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Yamareco

記録ID: 7353009
全員に公開
ハイキング
中国

馬着山、美保関灯台(五本松公園口駐車場から反時計回りに周回)【松江市、島根県】

2024年10月12日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
01:48
距離
6.6km
登り
258m
下り
260m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
1:34
休憩
0:13
合計
1:47
距離 6.6km 登り 258m 下り 260m
13:00
13:03
24
13:32
28
14:00
14:03
21
14:24
14:31
10
14:42
ゴール地点
●コースタイム
五本松公園口駐車場 1255 ― 美保神社入口 1259/神社参拝/1304 ― 小泉八雲記念公園 1307 ― 地蔵崎駐車場 1327 ― 美保関灯台 1329/1332 ― 地蔵崎駐車場 1336 ― あずまや 1352 ― 馬着山山頂 1359/1403 ― 客社 1411 ― 切通 1413 ― 五本松園地 1423/1431 ― リフト跡(上) 1435 ― リフト跡(下)1439 ― 五本松公園入口 1442 ― 五本松公園口駐車場 1442

●行動時間 1:47
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●今回の移動
(米子家=五本松公園口駐車場)
駐車場―地蔵崎園地駐車場―美保関灯台―馬着山―五本松公園―五本待つ公園入口―駐車場
(五本松公園口駐車場=米子家)

●登山口へのアクセス
○五本松公園口駐車場
・7,8台駐車可能。無料。県道2号に面しており、美保関灯台への信仰左側にある。案内標記もある
・五本松公園口駐車場よりも少々手前から右折すると港側にも駐車ができるようだ
・終点の地蔵崎駐車場には50台以上は駐車できそう
(2024.10現在)
コース状況/
危険箇所等
○五本松口駐車場〜地蔵崎駐車場
・車道歩き。歩道もないが、クルマ通りは少ない

○地蔵崎駐車場〜美保関灯台
・遊歩道を歩く

○地蔵崎駐車場〜馬着山〜五本松園地〜五本松公園口駐車場
・木段整備もある、幅広のハイキングコース。“遊歩道”とされているだけのことはあって、勾配も緩やかで歩き易い。頂稜部では、斜度が急なところは仏谷寺から才へと続く山道と交差する切通の前後くらい。五本松園地からリフト乗り場跡まではコンクリート舗装の階段道であり、その先も急坂ではあるが道筋明瞭な山道。最後は、下部リフト乗り場跡からは舗装路となり入口で県道に接続する
(いずれの記述も2024.9現在)
その他周辺情報 ●買う、食べる
・美保関にあるコンビニエンスストアは、県道2号に入るより前の国道431号、国道485号の交差点から国道485号を北へと進んだところにあるのみで、境水道大橋よりも東側にはない
・境水道よりも南側の境港市外には多数ある。魚介の街なので、寿司店なども多数ある

