稲子岳 南壁左カンテ 秋の絶景アルパイン
- GPS
- 09:23
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 1,130m
- 下り
- 1,128m
コースタイム
- 山行
- 8:35
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 9:12
天候 | ガスのち快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良く登られているので結構片付いていますが、それでも浮石注意です。2Pのあたりは特に。 ハンガーも整備されていますが、カムを1セット持った方が良いと思います。今回はキャメC4#0.3〜#3まで出番が有りました。X4の#0.1、0.2は持って行きましたが使いませんでした。4Pの終了点用に240のスリングが有ると捗ります。 帰りにルートをロスして100m程変な方向に進んでいます。この部分のログは間違いですのでご注意ください。 |
写真
感想
お手頃な難易度で楽しめる稲子岳南壁左カンテへ5年ぶりの再訪、朝はガスガスでしたがすぐに快晴となり日当たりの良い南壁は岩も乾いて良好なコンディション。
流石に5年ぶりという事で、前回のテキスト等参考にしても「あれ?こんなんだったっけ?」という感じで新鮮な印象で楽しめました。
ルートの内容もフェース状、凹角、クラック、チムニー、カンテと色々な表情があり日差しが暖かく景色も最高と大満足の1日でした。
皆さん今回もありがとうございました!またよろしくお願いします!
以下再訪に備えた備忘録です。
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1P 30m
出だしのスタンスがちょっと細かいけど少し上がったら快適な登り。15m程登った所のハンガー2つは通過して終了点はリングボルト3個(だったかな?)と右上にハンガー1個のテラス。
2P 30m
凹角状を登り捨て縄が掛かったハンガーの岩を左へ進む。(kazuma-さんによると、ここを右に行くと悪くなるらしい、自分も今回左右迷った)浮石が多く落石を起こさないように気を使いました。上部は浮石を踏まないように右のカンテを使って登りました。終了点はハンガー2個。
3P 15m
左のコーナークラックを登っての核心ピッチ。右のチムニーなら薫未隼廚錣譴襦ちゃんと立っているクラックなのでフットジャムが使えないと難しくなるかもしれませんが、練習して無くても何とかなる位の感じです。フットジャム2手で上のガバが掴めたのでレイバック気味に乗り越して鍵漫終了点はハンガー2個。
4P 40m +
今回のハイライト。最初はほぼ歩きパートからリッジ状へ。リッジ状を右から抜けて最後の方は前回は正面左から超えましたが、今回は右側から回り込むように越えました。
今回の右はロープの流れ的には岩に挟まりやすく、重くなるのであまり良くなかった気がします。やはり正面左から超えるのが良さそうに思えました。終了点は右大岩にダイニーマ240と左岩のクラックにキャメC4#3で作りましたが、ビレイ器の高さが低かったのでビレイ操作がやりにくかったのは反省点。ダイニーマの途中にノットしてセットする等工夫が必要かも。
5P 15m
おまけピッチ。クラックにガバして越えます。短いですが左側の高度感が意外と気持ち良いです。終了点はハンガー2個。(という前回の記録、今回うっかりして未確認)
3人PTのシステム
リード交代に備えてロープをカンツキでハーネスに装着する所までは良かったが、リード交代の時、次にリードする人に今リードした人のロープを接続してしまった。
これをやるとセルフに振り分けて重なったロープを下から引く事になり(片方のロープは重なったロープの上から引かれるが、もう片方のリード交代の為接続したロープは下から引かれる)非常にめんどくさい事になる。
3人PTリード交代時には、
1、セルフ確認!(あたりまえだけど最重要)
2、フォローで登って来て次もフォローする人から、フォローで登って来て次リードする人へロープを繋ぎ変え。
3、リードで登って来て次フォローする人から、フォローで登って来て次もフォローする人へロープを繋ぎ変え(どちらのロープか間違えないように)
で交代する事。また、終了点からロープでセルフを取るとリード交代時にもたつく事がある。スリングやPASを使ったセルフにしたり、複数のスリングと混在してロープを掛ける時はロープのクローブヒッチをゲートに一番近い側に来させる等の工夫した方が良さそう。
落石やらかしてしまい申し訳ございません🙇
大丈夫だったでしょうか?
ドローンの撮影もご了承いただきありがとうございました。
はじめまして!ってか記録を参考にさせて頂いた事も度々で、共通の知人も多くてお世話になっております。
落石、大きなコールありがとうございます!1P登攀中でしたがおかげさまで身構えられました。落石は右の方にぶっ飛んで行き、あれ頭に当たったらメットしてても死ぬね〜なんて笑って見送り結果オーライ。
岩場ではお互い様です。寧ろしっかりとコール頂き感謝しています!
アプローチ、我々は登山道から回り込みましたが直接詰めた方が早いみたいですね。次のチャンスには試してみたいと思います。
コメントありがとうございました!またどこかでお会いできる機会を楽しみにしています!
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