開聞岳_海岸線から登る鹿児島南端百名山
- GPS
- 05:03
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 909m
- 下り
- 919m
コースタイム
- 山行
- 4:36
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特記するような状況はありませんでした。 |
写真
感想
九州南端の百名山の「開聞岳」に登ってきましたのでその様子をご紹介します。
◼︎コースの概要
JR開聞駅を起点に「かいもん山麓ふれあい公園」へ。
到着後二合目登山口から入山。
そこから先は山肌を時計回りにぐるりと回って山頂へ向かい、ピストンで下山というルートです。
開聞岳の登山道は現在一つしかありません。入山後は原則このルート一択になるかと思います。
◼︎前日
指宿「ゲストハウスまちかど」にて前泊。
指宿駅駅から徒歩5分程度のところにあります。
共同キッキンがありますのでお好みで料理ができます。シーツ類はセルフサービス、お風呂はシャワーのみですがその分リーズナブルです。
また22時以降は消灯となりますので翌日が早い登山客にはうってつけです。
※平日:6500円/二人素泊まり
◼︎朝
午前4時半起床。
食事と準備をして6時前の始発電車に乗車。開聞駅に6時半到着。
天候は晴れ、気温は22度。
6時37分駅前から行動開始。
◼︎開聞駅~かいもん山麓ふれあい公園
先ずはかいもん山麓ふれあい公園へ向かいました。というのも、ここの管理棟にコインロッカーがあるという情報があったのでリュックに入れている登山と関係のない荷物を預けたかったからです。
県道を歩くとこおよそ30分で公園着。
情報どおり、ロッカーを発見。
荷物を入れて再出発しました。
※一回100円
◼︎登山口~山頂
公園南端にある登山口から入山。
ここは既に二合目となってます。
※一合目はなぜか住宅地域のほうにありました。
序盤は両側から草が生い繁り、砂が多めの道ですが、10分ほど進んだ2.5合目から先は砂が少なくなり歩きやすくてなります。
ところでこのコースは基本的に山頂までほぼ全て樹林帯となりますが、ところどころにビューポイントがあるので絶景を楽しむことはできます。
(特に五合目がオススメ)
またこの日のように暑い日は直射日光を避けることができるので結果として登りやすいなと感じました。
そして八合目あたりから徐々に傾斜がつき始め、岩が主体のコースに変化してきます。またこのあたりは午前中、日陰になるためか、苔が多く滑りやすい岩場が増えるので足元には一定の注意が必要でした。
そんな感じで山体をグルリと回りながら登り続けること約2時間。
9時半頃に開聞岳山頂に到達。
秋晴れの山頂は絶景の360度ビュー。
桜島から屋久島まで見渡すことができました。
◼︎下山
15分ほど山頂の景色を楽しんだあと下山を開始。
前述のとおり、八合目まで足元に特に注意。その後はテンポよく高度を下げていき凡そ1時間半で二合目登山口へ下山。
ロッカーから荷物をピックアップしてから再び駅方面へ。
12時10分
開聞駅に無事到着して行動終了。
◼︎下山後の移動について
今回は天候に恵まれ体調も頗る良かったこともあり、CTよりもだいぶ早く帰ってこれたのは良かったのですが、
開聞駅から鹿児島方面へ行ける電車が二時間半以上なく、駅はベンチが一つあるだけの無人駅。
周辺には商店も全く無いため正直困りました。
調べてみた結果、駅から5分ほどのところにバス停があり1時間後に指宿行きのバスがあったのでこれに乗って帰ることができました。
公共交通機関で来られる方は下山後の移動方法も予め検討しておくこともお勧めします。
◼︎感想
開聞岳はシンプルなコースで登れる低山ですが、累積標高はおよそ900mあるのでそこそこ登りごたえがありしました。
また独立峰ゆえに山頂からの景色は素晴らしく、下から見上げる姿がなんとも凛々しい山でした。
電車のダイヤには注意が必要ですが機会があれば一度は登ってみたい素敵な山だと思います。
以上、九州南端の百名山「開聞岳」のご紹介でした。
今回のご報告が参考になりましたら拍手やコメント等を残していただけると嬉しいです。
山登りは事前の準備と登山届け、そして万一の保険にも入って安全に楽しんでいきましょう。
ではまた!
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