ホハレ峠~蕎麦粒山
- GPS
- 17:34
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,240m
- 下り
- 1,251m
コースタイム
天候 | 両日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
車高の高い車で行かれることをおすすめします。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
林道はほぼ自然にかえっています。ところどころ薄藪がありますが、崩落箇所などはありませんでした。 |
写真
感想
仙人と呼ばれていらっしゃる沢登りのレジェンドに誘っていただき、奥美濃の渓へきのこ山行に行ってきました。
行き先は、初めて耳にする谷や地名ばかり。ワクワク感が否応に増します。
まずは門入(かどにゅう)の集落を通り、ホハレ峠手前に車を停め、黒谷のホハレ歩道を下降して行きます。ホハレ歩道は山に戻りつつある旧道で、原生林に覆われた素晴らしいルートでした。ところが、途中で林道工事現場に出くわし、びっくり。今回辿ったこの美しい道がなくなってしまうのもあと少しかも…。仕方ないのですが、寂しい気持ちになりました。
その後コビクラ谷に入り、穏やかな流れをゆっくりと歩きながらきのこを探します。お目当てはマイタケだったのですが、マイタケの好むミズナラの木が少ない。丁寧に見て歩いて、やっとヒラタケを2本ほど収穫します。
これでは晩ごはんが白米のみになってしまう…。焦る我々の前に、気持ちよさそうにひなたぼっこしている大きなシマヘビが!
美味しそう、という仙人様の一言で、哀れシマヘビさんは我々の晩ごはんになってしまったのでした⭐︎(硬い鶏肉みたいで美味でした。ごめんね、ご馳走様でした)。
その後、広々とした平たいテンバを確保して、さらにキノコ採りに出かけます。私は足元にある毒キノコや、謎キノコしか見つけられないまま、歩く事30分。仙人様のスーパーキノコキャッチアイで随分遠くにある沢の奥に、ヒラタケを大量発見できました。キノコを探す目って、あるのですね。
テンバは焚き木集めの苦労もなく、あっという間に良い火に。収穫したきのこに、リーダーが持って来てくださった鹿肉を加えた豪華きのこ鍋にみんなで舌鼓を打ち、贅沢な夜が更けていったのでした。
2日目は、堰堤の懸垂下降からスタート。再びキノコを探しながらゆっくりと蕎麦粒山のピークへと詰め上がります。ヒラタケ、ヌメリツバタケは見つけらましたが、全体的にキノコが少ないように感じられました。仙人様の分析では、今年は残暑が厳しかったのと雨が少なかったのとで季節が遅くなっているらしく、キノコにはちょっと早かったかもとのお話しでした。そんな中、コビクラ大滝の巻きの下りで、タマゴタケが見つけられたのが嬉しかったです♪
蕎麦粒山への詰めはかなり上まで沢沿いで行けたのですが、直下はシャクナゲの激ヤブ!足が浮くヤブというのを初めて体験させていただきました。
ゆっくり山歩きしたので、停車地まではヘッデン下降になりましたが、蕎麦粒山からホハレ峠への道はケモノ道のような踏み跡があり、歩きやすかったです。
キノコ狩りにシャクナゲ薮と初物尽くしの山行でドキドキしましたが、無事に楽しく帰って来れて、とっても楽しい思い出になりました。
ご一緒いただいたメンバーに感謝です♪
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