蕎麦粒山(そむぎやま) 分県登山ガイド未踏潰し


- GPS
- 06:25
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 1,177m
- 下り
- 1,175m
コースタイム
- 山行
- 5:02
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 6:24
天候 | 曇時々晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最初に大谷川を渡渉しなくてはならない。昔は丸木橋がかかっていたようではあるが今は面影すらない。2日前に大雨が降ったこともあり、水深は最深部で膝上位、流量も結構ある。過去レコでも皆苦労している模様。(渡渉には釣り用のヒップウエイダー持参がお勧め。渡渉は最初だけなのでデポしておけば荷物にならない) 渡渉を終えると、支沢に沿って右側の斜面を150m程緩やかに登っていく。この間は沢まで結構な高低差があるので下山時には特に注意が必要だ。 沢筋から離れると道は直角に右に折れて人工林の中を登っていく、最初のうちはジグが切ってあるので登りやすい。杉林の中は作業道があちらこちらに設けられており間違えやすい、ピンクテープを探しながら注意深く登る。自然林に入ると、一本調子の標高差500m程の急登が始まる。オーバーペースにならないように登っていけば案外楽にジャンクションまで到達できるはずだ。 ジャンクションに合流してからは道は緩やかに右に折れて蕎麦粒山の方角に向く。まずはP1075に向けてアップダウンを繰り返しながら累積で100m程登っていこう。この辺りは笹が結構な密度で生えているところを通過していくが一応刈り払いされいて、藪漕ぎというほどでもない。ピンクのテープも沢山ある。 P1075を超えると一旦50m程降って鞍部を通過、この辺りから石楠花の株が目立つようになる。ここから山頂に向けての最後の急登が始まる。ルート自体は尾根線に沿っておりピンクテープも沢山あるので迷うことはないが、頂上に向かって左側の尾根線直下に道が付けられているためトラバース気味の急登に加えて根曲した木が所々で登山道に覆い被さっているためとても歩き辛い。1km弱の行程だが山頂までは思った以上に時間がかかるはずだ。 山頂には立派な三角点の標柱が設けられており、山頂表示板が置かれている。展望も比較的良い。(今回は曇っており残念だった) 下山は来た道を大人しくトレースする。落ち葉が積もっていて非常に滑りやすい。ジャンクションより上は笹を掴んで体を安定させることができるがジャンクションより下は掴むものがあまりないので苦労する。グリップが不足するのでスリップには細心の注意を払いたい。 |
写真
装備
個人装備 |
アンダーアーマ長袖(青色)
CW-Xタイツ(黒色)
雨具(上煉瓦色
下黒色)
長ズボン(黄色)
ソフトシェル(黄緑色)
ぺツルヘッドランプ
保険証
iPhone13mini
サングラス
ストックLEKI
シルバコンパス
ココヘリ(004510-108)
スポルティバTX4
fenix6X
水(ポリタン2L+Pet0.5L)
タオル2本
キャップ帽子(赤色)
レインハット(青色)
GoPro8
携帯トイレ
心抜トイレットペーパー
ファーストエイド
ノコギリ
ナタ
蛍光テープ
爆竹
ライター
癇癪玉ピストル
チェーンアイゼン
|
---|---|
共同装備 |
ジェットボイル
|
備考 | ヘルメット |
感想
今回の山は、過去レコが少なく入山者は少なそう。熊対策としての癇癪玉ピストルや渡渉のためのヒップウェイダー、啓開用ノコギリ、チェーンアイゼンを準備して臨みました。
薮山とのことですが思っていたよりもルートは明瞭で最初のうちは大したこと無いなと思っていました。しかしながらP1075を超え鞍部を通過してからの登りがこの山の核心部。鞍部から山頂までの1キロ弱を移動するのに1時間以上かかっています。
迷いやすいところはピンクテープを追加しておきました。また最初の急登箇所のところで倒木の枝2本が登山道を覆っていた所は啓開しておいたので少しは歩きやすくなったかと思います。
今回の山行は、分県登山ガイドで紹介されていたので、未踏箇所を潰すために登ったもの。マニア向けの山だと痛感しました。登頂するにはそれなりの体力と気力が必要で気楽に登る山ではありません。分県登山ガイドでは技術度1、体力度1.5との評価されていますがこれは流石に低すぎないか。私には技術度3、体力度3の感じで思った以上に厄介だった。初心者の方は鵜呑みにしない方が良い。
そうそう一つ言い忘れた、登るのであれば根曲した木がバンバン頭に当たるのでヘルメットとサングラスを着用することをお勧めする。
3連休なのに本日の入山者は単独行2名と我々の合わせて4名のみ。全くマニアックな山だ。
最後は両足が攣ってしまい辛そうだったすーさん、彼の両足が攣るのを見たのは、2013年に桂小場から木曽駒ヶ岳を日帰りでピストンした時以来のこと、それほどハードだったと言うことだ。
中弛みはあったものの、前後は急登に次ぐ急登と薮に悩まされめっちゃ疲れた🥵
分県登山ガイドの山だから登ったが、そうじゃなかったら絶対登らない山、二度と登らないだろう😡
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する