谷川岳馬蹄形時計回り
- GPS
- 21:01
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 3,063m
- 下り
- 3,077m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:19
- 山行
- 10:03
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 11:42
天候 | 曇り霧雨マシマシ晴れ少なめで |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
10/7 土合15:34→東京18:54 |
コース状況/ 危険箇所等 |
天気の影響やあまり整備されていない登山道、谷川特有の蛇紋岩の影響でぬかるんでいたり滑りやすかったりした。 |
その他周辺情報 | 土合駅でビバーク可能(?) 谷川岳温泉湯吹の湯オートキャンプ場で温泉に入れる |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
シェラフ
|
---|---|
共同装備 |
ポール
テント
テントマット
|
備考 | 膝サポーター |
感想
前泊と一泊二日(ビバーク)
10/4(金) 前泊日
大学の講義の影響で終電で土合まで行き、STB(ステーションビバーク)する予定。
しかし、東京駅で喋っていたらホームを間違えていたため目的の電車を乗り過ごしてしまった。もとから終電で行く予定だったため終わったと思ったが、とりあえず次の電車に乗って解決策を考えた。水上からタクシーなどいろいろ考えたが、値段と土合でとれる睡眠時間などを考慮した結果、上野で降りて高崎までのブルジョワ音速列車(新幹線)に乗るしかないという結論に。
18:38の新幹線たにがわに乗る。泣く泣く追加の2300円を支払い、谷川馬蹄形に行くんだから”たにがわ”に乗れて丁度いいなどとよくわからない言い訳をしながら乗車。新幹線気持ちエーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
その後予定通り土合に向かうが、水上から土合までの電車の中で日本山岳会所属の方に会い色々話してLINEの交換までした。山岳会に興味があると話すと、今度一緒に山に行って山岳会の見学をしようと誘ってくれた。山ヤは皆やさしい。
他にもテント泊が初めてだという方とも話し、一緒に四人で土合名物の階段を上りSTBをした。土合のトイレ綺麗すぎだろ。
ワクワクしていたが駅の中は常に明かりがついているため、全然眠れなかった。
10/5(土) 一日目
3時起床、パッキングと食事を済ませ出発。ワクワクだが曇っているため天気が心配だ。
谷川岳温泉湯吹の湯オートキャンプ場で水を汲ませてもらった。
西黒尾根登山口から入山。日本三大急登ということで楽しみだったが、正直樹林帯の間は面白みのない登山道だった。蛇紋岩が濡れているため、鎖場などで滑らないように気を付ければ滑落の心配などはないだろう。曇ってはいたもののガスっていなかったため、少し景色を楽しめた。
谷川肩の小屋で休憩した後に、膝の激痛に気づいてしまった。パノラマ銀座の爆速下山で発症し、北岳、剱立山でも苦しんだ膝の痛みだったが、三週間ほどたっているため治っているだろうと思ったら全く治ってなかった。膝のサポーターも買っていなかったため、馬蹄形を完走できるだろうかとかなりの不安を抱えながら進む。
ここからの登山道はほとんど曇りと霧雨の影響で、夢に描いていた馬蹄形の景色が見えなく正直面白くなかった。膝痛かったし。
いくつかのピークを乗り越え、避難小屋の写真を撮ったりしながら蓬ヒュッテまで進む。道中昨日会った日本山岳会の方と再会し、近いうち山に一緒に行こうとまた誘ってくれた。ありがてーーーーーーーーーーーーー。この方は白毛門からあがり、西黒で下山するという自分たちとは逆の反時計回りだったが、日帰りらしい。トレラン装備でもないのにすごいな。
蓬ヒュッテに到着後(緊急)ビバーク。初の自分用テントのnature hike cloud up 2 proを立て、ノイローゼになりかけているカレーメシを胃に流し込み就寝。膝の痛みで翌日遅れる可能性を考慮して早めに寝た。もともとは3時起きで4時発の予定だったが、2時起きに予定変更。nature hikeのテントは非常に安いが、通気性もよく機能性に優れているため良い商品だと思った。正直3シーズン用であるならば、ステラリッジなど高価なテントは必要ないし、むしろこちらのほうが快適だとすら感じる。
めっっっちゃ寝た。
10/6(日)
8時間ほどよく寝て2時に起床。昨日から天気は変わらず、曇りとガスと霧雨で絶望。俺たちこんなところで何しているんだろうと物思いにふける。
カレーメシを再び流し込み、テントを畳み、パッキングして水を汲みにいった。蓬ヒュッテは水場まで往復で20分ほどかかった。この日一日は、膝の痛みが悪化しないように爆弾処理しながらゆっくり歩くことに。
白崩避難小屋手前で太陽が昇り始め、夢見ていた馬蹄形の景色が見えた。菓子パン食べて休憩してからジャンクションピークへ。このあたりでは快晴になり景色が素晴らしかった。朝日岳に登るころにはまたもや曇りとガスで景色がなくなる。
膝の影響でかなりペースが遅く、下山後の予定の電車に間に合いそうにないため、なんとか間に合うようにスピードを上げた。その後は白毛門までは難なく突破。
白毛門からの下山は急登で段差が大きいためかなり膝に来たが何とか下山した。
登山口の沢にダイブしようかと考えたがやめた。
写真撮影をし、オートキャンプ場でコーラとポテチを食べた。ここで𝑪𝒉𝒊𝒍𝒍しすぎたため、電車を逃すアクシデント発生。バスに乗り水上でどら焼きを食べた。手ごろなお値段なのにとてもおいしかった。お土産など普段買わない自分であるが、思わず買ってしまった。アクシデントではあったものの、これも旅の醍醐味かと話してた。
適当に電車乗って帰った。
感想
自分は谷川などの標高が低めの山の景色の何がいいのだろうと正直疑問に思っていたが、友人が行きたいということで実行したのが今回の山行であった。
実際、一日目は曇っている上に膝の激痛で最悪の気分だったが、二日目午前中のつかの間の快晴で見えた景色は本当に素晴らしかった。
自分の準備不足で膝のサポーターを買っていなかったため、ペースも非常に遅く、相方にも迷惑をかけてしまったことはすごく反省している。
アクシデントも多かった山行であったが、終わり良ければ総て良しとでも言うのだろうか、満足度は非常に高かった。
次に谷川に来るのは、厳冬期か主脈縦走かな?
コメント
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緊急用ならビバーク可能と、HPにも書いてたので、普通に張るの、怒られないかな?と。
大丈夫でしたか?
馬蹄形を時計回りでやるとなると、おのずと蓬ヒュッテで泊まることになりますが、結論から言うとビバークをしても怒られません。
谷川岳周辺ではテントを張ることは禁止で、緊急ビバークであるなら可能とされていますが、実際には普通にビバークをしても黙認してくれます。これを良しとするかは自身の裁量で決めることですが、私が行った土合駅でのステーションビバークと同じようなものです。
ビバーク場は天気が悪いと近くに池塘があるように、非常にぬかるみやすいので早めに到着してテントを張ることを強く推奨します。また、水場まで距離があるので飲食用の水分の管理にも注意してください。
天気がいいと景色も非常に良いので、楽しんで行ってきてください😎
アドバイスありがとうございます!馬蹄形でテント張りたい避難小屋あったので、参考になりました!あ、緊急ビバークしたい所と言った方がいいかな?笑😆
参考になりした!!
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