スキマで行こう、西丹沢・檜洞丸 (下見山行)
- GPS
- 05:13
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,370m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2010年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
箒沢14:05-15:15新松田 西丹沢自然教室の駐車場はエアリア上は20台ですが、もう少し停められそうです。 今日はお盆と天気のためか、少なかった。箒杉のバス停前の駐車場は10台位。トイレ有り、きれい。 富士急バス http://bus.fujikyu.co.jp/line/index.html |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険箇所】 西丹沢自然教室〜ゴーラ沢出合 急斜面に作られたトラバースルートのため、道幅は広くありません。 木道の橋も前半にあります。 ゴーラ沢出合〜檜洞丸 ゴーラ沢の渡渉は渡れるところをゴーラ沢の出合の少し上流左岸にある階段めがけて渡ります。 階段を上るといきなり急傾斜と鎖場です。 鎖がないと困るような場所はありませんが、全体的に「よっこいしょ」の場面が頻発します。 迷うような部分はありませんが、細い尾根の部分もありますのでしっかり行きたいです。もろい地質で滑りやすいので注意します。 濡れていると木道が一番危険です。(転倒、転落(笑)しました) 檜洞丸〜石棚山〜箒沢公園橋 やはり木道があるので濡れているときは注意です。 ツツジ新道よりもワイルドなままの尾根道が残されていますので一般ルートですが注意した方がよいでしょう。 道迷いしそうな部分はみなロープが張られていますので、故意に道を外さなければ問題ないと思います。 板小屋沢の渡渉点はエアリアでは不明瞭となっていますが、はっきりと看板が立っていますので明瞭です。 |
写真
感想
本格的な山歩きから遠のいていて大変さみしい限り。
やれ北だ南だ北海道だ…との記録を指をくわえて見ているしかありません。
仕方ありませんね…。フランスのたたりです。
今週も週末仕事、これで4週目。泊まりがけは無理です。
前日も天気はいまいちで雨が降った模様。
東丹沢はヒルを心配しながらになりそうなので、いずれはやりたい主稜縦走の下見、下山ルートの選定に行くことにしました。
当初はツツジ新道と犬越路を考えていましたが…今日の勤務の地理的条件から犬越路は時間的にタイトすぎるとの判断でツツジ新道往復のつもりでした。
新松田から富士山の須走5合目に行くバスを横目に、西丹沢自然教室へのバスに乗り込みます。スイカ利用できるのは便利です。1150円だったかな…。
ちゃんとチャージしてないと慌てます。
1時間あまりで到着。
登山カードの記入を呼びかけていらっしゃいました。
もちろんヤマレコで印刷していったものを提出。
ツツジ新道は用木沢出合方面に車道を歩いて400mの左岸に登り口。
ウェルキャンプ西丹沢のテントは満杯で駐車場にまで張られています。
でも、登山に向かう人は少なめ。
同乗のバスの人もほとんど畦が丸。…こちらもいずれ行かなくては!
登山口すぐから怪しい小暗い雰囲気。今日はどんよりの曇り空のため、ますますです。
これを午前の3時に登りはじめる気にはならないので、主稜縦走のときは下山口にしかしないぞと決心します。
沢から尾根に取り付き急登。急斜面に切られたトラバースルートのため、木道でつっている場所が…。私にはこれが苦手。ちょっと古いととたんに心配。濡れて滑りそうでさらに心配。丁寧に渡ればいいんですけどね。
ゴーラ沢出合に向けて下降し渡渉。あまり増水していない様子で一安心。
適当に渡って出合の上流左岸の階段から尾根に取り付きます。
いきなり鎖場・急登。斜度も結構ある尾根で、ひたすら登ります。
「よっこいしょ」と足上げを要求される部分もそこそこありました。
それにしても人にあまり会いません。
それもそのはず、世間はお盆休み。家族サービス・帰省に皆さん忙しいんでしたね。
ついでに鳥もあまり鳴いてくれません。霧がかかっての天気のせいでしょうか。
虫も少ないので、その点はよいですが…。
ちょっと寂しいです。
頂上に近づくと、ツツジ新道の名前のまま、ツツジが群生しています。
今日は緑を霧に洗ってもらっていました。
おかげで露のおまけが落ちてくる。
石棚山稜からの道をあわせて、緩い登りを木道に乗って進みます。
頂上はひっそりと。展望はありません、というか霧だけでよく分かりません。
ベンチがいくつかあり、天気がよければ気持ちいいランチが出来そうです。
ささっとパンで昼食にして下山開始。
時間は早めですが、岩がちの道ばかりでちょっと犬越路から下がる気はまったく失せてしまいました。
