雲取山 周回(小学校跡 ~ 寺山峠 ~ ハタカリ峠 ~ 雲取峠 ~ 雲取山南峰 ~ 雲取山 ~ 立命ワンゲル小屋 ~ 二の谷出合 〜 一の谷出合 ~ 寺山峠 ~ 小学校跡)
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
![都道府県](/modules/yamainfo/images/icon_japan_white.png)
- GPS
- 03:26
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 598m
- 下り
- 607m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:27
9:10 小学校跡
9:15 花脊スキー場跡
9:35 寺山峠(5番プレート)
9:45 18番プレート(林道から山道への分岐)
9:50 ヤッホーポイント(山の家展望)
10:15 ハタカリ峠
10:25 雲取峠
10:30 雲取山北峰
10:35 雲取峠
10:40 雲取山
11:00 立命ワンゲル小屋
11:15 分岐(二の谷出合)
11:45 一の谷出合(6番プレート)
11:50 寺山峠(5番プレート)
12:00 18番プレート(林道から山道への分岐)
12:10 寺山峠(5番プレート)
12:25 花脊スキー場跡
12:30 小学校跡
12:35 有料駐車場
行動時間にして3時間ほどですが、結構濃密な時間になりました。
周回して寺山峠に戻ってきてからは、ホッとしたのか、道を誤り 明瞭な林道を辿って周回2周目に突入。1周目?で印象の強かった18番プレートを過ぎたあたりで「あれ?」となって気づき戻りました。
ワンゲル小屋で大休憩してホッコリしてたら、その後、明後日の方向に進んでたかもしれません。
駐車場に戻るまでがハイキング、気を抜いてはいけないなと反省。
天候 | 晴れました |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そちらに停めました。300円/台で、駐車場看板の柱に設置されている郵便ポストに300円を入れました。 駐車場のすぐそばに自治会館があり、そちらに観光者向けの綺麗なトイレもありました。 登山口はどこかしらと少々迷いましたが、自治会館と道を挟んで反対側の小学校跡の横の道を上がっていく道でした。すぐに花脊スキー場跡が出てきます。 京都市内方面から花脊峠を越えて来ました。 昔は毎日のように通ってた花背ですが、何年振りでしょうか。あんなにも険しい道だったのですね。 花脊峠通られる方は対向車等、道中お気をつけ下さいませ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
みなさまのレコを見て、ある程度テープが導いてくれて踏み跡もそれなりに明瞭なのかしら と思って行きましたが、ワタシ レベルのハイカーには不明瞭と思えるところが多々あり、ルートファインディング力の無さも相まって、ところどころで行く先に悩んでヤマレコアプリと睨めっこになりました。迷ってウロウロしているところはログが暴れています。(特に18番プレート付近と立命ワンゲル小屋から進んだ付近(二の谷出合付近?)) 道標は限られたポイントのみにあるのみです。 ワタシがそうなんですが、読図がきっちりできないのであれば、ヤマレコアプリやジオグラフィカなどGPSアプリの持参を強くお勧めします。(予備バッテリーもお忘れなく) ただ、GPSで方向を確認しても、その方面に明瞭な道を見つけられない、見つけにくい事が多々ありました。 明らかにワタシの経験不足なんだと思いますが、北山のデフォルトかもしれませんね。(皆子山とか、なんとなくこんな感じですし) なお、ずいぶん涼しくなったのでお会いすることはありませんでしたが、季節によっては彼(ヒル)が出る様です。 また、沢沿いを歩くところは何度も何度も渡渉が出てきました。雨上がりなど、増水の懸念があるときは注意が必要かと思います。 |
その他周辺情報 | 鞍馬温泉はずいぶん前から閉館している様なので、下山後はシュッと自宅に帰りました。 |
写真
関西百名山に入っている近くの山ということで、以前からマーク?していた雲取山にやってきました。
登山口最寄りに300円の有料駐車場があります。9時ごろに到着、平日だからかワタシ1台だけです。
お金は看板の柱に設置されていたポスト風の集金箱?に入れました。
むかし(30年以上前!)学生時代に後輩から「橋を渡った先に花脊スキー場があって、小さい頃に父親に連れてきてもらった」という話しをよく聞いたのですが、見るのは初めてで ちょっと感動。
