霧島連山「韓国岳」_迫力の連続火口縦走コース
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- GPS
- 03:20
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 592m
- 下り
- 709m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:大浪池にて乗車 |
写真
感想
霧島連山の最高峰「韓国岳」に登ってきましたのでその様子をご紹介します。
◼︎コースの概要
登りは「えびの高原」登山口から入山。
韓国岳を目差しました。
樹林帯は四合目でそこから山頂までは視界が開ける素敵なルートです。
登頂後、韓国岳避難小屋を経由して大浪池方面へ向かいます。
避難小屋まで下るとコルとなり、100m程登り返して大浪池。
グルっと半周して「大浪池休憩所」から大浪池登山口へ下山、
という縦走ルートを組んでみました。
◼︎前日
霧島温泉郷にある「みちや荘」にて宿前泊。
こじんまりとした風情あるれる宿で源泉掛け流しの温泉をリーズナブルに味わえます。
※平日:7500円/二人素泊まり
◼︎朝
午前6時起床。
朝風呂のあと食事と準備をして8時半のバスに乗車
9時にえびの高原に到着。
天候は晴れ、気温は18度前後。
陽が上がったら暑くなりそう。
9時10分岐
えびの高原登山口から行動開始。
◼︎韓国岳登山道~韓国岳山頂
15分ほど緩やかな登りのあと、徐々に傾斜がついた樹林帯となります。
予報どおり、気温が高くなってきたため、日陰影でも汗が吹き出る暑さでした。。
四合目に休憩所があったので給水と行動食を補給。
このあたりから森林限界となり視界が開けます。
眺望を楽しみながらテンポよく進んで行くこと凡そ40分。
日本百名山、韓国岳(霧島山)山頂へ到着!
◼︎韓国岳~大浪池
10分ほど山頂の景色を楽しんだあと、大浪池方面へ移動開始。
ここからは「韓国岳避難小屋」があるコルまで約350mの下り。
まま傾斜のあるコースですが木道や階段で整備されているので難しくはありません。一部の階段は崩壊が進んでいたのでいづれにしても足物にはご注意を。
◼︎避難小屋~大浪池
避難小屋からは100mほどの登り返しになります。
ここで東コースと西コースに分岐。
どちらも大浪池を周回するコースで距離も同じく2.0km。
私たちは西コースへ。
傾斜は緩めなのでペースを守ればキツくは無いと思います。
大浪池の外輪に到達すると最初はなかなか大浪池を見れるスポットがありまんが、反対側の大浪池休憩所に近づくにつれて整備されたビュースポットが幾つかあるので、どんどん歩を進めて大丈夫です。
◼︎大浪池休憩所~大浪池登山口
無事に池を半周して、休憩所から本格的な下山を開始。
ほぼ一定の傾斜で歩きやすい樹林帯のコースです。ただところどころぬかるんでいる場所がありました。
降りのスリップは事故に繋がりやすいのでご注意下さい。
大浪池休憩所を出発しておよそ20分。
12時40分
登山口に到着して無事下山完了。
◼︎感想
登ってみた感想ですが、今回のコースは火口の間を縫って進む縦走コースということもあって霧島連山の迫力を肌で感じることができる大満足のコースでした。
大量の蒸気を噴き出す硫黄岳火口、
山頂から百メール以上垂直に切れ落ちている韓国岳火口、
遠目からでも湯気が立つのがハッキリ見える新燃岳、
そして美しい火口湖大浪池。
これだけのビューを三時間程度のコースで楽しめたのは望外の喜びです。
ただしこのコースを公共交通機関で行く場合は帰りのバスの時刻にご注意ください。
というのも大浪池登山口にあるバス停から霧島温泉郷へ戻るバスは13時5分発で、これを逃すと次は3時間後になります。
徒歩で温泉郷まで戻るという選択肢もありますが、その日のうちに鹿児島駅方面等へ向かう予定の方は、その先のバスの接続を確認しておくことをお勧めします。
以上、霧島連山の最高峰「韓国山」のご紹介でした。
今回のご報告が参考になりましたら拍手やコメント等を残していただけると嬉しいです。
山登りは事前の準備と登山届け、そして万一の保険にも入って安全に楽しんでいきましょう。
ではまた!
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