●日帰り温泉
・美保関では美保館が日帰り入浴に対応している
・周辺では、皆生温泉には複数の日帰り入浴可能箇所がある
(いずれの記述も2024.10現在)
駐車場入口にて。6,7台しか駐められません
【関の五本松公園入口駐車場にて】
2024年10月12日 12:54撮影 by  ,
10/12 12:54
駐車場入口にて。6,7台しか駐められません
【関の五本松公園入口駐車場にて】
これから向かう先端方面を見ます。山は馬着山のつもりで撮りましたが、左端がそれだったようです
【関の五本松公園入口駐車場にて】
2024年10月12日 12:54撮影 by  ,
10/12 12:54
これから向かう先端方面を見ます。山は馬着山のつもりで撮りましたが、左端がそれだったようです
【関の五本松公園入口駐車場にて】
郵便局も街並みに合わせた造り
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 12:58撮影 by  ,
10/12 12:58
郵便局も街並みに合わせた造り
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
港越しに馬着山を見ます。後で見ると左のようです
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 12:58撮影 by  ,
10/12 12:58
港越しに馬着山を見ます。後で見ると左のようです
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
美保神社に立ち寄ります。
県道すぐに参道が始まります
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 12:59撮影 by  ,
10/12 12:59
美保神社に立ち寄ります。
県道すぐに参道が始まります
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
創建は8世紀より前とされています
本殿。国指定重文です
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 13:02撮影 by  ,
1
10/12 13:02
創建は8世紀より前とされています
本殿。国指定重文です
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
お詣りして参道を出ます。社殿すぐから鳥居越しに海が見えています
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 13:03撮影 by  ,
10/12 13:03
お詣りして参道を出ます。社殿すぐから鳥居越しに海が見えています
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
小泉八雲記念公園。
怪談で有名な八雲は、この辺りに何度も滞在したようです
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 13:07撮影 by  ,
10/12 13:07
小泉八雲記念公園。
怪談で有名な八雲は、この辺りに何度も滞在したようです
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
海越しに大山を見ます。
残念ながら山頂部は雲の中
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 13:10撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
10/12 13:10
海越しに大山を見ます。
残念ながら山頂部は雲の中
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
小さな神社を毀椶某覆澆泙
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
2024年10月12日 13:19撮影 by  ,
10/12 13:19
小さな神社を毀椶某覆澆泙
【五本松公園口駐車場〜地蔵崎駐車場】
少々高度を上げて地蔵崎駐車場へ。
まずは灯台に立ち寄ります
【地蔵崎駐車場にて】
2024年10月12日 13:27撮影 by  ,
10/12 13:27
少々高度を上げて地蔵崎駐車場へ。
まずは灯台に立ち寄ります
【地蔵崎駐車場にて】
灯台の途中で日本海を見ます。
一直線の水平線
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
2024年10月12日 13:28撮影 by  ,
10/12 13:28
灯台の途中で日本海を見ます。
一直線の水平線
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
見えてきました
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
2024年10月12日 13:28撮影 by  ,
10/12 13:28
見えてきました
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
外観も美しいですが、
私は灯台には美しさやロマンよりも
職人的な威厳を感じてしまいます
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
2024年10月12日 13:29撮影 by  ,
1
10/12 13:29
外観も美しいですが、
私は灯台には美しさやロマンよりも
職人的な威厳を感じてしまいます
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
説明書き。
山陰で一番古いとのこと
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
2024年10月12日 13:30撮影 by  ,
10/12 13:30
説明書き。
山陰で一番古いとのこと
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
灯台の一段下にはテラスがあります
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
2024年10月12日 13:31撮影 by  ,
10/12 13:31
灯台の一段下にはテラスがあります
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
地蔵崎の先には地ノ御前島の灯台も見えます
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
2024年10月12日 13:31撮影 by  ,
10/12 13:31
地蔵崎の先には地ノ御前島の灯台も見えます
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
灯台を出て戻ります
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
2024年10月12日 13:32撮影 by  ,
10/12 13:32
灯台を出て戻ります
【地蔵崎駐車場〜美保関灯台往復】
駐車場を抜け、西端から遊歩道へと進みます
【地蔵崎駐車場にて】
2024年10月12日 13:36撮影 by  ,
10/12 13:36
駐車場を抜け、西端から遊歩道へと進みます
【地蔵崎駐車場にて】
山歩き用の道ですが、「遊歩道」「探勝歩道」とあります。
それほどに緩やかなのでしょう
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:36撮影 by  ,
10/12 13:36
山歩き用の道ですが、「遊歩道」「探勝歩道」とあります。
それほどに緩やかなのでしょう
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
遊歩道入口にて。
杖もあります
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:36撮影 by  ,
10/12 13:36
遊歩道入口にて。
杖もあります
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
すぐに標示。
五本松公園まででも2,700m
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:37撮影 by  ,
10/12 13:37
すぐに標示。
五本松公園まででも2,700m
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
しっかり造られた木段に導かれます
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:39撮影 by  ,
10/12 13:39
しっかり造られた木段に導かれます
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
幅広、緩やかな道が続きます
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:40撮影 by  ,
10/12 13:40
幅広、緩やかな道が続きます
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
しっかりとした道標です
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:48撮影 by  ,
10/12 13:48
しっかりとした道標です
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
あずまやが見えてきました
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:52撮影 by  ,
10/12 13:52
