友ヶ島・タカノス山・サマータイムレンダ
- GPS
- 03:49
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 233m
- 下り
- 247m
コースタイム
- 山行
- 2:09
- 休憩
- 1:45
- 合計
- 3:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
船
|
その他周辺情報 | 今回のレコ、一部「サマータイムレンダ」というアニメを見た方にしかわからないところがありますが、ご容赦くださいm(_ _)m |
写真
感想
例年、KAT(Kyoto Alpine Team)のその年の納会は四国へ行っていたのですが、今年は既にフェリーで九州遠征まで行ったので、今回は近場和歌山、フェリーもグンと小さくなって^^;、「友ヶ島 サマータイムレンダ聖地巡礼の旅」と相成ったのでした!
各自、(登山時の情報収集の何倍もの熱心さで)何度もアニメを見返し^^;、聖地スポットを頭に叩き込んで臨んだ旅、加太に近づくほどテンションも上がります。
かくして加太に到着後、まず目に飛び込んでくるのは、見覚えのある観光案内所。お〜、アニメと一緒、と一同。歩を進めて、見覚えのある角を曲がれば、これまた見覚えのあるキシモト商店さん。天気快晴で慎平と澪は雨宿りしていませんでしたが、サーターアンダギーを購入しました(朝早くて名物の揚げパンがまだなかったので)。続いて見覚えのある川沿いをさらに進めば、コバマートの小嶋一商店さん。もちろんよもぎ餅を買いましたよ! そしてそのすぐ先にはこれまた見覚えのある三叉路。根津さ〜ん!
あちこち寄り道三昧で、波止場に着いたのは10時過ぎ。早速チケットを買おうと思ったら、なんとこの連休は人が多いので、2隻体制でバンバン運航しているけど、購入には整理券が必要とのこと! 聞けば、この時点でもらえる整理券は12:30発のフェリーとか・・・。オ、オワタ。。。 と途方に暮れていると、なんとそこに渡島をやめた方から「これ10:30の整理券だけど、あげますよ」と、まさに天の恵み! 丁重にお礼を述べ、無事に10:30のフェリーに乗ることができました。
ちなみにフェリーですが、アニメに出てくる「ひとがしま」号のモデルの旧式に加え、この日はちょっとかっこいい新型フェリーも運航してましたよ。僕らが乗ったのは往復とも「ひとがしま」モデルです。
そんなこんなで11時には無事上陸できましたが、桟橋もきれいにクランク型に改装され、柵もできてました。澪が自転車で突っ込まないようにしたんだろうか。。。さて、僕らは反時計回りに島を巡ることにしたのですが、まずはひづるさんが足かけぶら下がりをしていた松の木が出迎えてくれます。
そこから、既に使われていないであろう海の家を経由して到着するのは第2砲台跡。
見覚えのある崩れ具合に、よしよしと意味不明のうなずきをしながら少し進めば、いきなり現れる第1砲台跡。こ、この鉄柵は、りゅ、竜之介ぇ〜、と思わず叫びだすところでした。いやぁ、なんだろうこの感覚。これが聖地巡礼の醍醐味だろうか。
さてその後第1砲台跡のすぐ近くにある灯台(の日陰。この日も暑かったので)で一休みして、サーターアンダギーとよもぎ餅でエネチャージ。いよいよメインの第3砲台跡を目指します。
5番の標識まで戻り、今度は第2砲台と逆の方向へ。ほどなくして出てくるのは・・・最終決戦の地、と、常夜じゃないですか! うひゃ〜、これまたアニメそっくり、もはやカンドー。KAT紅一点のハナちゃんには潮役を務めてもらいました^^;
その後しばらく歩き、小展望台を過ぎると第3砲台もすぐそこなのですが、まずはAlpine Teamですからタカノス山で一等三角点タッチ。そしてすぐ隣の大展望台で再びエネチャージして、万全の態勢で第3砲台跡へと向かいます。
ここは唯一中に入れる砲台跡で、ラピュタのモデルになったのでは、ということでも有名ですね。まずは階段を降りると薄暗いトンネル、というか通路。そこを歩いていくと大きな部屋があります。昔は真っ暗だったらしいのですが、今は小さめのライトが一つ。でもこのライトを背に振り返ると、自分の巨大な影がドーム状の天井に映されて・・・まさに「影」! 3発打ち込んじゃうところでした^^; 自分を縫い付けてどうする、あぶない、あぶない。
でもここは本当に見応え、というかよくぞアメリカ軍が壊さずに残してくれた、と感動するくらいの遺跡ですよ。建築的にはうまく設計されているんじゃないだろうか。もちろん、レンダに出てくるシーンに合わせての撮影も忘れません。
その後は探照台跡に足を延ばし、第5砲台跡に向かうべく、ひとまず桟橋前の広場まで戻りました。第5砲台跡に向かう途中には、人もいないし、「シデかっ!」と叫びたくなるような木もあって、なかなかの雰囲気でした。第4砲台跡にも行ってみたかったのですが、それは次回のお楽しみにして、今回はここまで。桟橋に戻り、凸村さんの駐在所モデルの写真も撮り、15時の臨時便で加太に帰ってきました。船はもちろん満員。
加太上陸後も聖地巡礼は続きます。ホテルにはまだ行きません^^;
まずは淡島神社。アニメと異なり山の上ではありませんが、全く同じ作りでしたね。宝物殿まで同じだったし。お祭りでも無いのに参道には屋台もあって、たこ焼き屋さんもあったので、「10個でも100個でも買うちゃあそ!」と叫びましたよ、もちろん! ・・・小声で^^;
〆に、117段の階段を上って役行者堂できれいな夕陽を、と思ったのですが、既に歩みは1万数千歩を超え、「まだ夕陽には早いし・・・」と言い訳を残してスルー(次回行きますよ!)、ホテルチェックインと相成りました。
お宿は「菊水」さん。ここ、1Fが居酒屋さんになっているので、飲んで食べて、そのままエレベータで部屋にあがってバタンQできるサイコーのお宿です。KAT一同、速攻でお風呂に入り、和歌山地酒吞み比べセットでちびちびしながら、お刺身に、ホタテバター焼きにイワシのペペロンチーノ、シラスとトマトのブリスケッタなどなど、たらふく、そして美味しくいただきましたm(_ _)m 翌朝のごはんも家では食べたことないくらい豪華でした。
翌朝は、またキシモト商店さんでサーターアンダギーを買い、印象的なカーブを今一度堪能して、加太から電車に乗って帰路に着いたのでした。
いやぁ、聖地巡礼なるものは初めてだったけど、なかなかに満足度の高い旅でした。
・・・は、しまった、なれ寿司食べるの忘れた! やっぱりまた行かなくちゃ!!
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