北穂～奥穂縦走 行きも帰りも沢歩き?

2010年08月12日(木) ～ 2010年08月14日(土)

• GPS: 53:40
• 距離: 34.9km
• 登り: 2,163m
• 下り: 2,163m

コースタイム

1日目上高地6:20-9:00横尾-12:00涸沢ヒュッテ(泊)
2日目涸沢ヒュッテ6:30-南稜-9:30北穂高9:45-12:10穂高岳山荘14:00-14:50奥穂高15:30-16:10穂高岳山荘(泊)
3日目穂高岳山荘6:15-ザイテングラード-7:30涸沢-9:50横尾-12:15上高地

天候

12日台風4号による土砂降り、13日曇り、14日土砂降り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

アカンダナ駐車場使用。ゲートは2:30に開きました。

コース状況／危険箇所等

あくまで私の感想なので参考程度に。
横尾から涸沢間滑りやすい岩が所々にある。
南稜は急だが乾いていると安心。
北穂～奥穂縦走は確実な3点支持で登り降りすればイケる。
涸沢岳北側の鎖場は登りが良い。雨の日は絶対ムリ。
全体を通して浮き石が多いので、見極めながら歩く必要有り。

登山ポストは上高地バスターミナルに有り。

温泉は「平湯の森」に行ったが、満車で駐車場に入れず、アカンダナ駐車場へ戻る途中の旅館「湯元館」さんへ行った。旅館なので温泉施設に比べたら小さいお風呂でしたが、屋内および露天風呂を貸し切り状態で満喫。穴場でした。大人500円

写真

上高地BT
雨はポツポツ

河童橋

明神

徳澤
七夕やってました。

横尾
ここから土砂降り

登山道が「沢」に

本谷橋
土砂降りなのでスルーしました。

Sがれ?

涸沢ヒュッテの寝床
1畳一人

テン場と涸沢小屋
大雨で滝のように流れています。

翌朝モルゲンロート
5分ぐらいだけでした

南稜登りより

一瞬太陽が出た

鎖場

北穂山頂はガスの中

ガスが晴れてきた!!

荷揚げのヘリ

オーバーハングの岩の下を行きます。

イイ感じの稜線

振り返ると北穂

槍が見えた!

最低のコル
ここからの涸沢岳登りはマジびびりました。

奥穂と前穂

穂高岳山荘
神奈川から来られた親子とおしゃべりしながら
テラスでラーメン。
北穂から横尾へ行かれましたが大丈夫だったでしょうか。

13番が寝床
布団1枚に枕が2個(ToT)

奥穂山頂より上高地
晴れれば岳沢から下りる予定だった。

山頂祠で記念撮影

北穂と槍ヶ岳
曇ってるけどよく見えました。

3130m?
このあと、バッテリー切れで高度と方位が測定不能になる。タフソーラーが欲しいところ。

ケルンと槍

しばらくするとガスが上がってきた。

3日目は朝からガスの中

土砂降りの中涸沢へ下る。

渋滞してきた。

テントの数が昨日と比べて増えてました。
雨の中の撤収大変そうでした。

帰りも「沢」になっていた

屏風岩から滝が流れていた

横尾

徳澤

土砂降りの上高地BT到着
思わずガッツポーズ!

感想

koucha

台風一過の晴天を期待して、直撃の中入山。
明日以降の青空を期待して土砂降りの中涸沢ヒュッテに到着。
昼寝をして時間をつぶす。
翌日は、雨は止んだものの山頂にはガスがかかりがっかり。
涸沢からはモルゲンロートが一瞬見れました。
北穂高山頂は360°ガスの中。
奥穂への縦走を始めるとガスが切れてスバラシイ展望に、周囲の方々からも歓声が上がりました。
涸沢岳の登りは怖かったけど、3点支持でクリア。
穂高岳山荘では「今日は混雑しているので1畳2名でお願いします。」(T_T)
韓国からの団体が大挙して押し寄せ、韓国語が飛び交ってました。
明日の天気が悪そうなので軽荷で奥穂高へ行く。
こちらの山頂からは360°の展望に大満足。
翌日御来光を期待するが、深夜から強い雨音で諦める。
吊尾根から岳沢ヒュッテ経由の下山を涸沢ルートに変更。
同室の方も変更されてました。
下りは土砂降りの中、横尾まで大渋滞でかなり時間がかかりました。
かえってゆっくり下ったので、膝には優しかったかも。

天気予報に裏切られて残念な結果になりましたが、涸沢の景色、北穂から奥穂への縦走、奥穂山頂からの景色など、初めての穂高を満喫できました。

次回は是非晴天の槍ヶ岳を狙いたいと思います。