あずまやが見えてきました
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
あずまやからは境港、出雲の国方面が見えています
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:53撮影 by  ,
10/12 13:53
あずまやからは境港、出雲の国方面が見えています
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
島根半島の地質学的なおいたちです
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:53撮影 by  ,
10/12 13:53
島根半島の地質学的なおいたちです
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
山頂手前の隙間より。
歩き始めた駐車場が見えます
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
2024年10月12日 13:58撮影 by  ,
10/12 13:58
山頂手前の隙間より。
歩き始めた駐車場が見えます
【地蔵崎駐車場〜馬着山】
山頂。
といっても道の途中。
見落としそうな山頂標です
【馬着山山頂にて】
2024年10月12日 13:59撮影 by  ,
1
10/12 13:59
山頂。
といっても道の途中。
見落としそうな山頂標です
【馬着山山頂にて】
隠岐もうっすらと見えています
【馬着山山頂にて】
2024年10月12日 14:01撮影 by  ,
1
10/12 14:01
隠岐もうっすらと見えています
【馬着山山頂にて】
最後に改めて日本海の水平線を見ます
【馬着山山頂にて】
2024年10月12日 14:03撮影 by  ,
10/12 14:03
最後に改めて日本海の水平線を見ます
【馬着山山頂にて】
こちらは先ほどまでよりも山道のような風情です
【馬着山〜五本松公園】
2024年10月12日 14:05撮影 by  ,
10/12 14:05
こちらは先ほどまでよりも山道のような風情です
【馬着山〜五本松公園】
客社とのこと
【馬着山〜五本松公園】
2024年10月12日 14:11撮影 by  ,
10/12 14:11
客社とのこと
【馬着山〜五本松公園】
最近整備されたもののようです
【馬着山〜五本松公園】
2024年10月12日 14:11撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
10/12 14:11
最近整備されたもののようです
【馬着山〜五本松公園】
切通のある峠に到着。
十字路になっています
【馬着山〜五本松公園】
2024年10月12日 14:13撮影 by  ,
10/12 14:13
切通のある峠に到着。
十字路になっています
【馬着山〜五本松公園】
切通は才集落へと向かう道筋にあります【馬着山〜五本松公園】
2024年10月12日 14:13撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
10/12 14:13
切通は才集落へと向かう道筋にあります【馬着山〜五本松公園】
ここにはテーブルもあります。
山中ではほかにも数箇所に整備されています
【馬着山〜五本松公園】
2024年10月12日 14:13撮影 by  ,
10/12 14:13
ここにはテーブルもあります。
山中ではほかにも数箇所に整備されています
【馬着山〜五本松公園】
御穂社。
奥の院の位置づけのようです
【馬着山〜五本松公園】
2024年10月12日 14:21撮影 by  ,
10/12 14:21
御穂社。
奥の院の位置づけのようです
【馬着山〜五本松公園】
五本松公園に到着。
広さと開放感を感じます
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:23撮影 by  ,
1
10/12 14:23
五本松公園に到着。
広さと開放感を感じます
【五本松公園にて】
おっと、大山の頭が見えてきました
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:24撮影 by  ,
1
10/12 14:24
おっと、大山の頭が見えてきました
【五本松公園にて】
手前の孝霊山はくっきりと見えます
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:25撮影 by  Canon EOS 90D, Canon
10/12 14:25
手前の孝霊山はくっきりと見えます
【五本松公園にて】
境港方面
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:25撮影 by  ,
10/12 14:25
境港方面
【五本松公園にて】
馬着山。左のピークと思われます
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:25撮影 by  ,
10/12 14:25
馬着山。左のピークと思われます
【五本松公園にて】
島根半島側を見ます。
山並みが続いています
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:26撮影 by  ,
10/12 14:26
島根半島側を見ます。
山並みが続いています
【五本松公園にて】
境港市街と背後には中海越しに嵩山でしょうか
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:27撮影 by  ,
10/12 14:27
境港市街と背後には中海越しに嵩山でしょうか
【五本松公園にて】
西側より振り返ります。手前のコンクリートタイル部分の右手にはかつて平和祈念塔があったとのこと
【五本松公園にて】
2024年10月12日 14:30撮影 by  ,
10/12 14:30
西側より振り返ります。手前のコンクリートタイル部分の右手にはかつて平和祈念塔があったとのこと
【五本松公園にて】
ここからはコンクリート舗装路を下ります
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:31撮影 by  ,
10/12 14:31
ここからはコンクリート舗装路を下ります
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
その途中より馬着山
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:32撮影 by  ,
10/12 14:32
その途中より馬着山
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
五本松は二代目もなくなってしまったようです
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:33撮影 by  ,
10/12 14:33
五本松は二代目もなくなってしまったようです
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
先ほど過ぎてきた御穂社の説明書きがここにもありました。
ずいぶん推されています
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:33撮影 by  ,
10/12 14:33
先ほど過ぎてきた御穂社の説明書きがここにもありました。
ずいぶん推されています
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
関の五本松節の説明
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:34撮影 by  ,
10/12 14:34
関の五本松節の説明
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
リフト乗り場跡。これは上部
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:35撮影 by  ,
10/12 14:35
リフト乗り場跡。これは上部
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
下りていったら、すぐに下部の乗り場。
かつての休止の案内が残ったままです
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:39撮影 by  ,
10/12 14:39
下りていったら、すぐに下部の乗り場。
かつての休止の案内が残ったままです
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
遺構は草むらに埋もれつつあります
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:40撮影 by  ,
10/12 14:40
遺構は草むらに埋もれつつあります
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
下りていくと視界が開けました。馬着山を見ます。右足下には駐車場があります
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:41撮影 by  ,
1
10/12 14:41
下りていくと視界が開けました。馬着山を見ます。右足下には駐車場があります
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
公園への入口。県道を右手に折り返して駐車場。
短い山行きでした
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
2024年10月12日 14:42撮影 by  ,
1
10/12 14:42
公園への入口。県道を右手に折り返して駐車場。
短い山行きでした
【五本松公園〜五本松公園口駐車場】
撮影機器:

感想

 隣県ながら、米子からはほど近い美保関の馬着山へと向かった。
 最近は“隙間登山”が続く。今日も朝と夕方の仕事の合間に行くこととした。美保関には神社や灯台などの見どころもあるため、これらにも立ち寄りたい。
 クルマを五本松公園口駐車場に駐めて歩き始める。すでに先行車が数台ある。
 神社まででもリュック姿の人とすれ違う。山には登らずとも、ハイキングよろしく歩く人がそれなりいらっしゃるようだ。美保神社にお詣りしてさらに先へ。街が切れて海と山に挟まれた崖沿いの県道を進む。釣り人も見かけるが、ここまで来るとすれ違うのはクルマばかりになる。海には漁船も見えるが更にその先に目をやると大山が聳えている。本来は雄大な姿を正面視できるのであろうが、あいにく頭が雲の中に隠れている。
 海沿いを緩やかに上りながら進む。終点にある地蔵崎駐車場は広く、4、50台は入るであろうか。駐車場もほぼいっぱいで、灯台に向けて歩く人の姿や団体で自然ガイドらしき人から説明を受けている様子も眼に入る。
 遊歩道を灯台へと向かう。程なく、歴史ある白亜の塔が見えてくる。この灯台は120年以上の歴史を持ち、世界の灯台百選にも選ばれている。なお世界灯台百選には日本からは犬吠埼、姫埼、神子元島、美保関、出雲日御碕が選ばれている。島根県から二基選定されていることが興味深い。
 趣ある佇まいを鑑賞の後、海の見えるテラスから日本海を見る。テラスにくつろぐ人は多く、みな雄大な海の光景に見入っている。こちらは時間に限りがあるので、やむなく先を急ぐ。
 馬着山へは、駐車場の西奥から遊歩道が続いている。幅広な道取り、緩やかな木段が導いてくれている。息を切らすこともなく、緑の中を進む。光の差し込みを見ると、あずまやに到着。ここからは境港市街や遠くの山並みを見ることができる。
さらに進み、馬着山の山頂へ。山頂には広場もない。山名標識のある辺りは道の途中に過ぎない。山頂標識の先にベンチがあり、日本海側に視界が開けている。陽の光を受けて青々としている日本海は美しい。よく見ると、隠岐の姿も確認することができる。
 山頂から先へと進むと、先ほどまでよりも山道っぽくなった道を行く。細々とはしているが道筋としては明瞭だ。客社の先で切通のある峠へと下降し登り返す。この辺りが区間中ではいちばん急斜面になっている。といっても大した長さはない。
峠にある切通は、こちらの縦走道ではなく、横切っている道筋にあるものを指しているようだ。その道は仏谷寺から才集落へと続くもののようで、踏み跡の様子を見ると、今も通る人はあるように見えた。
 島根半島は当然ながら地続きであり、先端部では境港からの道も繋がっているため半島感は薄いのだが、こういった狭隘な山谷のようすを見ていると島嶼部の風情を感じさせる。
 峠から登り返し、小さなアップダウンを過ぎると五本松園地に到着。正確には園地はこの先の下りを指していて、ここは山頂部の公園ということのようだ。
公園からは海を越えた大山や出雲地方など南側がよく見える。東にある馬着山も辛うじて見えている。
 広く造られた公園で暫し休憩。
 天気の良い日に、眺めのよい山頂でくつろぐのは爽快だ。短い時間ながら、いっぺんにリフレッシュできたように感じた。
 下りは整備されたコンクリート道で始まる。やがて五本松のあったあたりを過ぎ、リフト降り場の跡が現れる。かつては麓からこの園地までリフトを使って来ることができた。今は、さらに続く山道を下りていくよりない。
 山道然とした急坂を下りていくと、リフトの駅跡を通り過ぎる。リフトは2007年に閉業したようで、今や駅舎も含めて廃墟となっている。
 遺構を後にしてさらに一息下りていくと、出発した駐車場が眼下に見えて公園入口で県道に合流した。
 ハイキングというには軽いが、十分に豊かな時間を過ごすことができた。
 次はしっかりと山に行きたい。

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