かといってツツジ新道をピストンも嬉しくありません。ちょっと単調で木道多いので好みではありません。
体力はまだまだあるので、主稜縦走の下山路の候補にあがる石棚山稜経由に決定しました。
下山の濡れた木道が滑る滑る。いやだなあと思いながら地図を片手に歩いていたら…やってしましました。
見事に滑って、木道外へポイッと放り出されました。緩い斜面のコバイケイソウの保護用の木道だったため、地面はふかふか、危険物もなく平坦。
ただどろんこになっただけで済みましたが…。これが斜面地だったらと肝が一気に冷えました。
石棚方面に進み、両側をロープで張られた登山道を進みます。
分岐にはしっかりした道標です。小さなアップダウンをこなしながら進みますが、所々はワイルドなちょっとやせ尾根であったり、岩がちでも鎖なかったりと「親切」な一般ルートとはちょっと違う趣です。冒険心を少しだけ満たしてくれます。
板小屋沢ノ頭からの下りは急傾斜のため、足の力を持って行かれます。
きっと明日は筋肉痛になるなと思いながら、相変わらず砂状の路がはいって歩きにくい道を下ります。
板小屋沢に降りて、しばらくは渡渉せずに右岸を進みます。堤防を迂回しながらすすみ、看板に従えば渡渉点はすぐ分かります。対岸にも看板、渡渉点すぐの木の枝にもテープと親切でした。
大石キャンプ場を抜けるようにして箒沢公園橋を渡るとすぐにバス停です。
キャンプ場のお手洗いは借りる気がしなかったので、時間もあるのできれいなトイレのある箒沢のバス停に向かいました。
帰りもバスは空いていて、座ってしばらくしたら眠り込んでいました。
余談…
転んだために、ズボンが汚れました。
座席にタオルを敷いて座ったりと一工夫。
着替えにズボンをこんな時に入れ忘れ、この後仕事なので某好日山荘に走って山ズボンを一つ新調しましたとさ。
ちゃんと着替えはチェックしましょう!
檜洞お疲れ様です。
木道でスッテンコロリン、やってしまいましたね。
私も油断しているとよくやり、沢の中にダイブしたこともあります。
ケガが無くて良かったですが、付いた泥で転んだことはすぐに判るので、その後ちょっと恥ずかしいですね。
濡れタオルでゴシゴシやって誤魔化しましょう。
本当に恥ずかしいですね
マイカーだったらよかったのに〜
唯一の救いは、山では人がとても少なかったことですか。
仕事先でこっそり下洗いして干してます
沢にダイブ
ひゃあ〜冬だったら大事ですね。
尾瀬みたいな湿地帯とかにやはり多いですから、転げると汚れ・ビシャビシャは必死ですね。
お仕事先とはタフでらっしゃいますね。
箒沢の方には行った事がないのですが
ツツジ新道の入り口にあるような木の桟橋は私も苦手です。
あれ雨の日は余計怖いですよね^^;
主稜で自分的にキツかったのは(大倉からはいったのですが)
臼ヶ岳の先の乗越が少し崩壊気味で気を使ったのと
檜洞丸への登り返しでした。
長いですから時間も気になりますよね。
行かれるときはどうぞお気をつけて頑張って下さい。
私もいつか主脈を行ってみたいです^^
木道が苦手な上に木の桟橋がつい信用できなくて…
ドキドキしてしまいますね…。
主脈に行くと、主稜も行かないとなんとなくすわりが悪い感じで 、時間的にも「スキマ」でなんとかこなせそうなので狙っています
主稜の方が、臼ヶ岳と檜洞丸がある分きついかなと思います。
崩壊地ですか…ちゃんと体力を残して通過しないといけませんね。心します
天気がいいと、主脈より気持ちいいトレイルが楽しめそうなので楽しみです
主脈は夏でなければ大倉に下りる方が下りの景色と時間からは良さそうですね。
komadoriさん
基本は車で山に行きますが、
まれに電車を使うときもあり、転倒こそしないものの、
転倒しそうになったことがあり
(転倒したんだったかな、、)
そんな時、着替えどうするのかな、
と考えたことありました。
切実な問題。
丹沢辺りでは、やはり人が少ないタイミングなのでしょうね、。
Y-chan
着替えは本当に重要です!
忘れた自分が悪いんです
同時に二つの山支度をしたためにごっちゃになって入れたと勘違いしてました。
人が少なかったのがまだ救いでした
下山時には3人のみしかお会いせず、うち2人はすれ違いでおしりは見られていないはず
もう少し涼しくなるとまた人が増えるのでしょうね。
私のホームグランドでした。
今年は一回も入っていないけど。
檜洞、つつじのシーズンをはずせばいつでものんびりしていますよ。
それでも最近は以前よりは人が入っているみたいです。
主脈主稜、夏以外は最高です。
いつでものんびりできるのですね!
どうしても東側は賑やかすぎてちょっと落ち着かないですね…。
便利なので仕方ないでしょうか。
夏以外…やはりそうですよね…。
秋か冬に狙った方がいいですね。
あまりに暑くてクラクラきそうでした。
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