喜茂別岳 道の駅から行く西尾根は13時間の藪漕ぎ地獄

2024年10月05日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 23.7km
• 登り: 752m
• 下り: 754m

コースタイム

日帰り

• 山行: 17:56
• 休憩: 0:05
• 合計: 18:01

8:15 中山峠
9:06 萬年草
22:11 22:16 喜茂別岳
23:27 見晴し台
0:10 黒川コース短縮ルート登山口
2:59 中山峠

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/5 8:15

ほとんど来た事が無い中山峠と道の駅…5時過ぎに出て来ましたが家から遠いので遅めの出発です。

鉄塔があると必ず撮る真下からの造形美写真。

10/5 9:06

林道の終わりに立っている電波塔。周辺をざっと探しましたが、登山道は見つからず…

10/5 9:06

その真下から尾根づたいに行くのですが、まさか最初からこんな大藪で…

10/5 10:41

この辺りは日射しが入って明るいですが…

10/5 11:26

ここは経験した中では最強でした。ちっとも前に進まんし、8時まで降っていた霧雨が残っていて全身びっしょりです…

10/5 12:12

12時過ぎ…衝撃度MAXのアクシデントが発生！充電中のスマートフォンに繋がっていたコードが、根元から切れている…電池残量56％…終わった…(笑)

10/5 14:21

すぐに獣道が見つかると思っていたのが甘かった…5時間経過しても状況は何の変化も無く…

10/5 14:56

時々青空が見えても景色はこの程度で、結局明るい時間には喜茂別岳を見る事は出来ませんでした。

10/5 16:07

7時間経過…もうずっとこのままかと諦めていたら…

10/5 16:41

13時間の藪漕ぎの中で、1分間の奇跡のオアシスに遭遇。

17時前…冬道用だろうピンクテープを発見。

10/5 17:56

18時前…電話の電源を切っているので正確な場所は判りませんが、古い登山道の跡か、階段もありました。

22時過ぎ…出発から14時間掛かって喜茂別岳山頂に到着。

10/5 22:12

残り3％の命で家に電話して、反対側の夏道から下山開始です。

10/5 23:27

見晴らし台に到着しましたが何も見晴らせず…

10/6 0:10

0時過ぎ…登山口まで下りて来ました。ここから駐車場まで何kmあるのか判りませんが、遭難の危機は脱したので一安心…

10/6 0:56

45分の林道歩きで国道まで出てきたので、12時間遅れの昼食にします。家の周りで拾ったのを炊いた栗ご飯を歩きながら食べました。

10/6 2:30

トンネルを抜けると…

10/6 2:46

待ちに待った道の駅の標識。

10/6 2:59

3時…土曜の朝に使わせてもらったトイレに到着。6時からの仕事にどうにか間に合いそうです…

撮影機器：

COOLPIX W300 NIKON CORPORATION

感想

gengorooo

【幻覚は…】

行った事の無いエリアに何も知らずに行くと、こういう事になりがちです…(笑)

帰り着いてから調べてみると…
中山峠からのコースはしばらく前から廃道になっていて…ですが、自分が歩いたルートはその廃道になった登山道ですら無く、ただ尾根線上の大藪と格闘したという事だったようで…(笑)

今回は喜茂別岳山頂で5分間程座って電話&休憩をしただけで、18時間のうち13時間は藪漕ぎしていた訳ですが…
その理由の一つが12時過ぎに起きた、充電コードぶっち切れ事件な訳です…(笑)
残量56％はかなり心もと無い数字ですが、例え100％だったとしても最後までは持たなかった訳で、切れた時点でアウトだったという事です。

この感想は一切の脚色無く、全て事実のみを今まで書いて来ましたが、これも本当の話です…それは、
喜茂別岳の暗い夏道を歩いている時も感じていましたが、国道230線の街灯の無い暗がりを歩いている時に見えるのですが…目の前に藪の幻覚が繰り返し出てきて…これが13時間格闘したためなのか、寝不足の影響なのか…
因みに今夜は藪の幻覚も消えてしまって見る事は出来ません…

そしてこの幻覚話で気付いた人がいるかは判りませんが、今回もヘッドライトは持って行っておらず、18時から3時までの9時間を、デジカメの薄灯りを短時間点灯した以外はほぼ無灯火だった恥ずかしい事実を告白して、感想を終わりたいと思います…

最後に…幻覚は本当に、ある！

コメント

syamato

相変わらず無謀登山をしてますな！懲りない人ですな‼
遭難しなかったですませることではありません。真面目な登山家には
甚だ迷惑な所行ですよ。蛮勇は勇気ではありませんよ。
正直に投稿される勇気には拍手？です。