山行記録: 早池峰山（小田越コース）

天候	晴れ☀️
過去天気図（気象庁）	2024年10月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車今年の東北地方遠征3日目は、早池峰山。前日の10月13日は、花巻市のホテルルートイン花巻に宿泊。10月14日の5時半頃出発。岳駐車場の先の早池峰神社からは急にすれ違いが難しい狭い道になる。狭い道の右側にいくつも滝が現れる。そして河原坊駐車場に6時20分頃到着。駐車場の入りは5割程度であった。アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	コースは特に問題なし。レンジャーの方が何人か山に入っておられ、登山道から外れる人がいないか監視しているようであった。駐車場より先は、トイレがなく、携帯トイレブース使用となるので、河原坊駐車場でトイレに行っておく必要がある（携帯トイレは駐車場そばの早池峰総合休憩所で500円で販売している）。朝方の気温は少し肌寒いくらい。まず、一般車規制があるので、アスファルトの舗装路の林道を小田越えまで約30分歩く。途中、花巻市から遠野市に入る。間もなく登山口に着く。登山届けはここで出せる。登山口から登山開始。最初の木道があり、続けて樹林帯の中を登っていく。30分ほどで、一合目御門口に着く。樹林帯を抜け、展望の開けた大きな岩の道を進んでいく。やがて、雲海の中に、鳥海山、焼石岳、栗駒山が顔を出していることに気づく。だんだん傾斜と岩の大きさが大きくなり、五合目御金蔵に着く。更に急傾斜の岩場は続くが、前方に見えるピークは、山頂ピークではない。我慢して登っていくと、不意に長いハシゴが現れた。ハシゴは2段で、下側は一本、上側は2本になっている。登り切ってから、下を見ると結構高度感があるが、ハシゴの角度は垂直ではないので、下りでもそれほどでもない。ハシゴを越えてしばらくすると、剣ヶ峰分岐に着く。そして今度こそ黄色の山頂避難小屋が見えた。剣ヶ峰分岐を左側の小屋方向に向かうと、避難小屋到着。避難小屋の向こうが山頂になっている。たくさんの剣が奉納されている祠が山頂で、その横に観音像が祀られている。山頂は好天なので360度の絶景。遠い雲海の向こうに、途中で見えた鳥海山、焼石岳、栗駒山に加え、これまで見えなかった北側の岩手山、八幡平、岩木山が見えた。岩手山、鳥海山は山容がわかりやすいので、見つけやすい。岩手山は本当なら今日辺り登る予定だったが、3週間程前に火山規制がかかったため、断念した。地元の方で、これまで何回も早池峰山に登っておられ、今年も既に3回目というベテランさんと、話をさせていただいたが、今日の天候は今年一番だとか。私は遠くから何度も来れる訳ではないし、つくづく良い日に早池峰山に登れたことに感謝。サンドイッチとトマトジュースを食べながら、景色を堪能した後、観音様にお参りして、下山開始。下山時に、残っていたナンブトラノオ、ハヤチネウスユキソウを見つけた。花の季節に来たら、また素晴らしいだろうと思われた。小田越えから駐車場まで戻る途中に朝は気づかなかった麓の紅葉に彩られた早池峰山が見られた。最後は、両側の紅葉を愛でながらの心地よい林道歩きで花巻市に入り、下山完了した。追記　行きの道で道路をリスが横切り、茂みへ消えていった。帰りに峰南荘から道の駅はやちねまでの道中、大きな角を持つ立派な雄鹿が道路におり、停車して様子を見ていたら脇の茂みへ跳ねて逃げた。気をつけましょう。
その他周辺情報	河原坊駐車場から一番近い食事処は、早池峰神社そばの早池峰ロッジ峰南荘が隣に併設しているお山カフェアスチルベ。たくさん人が入っていた。道の駅はやちねは小さいが、地元のエーデルワイン関係の方が店をしてるようで、ワインの他に、手作り雑貨やTシャツなどあり。山ぶどうジュース350円は美味しかった。温泉は、花巻市街の道の駅東和の東和温泉700円。お土産も販売している。登山バッジは、河原坊駐車場の早池峰総合休憩所、お山カフェアスチルベ、で手に入る。