当時も、既にスキー場が開ける積雪量はなく閉鎖されてました。
あらかじめ らくルートでコースを組み立ててヤマレコアプリを準備してきました。
このお山は初めてでソロなので、ヤマレコアプリを大いに参考にして、こまめ確認しつつ進みます。
GPSとにらめっこ、ここは左で林道から外れると判断、山側にあるテープを目印に進みましたが、目立つテープを追うと法面ギリギリを進んでしまい「流石にコレはちゃうやろう」となり、何度かやり直し、正解を求めてウロウロしました。
結局、法面ギリギリではなく、もうちょっと山側を進みましたが、それで正解だった様です。(よく見ると、そっちにもテープがあったと思います)
緊張して注意深く道を探しつつ辿りヤッホーポイントに到着。
看板:「どうぞ、ヤッホーしてっとくれや」
ワタシ:「くっ!」
楽しそうなポイントですが、ワタシはルート外さぬ様に緊張でガチガチ、スマホに穴が開くくらいヤマレコアプリを睨みます。
ここに至る途中、ルートを少し逸れれば地蔵杉山のピークに立ち寄れそうだったのですが、頂上へ向かう道が見つからず、またウロウロしました。
見上げるとピークと思しき高さが見えてすので、明瞭な道がなくても歩けるとこを歩いて登っていけばピークに辿り着きそうでしたが、下りでルートをロストする事を恐れました。
少し悩んだ挙句、無理に地蔵杉山のピークを追わないことにして、ハタカリ峠までやってきました。(先もまだあります故、かなりビビってます)
道標:「ここは雲取峠どす」
一の谷出合をへて寺山峠へ至るルートの案内もしっかり出ています。
道もしっかりしてるかも?も言うことで、雲取山まで登ったら ここまで戻ってきて、ここから寺山峠に戻ろうか悩みました。
三の谷に下るルートの道標もありましたが、やや古ぼけて?おどろおどろしい?感じ。
道標:「風格があると言って下さい」
ややヤブっぽい道やや急な下り。
明瞭とは言いがたいですが道はわかります。
蛇とかがいたらイヤだなぁとか、先に進むほど不明瞭になったらイヤだなぁとか思いつつ、足元に注意しながら進みます。
小屋と素敵なテーブルの他、BBQができそうなところやバーレル缶の風呂とかが整備されていました。
ワタシ含む一般の方は利用出来ないと思います。
テーブルをお借りして少しだけ休憩させてもらいました。
看板:「いらっしゃい」
ワタシ:「ひとまずよかった」
しかし、今回一番困ったのがこの辺りでした。後で見ると、どうやらここが二の谷出合の様です。
ここに至るまでと同様、道標はありませんが、ヤマレコアプリによると寺山峠へ向けて左の道を取ります。
また渡渉して元に戻って、山側にエスケープしていく道があるのかとテープや道を探しますが、やっぱりありません。
しばらく渡渉を繰り返して両岸に道を探してウロウロしました。
最悪来た道をまるまる戻ろうかとも考えました。
飴を舐めて努めて落ち着いたりしつつ、ヤマレコアプリを穴が開くほど確認、方向は間違っておらず、ひょっとして岸に登らず川を歩くのかと思い少し進んでみると、これが正解だった様です。
かなりドキドキしました。
道標:「いらっしゃい」
ここは一の谷出合とのことで6番プレートです。
いっときに比べて だいぶ道はしっかりしてきましたが、引き続き緊張しながら進んでいきます。
道標:「おかえり」
ワタシ:「ただいま戻りました。いやはや、よかった、よかった」
この後、ホッとしすぎて下山路を間違え2周目に入ります。
道標:「おーい、どこ行くんや」
18番プレート:「リングワンデリング?ホッとしすぎ」
ちなみに、"リングワンデリング"が和製ドイツ語、"リングワンダリング"が和製英語の様です。
(Wikipedia先生に今教えてもらいました)
レストハウスだったと思われる建物の傍にはスノーモービル?の生首?みたいなものが置き去りにされており、スキー客で賑わっていた頃の風景が目に浮かびます。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
カメラ
|
---|
感想
おかげさまで結局何事もなく無事に降りてきたいま振り返ると、静かで緑深く、少し懐かしい思いのするよいお山でした。
以下、ダラダラ書いてスミマセン(個人的な備忘録を兼ねています)
前日、元気組2人と霊仙山だったので、すっかり体重の増えた運動不足ジジイのワタシはヘロヘロになる事が予想されたため、大事をとって休暇を取得していました。
ゆっくり休めばよかったんですが、月曜日の天気は良好(ハイキング日和)、来週末はお天気悪そうという事で、近くの関西百名山(なんとなく関西百名山を登ってます)なのに行っていなかった雲取山に登ることにしました。
