【日本三百名山 #182】御嶽山（中の湯から池巡り周回）

2024年10月14日(月) [日帰り]

• GPS: 06:20
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,476m
• 下り: 1,473m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:38
• 休憩: 0:42
• 合計: 6:20

5:27 黒沢口六合目・中の湯
5:42 5:46 日野小屋跡
5:59 飯森小屋(八海山支店)
6:07 黒沢口七合目・行場山荘
6:46 女人堂
7:12 大岩
7:54 開田頂上（三ノ池避難小屋）
7:56 三ノ池
8:06 三・四・五ノ池分岐
8:17 8:24 五ノ池
8:24 8:25 五の池小屋
8:41 8:45 摩利支天乗越
8:46 8:50 摩利支天乗越展望台
8:52 摩利支天乗越
8:57 9:00 白竜避難小屋
9:06 賽ノ河原
9:20 二ノ池山荘
9:27 9:28 黒沢十字路
9:38 御嶽教御神火祭斎場
9:42 9:48 王滝頂上
9:49 八丁ダルミ
9:54 御嶽教御神火祭斎場
10:03 剣ヶ峰山荘
10:05 10:07 御嶽頂上避難シェルター
10:09 御嶽山
10:18 黒沢十字路
10:22 覚明堂休泊所
10:27 10:33 石室山荘
10:55 10:57 女人堂
11:21 黒沢口七合目・行場山荘
11:26 飯森小屋(八海山支店)
11:33 11:35 日野小屋跡
11:47 黒沢口六合目・中の湯

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

【行き】
🏨 飛騨高山
🚗 国道361号線、長野県道20号線経由で約1時間半
🅿️ 中の湯駐車場

【帰り】
🚗 大渋滞。Googleマップに従って、中央道を岡谷で降りて、国道142号、国道254号を走って、下仁田から上信越道、関越道経由で約7時間！

コース状況／危険箇所等

※ 特に注意を要するところのみ記す
【全山】
ヘルメット推奨。付けてない人、持っていない人もそれなりにいたが、2014年噴火は大きな前触れもなく突然噴火したので、やはり持っておくにこしたことはない。

【女人堂の先、大岩〜三ノ池避難小屋】
ナメた感じの沢の渡渉が数カ所。この日は夜の冷え込みが強く、沢の両端が凍結していた。また水量もかなりあり、雨が降ったあとは結構水が出ると思われる。

その他周辺情報

【下山風呂】
鹿ノ瀬温泉

写真

5:26 空が明るくなり出した中の湯を出発。さすが最新iPhone、明るく撮れる。実際は、ヘッデン点けているくらいの暗さ。

中ノ湯のお社で手を合わせる。

基本的に階段が多い。

6:46 女人堂に到着。ここから、剣ヶ峰方面にはダイレクトに向かわず、三ノ池方面へ向かう。

ナナカマド

いいお天気。トラバース道も前半は快適

右奥に八ヶ岳連峰、左奥に浅間

沢の渡渉。両端は凍結。岩の上もうっすら氷で、下手に足を乗せると滑る。慎重に渡渉。

7:54 三ノ池に到着。

三ノ池をぐるっと回り込んで、四ノ池を見下ろす。

三ノ池も見下ろす。

8:16 五の池小屋。分岐からすぐ。

五の池小屋で少し休憩。

五ノ池

摩利支天方向への登りから、振り返って五の池小屋

結構登る。

摩利支天乗越そばの展望台から、摩利支天。

展望台から剣ヶ峰を望む。

御嶽山には御嶽信仰で像が至る所にあるのだが、このメガネはちょっとビックリ。最初、誰かが後からかけたメガネ？と思った。

メガネの方。

サイノ河原避難小屋

サイノ河原

9:19 二ノ池山荘

二ノ池

二ノ池にある像。2014年の噴火以前は池の中に浮いているような感じだったらしい。今は、火山灰などで池の底が上がってしまって、写真のような感じ。

至る所に像。

トラバース道を通って、一旦王滝へ。

王滝頂上が見えてきた。王滝頂上までの間にある緩やかな谷間から右手奥は、想定火口域。

9:43 王滝頂上

来た道を少し引き返して、剣ヶ峰へ。

想定火口域のすぐ側だから。

剣ヶ峰山頂直下の階段

10:06 剣ヶ峰に到着。これで日本3000m峰全制覇。

一ノ池と右に二ノ池

山頂から北方向。向こうに乗鞍。そのさらに奥には北アルプス。

山頂から東方向。中央アルプスに、南アルプスと八ヶ岳連峰。そして富士山も。

ドバーッと下ってきて、石室山荘から女人堂へ。下に見えるのは女人堂。

ドバーッと下ってきた

10:57 女人堂。ここからは朝に登ってきた道を、そのまま下る。

11:47 ゴールの中の湯に到着。

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ ヘルメット

感想

ちゃーまる

スポーツの日連休の遠征、2日目は御嶽山へ。前日は毛勝山だったのだが、その周辺の未踏の三百名山は公共交通機関で行けるものばっかりだったので、またの機会にと思って今回は見送り。そういえば、山リストの日本3000m峰が後1座でコンプリートするはずだったな、、、それは御嶽山。車でしか行けない山ではないが、この際だから山リストをコンプリートさせてしまおうと思い、遠征2座目は御嶽山にすることにした。

とはいえ、連休で近くの宿は全て予約でいっぱい。仕方なしに飛騨高山に泊まり、早朝移動することにした。それでも1時間半の移動で済むのだから、東京から向かうのに比べたら全然楽。早い時間に中の湯駐車場に着いたが、その時点で20台ほどは車が停まっていた（前日に登って、上で泊まっている人もいるだろうが）。

いざ登り始めると、前日の毛勝山と違って、長い急登というのはなく、程よい傾斜の登りがずっと続く。さくさくっと歩いて、女人道。ここからは樹林帯の上になるので、素晴らしいお天気とどこまでも広がる眺望を楽しみながら歩くことができた。

とはいえ、これだけ天気が良いと言うことは、夜中の放射冷却も強くなると言うこと。道も霜柱がどっさりあったが、最初は気にも留めなかった。あ、ヤバ、と思ったのは、大岩の先の渡渉。沢の両端がびっしり凍っている。しかも、ナメ気味の沢で、白い氷がなくても、薄い氷で覆われている岩もあり、慎重に足を置く場所を選ぶ必要があった。逆に水の流れがしっかりあるところの方が氷がないので、靴が濡れるのは気にせず、あえて足を水の中に突っ込んだ方が、安全に渡渉できた。

あとは、三ノ池からそれぞれの池を巡って、剣ヶ峰へ。ずっと一日素晴らしい快晴で、360度のパノラマを楽しみながら歩くことができました。