馬着山、美保関灯台(五本松公園口駐車場から反時計回りに周回)【松江市、島根県】
- GPS
- 01:48
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 258m
- 下り
- 260m
コースタイム
- 山行
- 1:34
- 休憩
- 0:13
- 合計
- 1:47
五本松公園口駐車場 1255 ― 美保神社入口 1259/神社参拝/1304 ― 小泉八雲記念公園 1307 ― 地蔵崎駐車場 1327 ― 美保関灯台 1329/1332 ― 地蔵崎駐車場 1336 ― あずまや 1352 ― 馬着山山頂 1359/1403 ― 客社 1411 ― 切通 1413 ― 五本松園地 1423/1431 ― リフト跡(上) 1435 ― リフト跡(下)1439 ― 五本松公園入口 1442 ― 五本松公園口駐車場 1442
●行動時間 1:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(米子家=五本松公園口駐車場) 駐車場―地蔵崎園地駐車場―美保関灯台―馬着山―五本松公園―五本待つ公園入口―駐車場 (五本松公園口駐車場=米子家) ●登山口へのアクセス ○五本松公園口駐車場 ・7,8台駐車可能。無料。県道2号に面しており、美保関灯台への信仰左側にある。案内標記もある ・五本松公園口駐車場よりも少々手前から右折すると港側にも駐車ができるようだ ・終点の地蔵崎駐車場には50台以上は駐車できそう (2024.10現在) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○五本松口駐車場〜地蔵崎駐車場 ・車道歩き。歩道もないが、クルマ通りは少ない ○地蔵崎駐車場〜美保関灯台 ・遊歩道を歩く ○地蔵崎駐車場〜馬着山〜五本松園地〜五本松公園口駐車場 ・木段整備もある、幅広のハイキングコース。“遊歩道”とされているだけのことはあって、勾配も緩やかで歩き易い。頂稜部では、斜度が急なところは仏谷寺から才へと続く山道と交差する切通の前後くらい。五本松園地からリフト乗り場跡まではコンクリート舗装の階段道であり、その先も急坂ではあるが道筋明瞭な山道。最後は、下部リフト乗り場跡からは舗装路となり入口で県道に接続する (いずれの記述も2024.9現在) |
その他周辺情報 | ●買う、食べる ・美保関にあるコンビニエンスストアは、県道2号に入るより前の国道431号、国道485号の交差点から国道485号を北へと進んだところにあるのみで、境水道大橋よりも東側にはない ・境水道よりも南側の境港市外には多数ある。魚介の街なので、寿司店なども多数ある ●日帰り温泉 ・美保関では美保館が日帰り入浴に対応している ・周辺では、皆生温泉には複数の日帰り入浴可能箇所がある (いずれの記述も2024.10現在) |
写真
感想
隣県ながら、米子からはほど近い美保関の馬着山へと向かった。
最近は“隙間登山”が続く。今日も朝と夕方の仕事の合間に行くこととした。美保関には神社や灯台などの見どころもあるため、これらにも立ち寄りたい。
クルマを五本松公園口駐車場に駐めて歩き始める。すでに先行車が数台ある。
神社まででもリュック姿の人とすれ違う。山には登らずとも、ハイキングよろしく歩く人がそれなりいらっしゃるようだ。美保神社にお詣りしてさらに先へ。街が切れて海と山に挟まれた崖沿いの県道を進む。釣り人も見かけるが、ここまで来るとすれ違うのはクルマばかりになる。海には漁船も見えるが更にその先に目をやると大山が聳えている。本来は雄大な姿を正面視できるのであろうが、あいにく頭が雲の中に隠れている。
海沿いを緩やかに上りながら進む。終点にある地蔵崎駐車場は広く、4、50台は入るであろうか。駐車場もほぼいっぱいで、灯台に向けて歩く人の姿や団体で自然ガイドらしき人から説明を受けている様子も眼に入る。
遊歩道を灯台へと向かう。程なく、歴史ある白亜の塔が見えてくる。この灯台は120年以上の歴史を持ち、世界の灯台百選にも選ばれている。なお世界灯台百選には日本からは犬吠埼、姫埼、神子元島、美保関、出雲日御碕が選ばれている。島根県から二基選定されていることが興味深い。
趣ある佇まいを鑑賞の後、海の見えるテラスから日本海を見る。テラスにくつろぐ人は多く、みな雄大な海の光景に見入っている。こちらは時間に限りがあるので、やむなく先を急ぐ。
馬着山へは、駐車場の西奥から遊歩道が続いている。幅広な道取り、緩やかな木段が導いてくれている。息を切らすこともなく、緑の中を進む。光の差し込みを見ると、あずまやに到着。ここからは境港市街や遠くの山並みを見ることができる。
さらに進み、馬着山の山頂へ。山頂には広場もない。山名標識のある辺りは道の途中に過ぎない。山頂標識の先にベンチがあり、日本海側に視界が開けている。陽の光を受けて青々としている日本海は美しい。よく見ると、隠岐の姿も確認することができる。
山頂から先へと進むと、先ほどまでよりも山道っぽくなった道を行く。細々とはしているが道筋としては明瞭だ。客社の先で切通のある峠へと下降し登り返す。この辺りが区間中ではいちばん急斜面になっている。といっても大した長さはない。
峠にある切通は、こちらの縦走道ではなく、横切っている道筋にあるものを指しているようだ。その道は仏谷寺から才集落へと続くもののようで、踏み跡の様子を見ると、今も通る人はあるように見えた。
島根半島は当然ながら地続きであり、先端部では境港からの道も繋がっているため半島感は薄いのだが、こういった狭隘な山谷のようすを見ていると島嶼部の風情を感じさせる。
峠から登り返し、小さなアップダウンを過ぎると五本松園地に到着。正確には園地はこの先の下りを指していて、ここは山頂部の公園ということのようだ。
公園からは海を越えた大山や出雲地方など南側がよく見える。東にある馬着山も辛うじて見えている。
広く造られた公園で暫し休憩。
天気の良い日に、眺めのよい山頂でくつろぐのは爽快だ。短い時間ながら、いっぺんにリフレッシュできたように感じた。
下りは整備されたコンクリート道で始まる。やがて五本松のあったあたりを過ぎ、リフト降り場の跡が現れる。かつては麓からこの園地までリフトを使って来ることができた。今は、さらに続く山道を下りていくよりない。
山道然とした急坂を下りていくと、リフトの駅跡を通り過ぎる。リフトは2007年に閉業したようで、今や駅舎も含めて廃墟となっている。
遺構を後にしてさらに一息下りていくと、出発した駐車場が眼下に見えて公園入口で県道に合流した。
ハイキングというには軽いが、十分に豊かな時間を過ごすことができた。
次はしっかりと山に行きたい。
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