荒島岳

2024年10月12日(土) [日帰り]

• GPS: 05:31
• 距離: 9.2km
• 登り: 1,183m
• 下り: 1,261m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:15
• 休憩: 0:25
• 合計: 5:40

12:19 駐車場から少し登ったところ
14:03 シャクナゲ平
15:00 15:24 荒島岳
16:08 シャクナゲ平
17:55 17:56 勝原スキー場跡
17:59 登山口駐車場

天候

雲少なめの秋晴れ、日中の気温はやや高め、しかし下山時はガスって山頂では肌寒さも感じました、

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

朝6時半に大阪を車で出発しました。それで、3連休初日の渋滞に遭い、到着は11時の見込みが12時20分に。スタート地点で、ビハインド80分です。
写真は途中でランチを調達した「一乗谷あさくら水の駅」。三連水車がシンボルの道の駅です。

勝原と書いて「カドハラ」。登山ルートはカドハラのピストンです。ビハインド抜きでも時間に余裕がなかったので、最短ルートのピストンを選択していました。
「山登りをただ山頂を踏めばよいと思っている輩がいるが……」というような文章フレーズはありがちですが、その輩とは今回の私のことです。

スタートは舗装路面の登り坂。日没後でも安全に歩けそうな道が500mほど続きました。『よしよし』ここまで帰ってこれれば真っ暗でも大丈夫。
あとで調べてると辺りはスキー場跡地だったようで、木立が少なく、斜面が空にむかって開かれている感じなのは、そういう訳でした。
しばらく登って「登山口」標識に出会いました。山道をかなり登ったところで。昔の山頂リフトはこの付近まで来ていたようです。いまとなっては惑わせる標識です。

白山展望台、だったかな。
まだ雪がないのでどれが白山かいまひとつ分からず、あまり感動せず。

木段を整備したようですが、朽ちて、ホッチキス型の金具だけが地面から突き出て残っています。
ヘッデンでは見抜けません。
トレランもつま先をひっかけそうで危険です。

ブナの林のむこうにめざす山頂。たぶんあれが目指す山頂。
でも金剛葛城山系の感覚だとあれは「隣の山」。
百名山の中ではイージーな荒島岳。でもやっぱり百名山。それなりのスケールがありました。

十字登山道のクロス部分「シャクナゲ平」をすぎて、最初から諦めていた小荒島方面には見向きもせず、いざ荒島岳山頂へ。
山の1キロと競技トラックを周る1キロは、なぜこうも距離感覚が違うのか。……いまさらに、そんな疑問を抱えるビギナーではないけれど……。

そして山頂に到着。
「日本百名山　荒島岳　1523.5m」やった！
遅めの時間なので他に誰もいない。
右のほうに一等三角点。

展望よし。
農村地もはっきり見えました。

しかし雲のカーテンが迫ってました。
そして、このあとガスに包まれました。

白おにぎりと福井県の郷土料理「さばのへしこ」。
注意：
「さばのへしこ」はこんなふうにして食べるものではありません。

たそがれと競いあって下山。
「安全に降りられたら間に合う」
時間的に余裕はないけど、まぁなんとかなる範囲。

ところどころでブナの巨木が美しい。
丸太を組んだ階段ラッシュがところどころで現れてダイトレをほうふつとさせるけど、それが逆に、ダイトレとは全然違う厚みのある自然林の美しさを強調してくれます。

18時前に下山。
往路は北陸道福井ICから来ましたが、帰路は九頭竜を東へ、東海北陸道白鳥西ICから岐阜市内へ。
20時20分、岐阜羽島到着。20時30分ラストオーダーの予定のお店で晩ご飯をとれました。