週頭の月曜日なので、有料駐車場(300円)に到着すると車はワタシの1台だけでした。
登山道は駐車場すぐそばの小学校跡横の道を上がっていきます。
最初の目的地、寺山峠までは少し渡渉がありますが明瞭な道だとおもいます。
寺山峠から反時計回りに周回しましたが、最初はしっかりした林道、18番プレートのところで林道を左にそれて山に入りますが、目に入ったピンクテープを追っていくと、「なんぼなんでもコレはキツイやろ」みたいな道なき道になってしまいやり直し。ルートを探してしばらくウロウロしました。(結局素直に尾根を行くと、ほどなく踏み後が見えました)
ヤッホーポイントで展望が開けますが、展望に背を向けた方向にルートも折れ曲がりますのでご注意ください。その後、お助けロープが張られた激下り区間があったりしました。(ルート判然としませんが、お助けロープを頼りに下りました)
途中、折角なんで地蔵杉山のピークを踏んで行こうと思いましたが山頂への取り付きがわからず、またウロウロ、結局 道がわからず、無理に突っ込むことはせず(登りはなんとか頂上に着けても、下りでロストしそう)諦めました。
そんなこんなでドキドキしながらも、なんとかかんとかハタカリ峠に辿り着きました。
終始緊張しながら歩いてハタカリ峠から雲取峠に到着、雲取山北峰は明瞭な道がついていました。
そこから雲取山に至るルートは、結構な数の倒木があったりして、ルートが合っているのか心配になりましたが、どんどん進むと雲取山に到着できました。(展望はありません)
雲取山からは二の谷方面に向かう予定でしたが、事前に見てきた皆さまのレコによると、ここから先はこれまでより道が悪くなりそう。ここまでの道がワタシレベルにはやや不明瞭だったので雲取山から雲取峠まで戻って一の谷出合方面に下ろうか迷いました。雲取峠の道標がしっかりしていたので、雲取峠から一の谷出合に下る道もしっかりしている印象を持っただけで、道の状況に根拠はなかったので、気を取り直して予定通り二の谷から下りました。
最初やや激下りの後、脛までほどのヤブに覆われた心細い道で心配になりましたが、道がわからないことはなく、足元に注意しながら下りました。
ヤマレコアプリで道を外してないことを度々確認しながらしばらく進むと立命ワンゲル小屋が出てきて少しホッとしました。
ワンゲル小屋はドラム缶風呂とかがあったりして少しホッコリ。小屋前には立派なテーブルがあって、どなたかのレコに「ここでお昼にしました」とあったので、持ってきたカップ麺を食べて落ち着こうかと思いましたが、この先の道が心配なので、もう少し進んでしっかりした道になれば、どこかで、あるいは、駐車場まで戻って大安心の調味料を加えて食べることにし、持ってきたコンビニおにぎり2つのうちひとつだけ放り込んで進みました。
ワンゲル小屋を過ぎたら道が明瞭になるかしら?と思い進みましたが、小さな沢沿いで渡渉を繰り返す道、道がなくなりそうな気配?を察して多少ポイントであろう箇所(テープがあったりなかったり)と対岸に道を探す みたいなことを繰り返して下っていきました。
二の谷出合(だったのかな?)で明瞭な道に出るのかと思いきや、進路がわからなくなりました。沢の両岸とも道らしい道がなく、ヌタヌタのヌタ場に上がったり沢に下りたり、山側に道がそれていってないか探したりと、ずいぶんウロウロして悩みました。GPSの方向では沢沿いを下ることになっているので、意を決して歩けるところを歩いて沢沿いに進んでいくと、またやや不明瞭な道が現れました。この場面では、時間に余裕はありましたが気持ち的にかなり焦り、「こんな時は」と、飴を取り出して舐めたりして冷静を心がけました。(少々オーバーですが本人は必死、ワタシ的には今日イチの難所でした)
その後もワタシ的には不明瞭な道が続きましたが、一の谷出合を経て寺山峠に戻ってきた時はホッとしました。(ホッとしすぎて進路を誤り、まさかの周回2周目に入ってしまいました)
無事に駐車場まで戻り、公民館の観光者用トイレでほっと一息、駐車場で今日1日担いで歩いたカップ麺と、残しておいたコンビニおにぎり、コーヒーで無事生還を祝いました。(オーバーですが)
ここまでは未熟なワタシの感想です。
改めて山行を振り返ると、雲取山ハイクは静かで緑豊かな素敵な山歩きでした。
最近は案内がしっかりしたコースばかり歩いてるで斬新に思えましたが、山歩きを初めて最初に道迷いした後など、GPSに頼りつつもコースを間違えぬ様、緊張しながら歩いていたのを思い出したりもしました。
初見の経験を得ましたので、また改めて雲取峠から一の谷出合に下る道なども歩いてみたいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する