【宮崎】牛ノ峠（高畑林道→殿様道周回）

2024年10月07日(月) [日帰り]

• GPS: 06:00
• 距離: 15.2km
• 登り: 842m
• 下り: 847m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:13
• 休憩: 0:03
• 合計: 6:16

距離 15.2km 登り 842m 下り 847m

7:46 スタート地点
11:00 11:03 牛ノ峠
14:03 ゴール地点

天候

曇りのち雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三股町より高畑林道に入る。車種によっては奥まで進めるようですが、初っ端で車の下を擦ったので最初の空き地にさっさと駐車して歩きました

コース状況／危険箇所等

高畑林道～登山口：盛大に崩壊しています
登山口～牛ノ峠：ルートは明瞭だが倒木が多く、さほど歩きやすいとはいえない
殿様道：荒れてます。ピンクテープ多数あるので、通行不可能というほどではないが気合いは必要

写真

10/7 7:49

高畑林道。崩壊のため登山口までは行けないので、空きスペースに車を停めて歩きます。トイレなし。登山口標識等もありません

10/7 7:50

林道脇にナンバンギセル

10/7 7:54

ツリフネソウの群落。陽当たりがいい道なので、けっこうお花が咲いています

10/7 8:02

ホトトギスも多い

10/7 8:06

ここから車両通行止め

10/7 8:27

噂の林道崩壊地点

10/7 8:33

迷彩柄のカエル発見

10/7 8:35

荒れた道を進みます

10/7 8:39

葉っぱの上で休憩中のハンミョウ

10/7 8:48

川みたいになってるけど、もともとは林道

10/7 8:49

なかなか見ない光景

10/7 8:49

滝になってます

10/7 9:00

その先も、舗装路を土砂が埋め尽くしたり、薮が繁茂したり

10/7 9:24

葉っぱの裏にカッコいい虫を見つける

10/7 9:31

林道と並行して流れる高畑川。林道の激しい崩壊とは対照的に、穏やかな流れの川でした

10/7 9:58

キバナノホトトギス？　林道終点付近でたくさん見られました

10/7 10:00

2時間歩いて、ようやくの登山口

10/7 10:00

登山口のむかい側に、気になる殿様道の標識

10/7 10:30

まずは牛の峠の山頂を目指します。道中、キノコがたくさん

10/7 10:33

きちんと道にはなっているけれど、障害物多し

10/7 10:51

論所跡に到着。けっこう山の上のほうでした

10/7 10:58

さらに登って、天測点。ここが山頂

10/7 10:59

山頂標識は草花に囲まれてます

10/7 11:36

林道との分岐に戻って、いよいよ気になる殿様道へ。事前に得られる情報が少なく、どこに抜けるのかも定かではありませんでしたが、意外と道のようにはなっていて、ピンクテープもこまめにつけられていたので、とりあえず行けるところまで行ってみます

10/7 11:48

けっこう荒れてます。でも、目印はある

10/7 11:52

巨大蜘蛛の巣を何度もくぐり抜けます

10/7 11:55

679ピーク。中之峠。標識の上半分がどこかにいってしまってました

10/7 12:01

イノシシのヌタ場。道中、あちらこちら盛大に掘り返されてました

10/7 12:33

場所によってはきちんと道になっているところもあります。基本的には尾根筋に沿ってまっすぐ進みますが、昔の道の痕跡と思われる深くV字に抉れたところの底部を歩いたり、土砂等で道が埋もれているところでは巻いて上がったりしました

10/7 12:40

変化に富んだ道といえなくもないですが、やはり登山という観点からすると、ただの地味な薮道。もっとたくさんの人が歩くようになればちゃんとした道が維持されるのだろうけど、薮がなくなったところで、面白みのないただの地味な道になるだけのような印象

10/7 12:53

途中から雨に降られる。カタツムリも出現

10/7 13:28

なんだかんだで林道になり、そのままソーラー発電の横から集落に出ました。ここから林道の駐車地点まで歩いて帰ります

10/7 13:35

町へ流れていく高畑川。お世話になりました

撮影機器：

iPhone XR Apple

感想

蟻と雑草

九州百名山にエントリーされた山のなかでもトップレベルで地味らしいということ、そもそも登山口に辿り着くまでの林道が大崩壊しておりむしろそっちのほうが核心部というか見どころであること、そして過去レコでたびたび話題に出てくる「殿様道」って標識はいったいなんだ？、と気になるポイントがてんこ盛りの牛ノ峠に行ってみました。
人間が山を壊して作った林道が、崩壊して手がつけられなくなり、ふたたび自然の草木に侵食されていく様は、なんとも感慨深いものがあります。
帰路は、どこに出るかもよくわからない殿様道、途中で雨に降られ、引くに引けなくなりましたが、とりあえず等高線に見ながら進めばいいかなと思っていたら、荒れてはいても意外ときちんとした道でした。
一般向きの山とは言えませんが、物好きにはたまらない、とにかく楽しい山歩きになりました。