矢岳⭐︎ミヤマキリシマツツジの花咲く雲仙温泉の裏山に
- GPS
- 01:56
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 382m
- 下り
- 382m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好に整備された一般登山道 |
写真
感想
博多での仕事が終わった後で諫早に移動し、駅前でレンタカーを借りると雲仙へと向かう。周囲の山々には低く垂れ込めた雲がかかっているが、雲仙の周りには雲はなく、大きな山容を見せている。
雲仙の温泉宿にチェックインすると夕暮れの時間までに温泉街の裏に聳える矢岳を訪れる。小地獄と呼ばれる温泉地から歩き始めるとあたりには濃厚な硫黄の臭いが漂うが、道路に沿って植林の中へと入って行くとすぐにもその臭気は感じられなくなった。
宝原園地との分岐は矢岳から南に伸びる尾根の小さな峠となっており、ここから尾根沿いに登山道がついている。登山道沿いにはすぐにもミヤマキリシマツツジが現れるが、驚いたことに狂い咲きの花を咲かせている株が多い。
三角点のあるピークに達すると西側に展望が開けており、眼下に雲仙の温泉街を見下ろす。
本峰はどうやらもう一つ先の北側のピークらしい。緩やかな吊尾根を300mほど歩いて本峰に到着する。
本峰からは北側に雲仙の山々の展望が一気に視界に飛び込む。手前のロープウェイの駅があるのは妙見岳、その右手には普賢岳と背後に岩石ばかりからなる平成新山が聳えている。東に有明海が見えるが、その先の九州本土の山々には低く薄墨色の雲が垂れ込めているようだ。北西の方角には諫早湾を挟んで裾野を大きく広げる多良岳のシルエットが夕方の薄明の空を背景に浮かび上がっていた。
山頂からは一気に下降して、登山口に至るとR57の歩道を歩いて雲仙の温泉街に出る。温泉の中心部には雲仙地獄と呼ばれ、もうもうと噴煙が噴き上がる一帯がある。硫黄の匂いの漂う中に遊歩道を歩くと、ベンチは多くの猫たちの休憩場所となっているようだった。
雲仙地獄の南側は新湯と呼ばれる温泉地であり、公衆浴場があるが、驚いたことに\300であった、それも最近になって\200から値上がりしたらしい。出発地の小地獄までは実戦で記された道がある、。林道が通じているのかと思いきや、歩き始めると、すぐに普通の山道となる。夜の帷が完全に降りてくる前になんとか出発地点に戻ることが出来るのだった。
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