餓鬼岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,779m
- 下り
- 1,779m
コースタイム
天候 | 初日ガス 2日目晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
渡渉 濡れ岩濡れ根っこ ザレ |
その他周辺情報 | 温泉:すずむし荘 600円 |
写真
感想
連休中日に用事があるから行けると思ってなかった遠征。少しずつ前倒しで予報が良くなり、これをのがすと遠征しないで終わってしまう!と、一泊2日で強行。体力的に難しいと思い、当初は案から外していたけれど、前日昼から帰れそうだったので、それならなんとかなるかと餓鬼ピストンを選択。
登山口でなんとか一番上のスペースに車を押し込み歩き始めるも、ずーっとガスの中。この日は上がりさえすればいいんだからと、ひたすら歩を進めました。心配していた渡渉は水量がさほどなく、時々ジャンプはしたものの問題なし。橋やらハシゴも湿っていて気は使うけど問題なし。滝を過ぎてからは急登をひたすらこなし、後少しと思っていたところで小屋まで後30分の看板でゲンナリしつつも何とか小屋に到着しました。
下山してきた方が上はガスが抜けてますよと励ましてくれていた通り西側はなんとか展望もあったので、受付を済ませて山頂に向かうと、たまに陽が差して寒くもないので、山を歩くために北海道から移住したというご夫婦とおしゃべりしながらのんびり過ごしました。こんな山にテン泊装備で上がるなんて凄いなぁ。
寒くなってきたので小屋に戻り、到着してきた皆さんの話を聞いていると、ほとんど燕から歩いて来た人ばかり。逆に広島から?一泊で?こんな山に?餓鬼岳だけのために?と言われました…ケンズリは、大変だけど想像ほどではなかったと…今度頑張ります。
夜ごはんは、有名な?ちらし寿司でなくてガッカリしていたのですが、炊き込みご飯がとても美味しく、みんながこれ美味しいと口に出していました。連泊したら両方食べられますよと小屋の方が言われてたので、連泊して唐沢岳にも行きたいな。
夜中に起きて外トイレに行くと満天の星空で、流れ星も3つ見られました。翌日の晴天も期待しつつまた眠りました。
翌朝、4:20には灯りが着くので起きてもそもそ準備して、5時には朝ごはんを食べてからご来光狙いで山頂に向かい、周り全部見えの景色を堪能…真っ赤に染まる山々、噴煙を上げる浅間山の隣で雲海から昇るご来光、ピンクに滲む稜線の空、もう素晴らしいの一言!立山からいつも餓鬼の向こうに富士山が見えていたので、その中間に立つというミッションも達成しました。みなさん程なく降りて行ったのですが、女性と2人で名残惜しくて離れられないね~と山座同定しながらおしゃべりしました。
結局私は出発が一番最後になってしまいましたが、余りの素晴らしさに高揚していたので、下山し始めての頃は早出して唐沢岳往復も頑張れば良かったかななどと思っていたのですが、下るにつれ足の疲れがどっと出る…大凪山辺りまでで先行して出発していた方たちに追いついたのですが、その後の急坂がきついキツイ😓根っこは滑るザレてるで、外反母趾痛で踏ん張りのきかない足が悲鳴を上げ、小滑りすること数回、いや十数回?最後は意識も朦朧として足がいうことを聞かず、一人ぶつぶつとしんどい~死ぬる~と言いながら降りる始末。今までで一番キツかった💦数字上では、1日の行程としては南岳小屋から北穂涸沢横尾経由で上高地に降りた時や北岳山荘から間農鳥大門沢経由で奈良田に下山した時の方が高低差とか大きいのですが、道の状況と足の持病でしょうか…歳も取ってるか。
ようやく登山口に到着すると、タクシーが予約者の下山を待っていたので、片付けながら運転手さんと話をしてから別れました。
下山後、安曇野から山々を見るのを楽しみにしていましたが、下山しているころから山にはガスが湧いていて見えなかったのが残念💦のんびり寝ながら帰路につき、翌朝7時過ぎに帰宅しました。餓鬼はとてもいい山だったので、唐沢岳往復もしたいし燕と縦走もしたいのですが、この辛さを忘れた頃に…じゃな。
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