【秋の東北遠征2】高下岳登山口〜高下岳・根菅岳ピストン
- GPS
- 05:41
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,062m
- 下り
- 1,042m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れのち雨&雹 ※写真では穏やかそうに見えるが稜線上は真っ直ぐ立っていられないほどの強い西風。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※登山口の先にあり下りになっていて奥の方は泥濘んでいるので 4駆ではない場合はあまり奥に行かないようにした方が良いと思う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特に無し 終始きれいに刈り払いされていた。 |
その他周辺情報 | 登山口には登山届のファイルがある。 またファイルがおいてある扉の中には無料のガイドマップがある。 地形図を持って行きましたがこれを見て歩きました。 沢内の「里の恵」の食堂で手打ちの天ざる(1000円)を食べた。 付け合せの漬物と煮物も美味しかった。 |
写真
感想
東北遠征の2つ目は和賀山塊の高下岳に行ってみた。
和賀岳も考えたがそちらはまだ早いと思いまずは体力的にも楽なこちらを選択した。
今回の東北遠征直前のcheezeさんのレコで高下岳を知り、感想欄の「静かな山旅が好きな方は、一度この美しい道を歩かれてはいかが。」の一言に誘われて調べ始め、昨年の750RSさんのレコも大変参考にさせていただきました。
どうもありがとうございました。
前日は道の駅せんなんで車中泊した。道の駅さんないの方が圧倒的に近いのだが、夜中にたった一台で寝るのが怖いのでこちらにした。少し前にどこかの道の駅で殺人事件などもありましたし。
夜中に激しい雨が降っていたが朝起きると綺麗な虹が出ていた。
ここから登山口まで50km以上あるので一時間ほど掛かる。
県道1号の高下に「和賀岳・高下岳登山口」という木の案内板があり、そこから林道を入っていく。舗装路は途中まででその先半分以上は砂利道である。2輪駆動でもゆっくり走れば問題はなかった。
登山口の三角屋根が見えてくるとその少し先に駐車スペースがある。
駐車スペースは奥に行くほど下がっており、奥の方へ行くと泥濘んでいるので四駆でない場合はあまり奥に行かないほうが良さそうである。
登山ファイルに記載して登り始める。ファイルが入っている扉の中には見易いガイドマップがはいっておりこれを一部いただいた。
登り始めは杉の中を行くが次第にブナが多くなってくる。少し急な坂を登り詰めると赤沢分岐の手前で尾根に乗る。
行きも帰りもここで人や動物の声のような音が聞こえた。
たぶん風に煽られた木が擦れたり軋んだりしていたのだろうと思う。いや思いたい。
そこからしばらくはほぼ平らなブナ林を登っていき高下分岐で和賀岳へのルートと道を分けて登っていく。上空ではゴーゴーと音が鳴っていたので稜線は強風だろうと思いここでレインウェアの上下を着用して上へ向かった。
少し登るとまた平らなブナ林のゆったりとした登りとなる。
再び少し急な登りになるとすぐに灌木帯となる。さらに進みハイマツが見え始めると高下岳南峰はすぐである。稜線に出ると耐風姿勢が必要なほどの西風が吹いていた。
南峰から一旦少し下って登り返すと高畑登山口からのルートと合流して高下岳へ登っていく。
稜線上は紅葉天国で気持ちが良い道が北へ続いている。当初は大荒沢岳まで行くつもりでいたが、西からの暴風と低めの気温のため体温も奪われてきたため根菅岳の先で引き上げることにした。
後は根菅岳直下の風が防げる刈払いされている所で食事をしてから再び高下岳方面へ引き上げる。
赤沢分岐からの下り途中で3mmほどの雹が降ってきたので急いで下山した。
終始登山道が地元の方によって整備されており大変助かりました。
いずれ再訪したいと思える山域だった。
コメント
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19枚目の、山頂の紅葉、きれいですね。
真ん中を、うねうねと道が続く様子が
こんなとこを、歩きたいなと
思いました。
なかなか、自分では、行けない
東北のレコ、楽しみに
お待ちしてます。
komakiさん、こんにちは。
高下岳では下山時にお一人とすれ違ったものの、稜線上では私一人でしたのでとても静かな紅葉散歩をすることができました。
暴風さえなければたおやかな稜線をどこまでも歩いていたいと思いました。
swynさん、東北の山三つ歩かれたのですね。もう長野に戻られたでしょうか。
高下岳、根菅岳と、なかなか渋い東北らしい山道を、恐らくは紅葉のベストの時に歩かれましたね。
29番あれがマイナー12名山、秘峰羽後朝日岳です。沢から行くか、残雪期に沢尻、大荒沢を越えて行くか。いつかご訪問くださいね。豪雪地帯ですが、意外にアクセスは良いですよ。
cheezeさん、こんばんは。水曜日の夜に長野に帰還いたしました。
初めてのエリアでしたがこの山域好きになりました。 また訪れてみたいと思います。
ひと際目立っていましたがあれが羽後朝日岳と言うのですね。
地形図を見ると大荒沢岳から登山道が付いているのかと思っておりましたが厳しい藪だそうで安易には行けそうにありませんね。
swynさん、こんばんは。
ようこそ・・・和賀山塊へ
私のレコが参考になったようで・・・良かったです。
この稜線・・・本当にいいんですよ。
歩かれて分かったと思いますが・・・。
静かに、純粋に山歩きを楽しめる山域です。
また、お越しください。
お待ちしています。
750RSさん、こんばんは。
初めて訪れましたがこのエリア本当に良いですね。また再訪してみたいと思っております。
まさに”たおやか"という表現がふさわしい柔らかな起伏で、時間と体力が許せばいつまでも歩いていたいと思わせる稜線でございました。
それと途中のブナ樹林も良かったです。
東北はまだまだ気になるお山がありますのでまたお邪魔したいと思います。
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