砥峰 972m 銀色のススキ靡く砥峰高原と土塁探訪 （兵庫県神崎郡）

2015年10月12日(月) [日帰り]

• GPS: 03:12
• 距離: 6.4km
• 登り: 362m
• 下り: 361m

コースタイム

◆所要時間　3時間10分　 ●歩行距離　6.4Km　 ▲総上昇量　358m

　12:20　砥峰高原Ⓟ〜自然交流館〜12:50
　12:55　登山口
　13:30　砥峰（とのみね）「�� 川上（かわかみ）△972.08m」
　13:50　巡視路下山地
　14:30　砥峰高原展望台
　15:30　砥峰高原Ⓟ

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
　・JR長谷駅前から県道39で砥峰高原へ上がり「とのみね自然交流館」
　　を目指します。
Ⓟ駐車場　
　・砥峰高原には5個所の駐車場があり、シーズン中は有料500円。

コース状況／危険箇所等

▲山行概要
　�ー�然交流館裏の上部から登山道に入って目印や道標のある植林帯を
　　登り、土塁の続く尾根を辿れば、あっけなく山頂の切り開きに着きます。
　��下山は、尾根に沿って下り、鉄塔基部から滑り易い急な巡視路を降りて
　　砥峰高原を周回します。
　�６篆Г離好好�の草原で有名な砥峰高原は、植生保護で遊歩道や木道が
　　整備されており、植生や展望を楽しみながら1時間強歩きました。

写真

ルート詳細図(クリック→元サイズ→拡大)

10/12 20:11

観光客で大賑わいの駐車場

10/12 19:59

とのみね自然交流館からススキの原を一望

10/13 10:45

交流館の裏から砥峰への登路があります

10/12 12:59

舗装道を渡って登山道に入ります

10/13 10:46

伐採作業中の標示

10/12 13:05

作業道が錯綜しています

10/12 13:06

標識に従って植林帯を登っていきます

10/12 13:09

巡視路に使う黒プラ階段が現れました

10/12 13:21

やがて土塁が延びる尾根に乗ります

10/12 13:21

土塁に沿って山頂へ向かいます

10/12 13:34

展望のない砥峰の山頂に到着

10/12 20:14

砥峰の三等三角点標石「�掘Ю郛紜�972.08m」

10/12 13:29

古い石標もあります

10/12 13:35

土塁に沿って尾根を下ります

10/12 20:02

尾根分岐から砥峰高原の左端に太田池・中央に夜鷹山が見えています

10/12 13:47

さらに松林を下ります

10/12 13:54

ようやく明るい鉄塔基部に出ました

10/12 13:56

荒れた巡視路を下ります

10/12 20:03

砥峰高原に入ります

10/12 20:08

池の風景

10/12 20:04

先程、登った砥峰の山容

10/12 14:14

「リンドウ」がたくさん咲いています

10/12 14:17

高原のススキを分けて周回します

10/12 14:21

木々の紅葉も始まっています

10/13 10:24

昔の砂鉄採取で地形が複雑になったそうです

10/13 10:25

赤星山〜平石山を遠望

10/13 10:29

南端の展望台から中央左に千町ヶ峰と右に生野高原が見えています

10/12 20:07

砥峰に向って高原を下ります

10/12 20:06

ロケ地の看板を背景にした人気の撮影ポイントに別れを告げます

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

感想

yamaya

【感想・コメント】
・砥峰高原のススキの原は約90haあり、NHKや映画のロケ地としても
　有名になり、大勢の観光客が訪れていますが、マイナーな砥峰に登る
　人はまずいないので、とても静かな山歩きが手軽に楽しめます。

【歴史遺産：残存土塁】
・砥峰~砥峰高原に続く尾根の土塁は、旧日本帝国陸軍が明治20年頃に
　特殊戦略のために構築したようですが、用途は謎だそうです。
・GPSによる実測調査では、砥峰から暁晴山まで総延長15kmで、高さ2m・
　幅2mの土塁があったようですが、風化や林道開削で壊変が進んでいます。

【 ▲山名由来：砥峰（とのみね）・ 別称：殿峰山 】
・播磨風土記によると、神崎郡に「砥川山」の名が見え、産物に「砥石」
　とあるので、関係があるのかも知れません。
・古い石柱が残る山頂の字名は、「トノム子」なので、これが転訛した
　のかも。