていく。この扉の奥は、発電設備もあるが、休憩所にもなっているのかもしれない。ソフトクリームを食べ終わり、ごちそうさまと厨房の中を見ると、こちらにも宮司さんが座っている。神社のお土産屋&食堂は宮司さんたちの休憩スペースも兼ねているのかもしれない。お土産を売っているスペースにいた、ソフトクリームを作ってくれた人に挨拶をして、店を出て、鳥居をくぐり、売店の前に出る。あいかわらず人で溢れていて、山梨は富士山を観光資源としてしっかり活用していることを認識する。登りで追い抜いてきた老人グループがお土産屋の前にいて、何かのチケットの話をしている。彼らはここで一泊するのだろうか。馬の近くに寄り、煮干しと一緒に写真を撮っていると、「お兄さん乗ってく?」とふいに声を掛けられ、驚いて、「え? いいです」と反射的に答えてしまう。もう少しコミュニケーションがとれたらよかったのだが、下手にしゃべると断りづらくなりそうだ。それにしても、40後半の人間にお兄さんはないだろうと思うのだが、「おじさん乗ってく?」と言われるよりは印象は悪くならないかもしれない。昔、みのもんたが中高年の女性相手に「お嬢さん」と言っていたことを思い出す。あれは言い方を間違えたらイヤな感じになるだろうと思っていたが、割と自然に使える言葉かもしれない。神奈川に越してきて、夜の散歩中に「お兄さん、マッサージいる?」とよく声をかけられるのだが、日が変わると「おじさん、マッサージいる?」と声をかけられることもある。人の評価は様々だし、コロコロ変わるので、基本気にしないようにしているのだが、その日の心の持ちようによっては、今日はちょっとフケて見えたのかな?と、低分子コラーゲンや還元型CoQ10を多めに飲んだりすることもある。そしてその後で、外部からの影響を受けてしまったと反省したりする。そういえば学生時代、名古屋の今池の裏の道で女性に声を掛けられることが時々あった。あの頃はピチピチムキムキしていたので、おじさんと呼ばれることはなかった。何かあったら怖いと思い、声を掛けられても目を合わせず無言で素通りをしていたのを記憶している。相手にとってはイヤな感じがしたかもしれないが、あれはあれで悪くない対応だろう。泉ヶ滝の手前の広い道で馬に乗った若者と馬を引いている男性がいる。手綱を乗っている若者に持たせて、記念撮影をしている。背景はきっと真っ白だが、いい記念だ。こういうサービスは、きっと集客につながるだろう。静岡にもこういう客寄せになるサービスが一つはあると楽しいかも、と一瞬思うのだが、山梨のように人が来すぎてしまうのはイヤなので、このままでいいだろう。温度計を見ると12,3℃になっている。もう10月になるし、富士登山のシーズンも終わりだ。今度はどこの山に登ろうかと考えているうちに佐藤小屋の手前に着き、麓を見ると、雲の切れ間が見え、しばらく眺めを楽しみ撮影をする。佐藤小屋から小走りで降りる。トイレに寄り、4時が過ぎ、1,5合目の案内板を見つけて撮影し、閉店時間に間に合わなかった茶屋を、営業中ののぼり旗と一緒に撮影し、駐車場にたどり着く。駐車場は私のスクーター1台だけになっている。雨や汗で多少濡れていたが、汗冷え対策の下着をつけていたので、レインコートを羽織って、道の駅富士吉田へ行く。途中、中の茶屋の近くに数台の車が停まっていて、電気が付いた茶屋の中に何人か人がいるようだった。道の駅にスクーターを停め、靴下と靴を履き替え、パーカーを替えて、トイレを済ませてモンベルに入る。モンベルでは、U.L.ストレッチ ウインドアノラックがとても気に入ったのだが、1万円くらいするものを即決で購入できるほど、わたしの財布のひもは緩くない。フルジップのパーカーではないので、上からかぶらなくてはならないところと、生地が薄いので強度が心配だ。ちなみに今来ているユニクロのパーカーは肩のところがこすれて穴が開いている。しばらくしらべて納得してから購入しよう。それに、今住んでいる地域にはないのだが、SPOPIAシラトリで会員のクレジットカードを使えば、サービスが終了する10月末までは1割引きで買えるし、会員イベントの時は2割引で買える。アウトレットなどで出ていればもっと安く購入できるはずだ。他にもいろいろと見て回って、外に出る頃には薄暗くなっている。日が短くなったものだ。スクーターでレインコートを2枚重ねにして、道の駅を後にする。山中湖沿いの道を通り、道志道に入るころには真っ暗になる。ずっと、車に挟まれ追い抜くことも抜いてもらうこともできないまま走り続けると、カーブでつるんとすべって転倒する。しっかり減速していたので大事には至らなかったが、右手の手のひらと右足の内ももが痛い。手のひらは数か所血豆が出来ている程度だが、ももはどうなっているかわからない。ただ大した痛みではないので、バイクから離れて転がるときに、どこかにぶつけて打撲しただけだろう。エンジンを止め、路肩に寄せ、後ろに続いていた車をやり過ごしてから走らせる。道志みちが始まる信号で抜いて行った車やバイクの集団に追いつき、こんなことなら、最初から追い抜いてもらってから、のんびり走るべきだったと反省する。家に着きズボンを脱き、タオルに巻いた保冷剤を押し当てる。あざにもなっておらず安心していたが、翌日、10cmくらいの青あざになっている。そして、カーブが多かったせいか、肩や胸の筋肉が痛い。今回の旅は、いつもとはまた違うものになったが、いい経験になった。今度機会があったらのんびり茶屋に寄って歩いてみたいものだ。
さて、そろそろ富士山のシーズンではなくなってきたので、どこかの2000m級の山に登ることにする。神奈川にはちょうどいい山がないので、おそらくまた山梨へ行くことになるだろう。
了
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メモ
ジープの男性は細身で眼鏡でひげを生やしていて、商売をやっている感じの印象。富士山関係の茶屋か小屋の人だろうか。
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