守門岳。秋がいっぱい
- GPS
- 06:54
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,025m
- 下り
- 1,025m
コースタイム
天候 | 晴れたり曇ったり。ずいぶん暑い |
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過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
補助ロープが10箇所ぐらいに設置されていた通り、前半はかなりの急登続き。 気温も高く、暑くて半袖で登るもけっこうしんどい。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(G/R)
シューズ(S/l)
登山タイツ(U冬)
ハーフパンツ(U)
半袖シャツ(W黒厚)
冬帽子(M)
手ぬぐい
飲料:500ml×3 & ゼリー飲料×1
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感想
「守門岳」と言うならば、やはり大雪庇ということになるのだろう、それ以後は残念ながらなかなか訪れる機会が来なかった。もう十年も以前のこと、登山口へ向かう道路が途中で崩落していて、皆片側に路上駐車をしてそこから歩いた。その日は偶然にも山開きで、保久礼の登山口に着くと「飲んでいきなせ」となんと根曲がり竹入りの具だくさん味噌汁を無料で振る舞っていたので、ご馳走になったが、残り少ない最後の何杯目かだった。「保久礼」を当てずっぽうでホクレイと読んでいて、ホッキュウレと読むのも初めて知ったし、根曲がり竹のことをここでは姫竹と言っていた。「ヒメタケ入りだからね」と。そうして元気をいただいて登り、稜線に乗り上げて大岳に到着すると、なんと四五十人もの人がその場所に集っていて、皆の前で神主さんめいた人がなにやら唱えていた。その後一升瓶の御神酒でそれらしい振る舞いをして、ああ、これが開山祭というものかと初めて立ち会ったのだった。最高点たる袴岳まで登山道はほぼ雪に埋まっていて大雪庇は健在どころかいまだ立派だった。そんなことがあって守門岳には馴染みができたと勝手に思い込んだ。
十年が過ぎてやっと二度目の守門岳となった。季節は秋、大白川から登る初めてのルート。十月も末というのにずいぶんと暑く、登山口からいきなり続く急登に苦戦、歩くほどに汗が吹き出て、進みが悪い。さすがに十年もたち体力が衰えたのもその因のひとつに違いない。
それはさておき、守門岳は秋もとてもすばらしかった。周囲の紅葉の発色は鮮やかで輝いており、草紅葉もきれいな黄金色が広がっていた。登山道を歩きながら見上げる山の姿は急峻で、そそり立つ斜面は色とりどりに伸び上がる。また遠くの青い山々は雄大この上なく、視線によっては重畳たる眺めがいたる所にあった。今年は秋が来るのが遅かったが、やっといっぱいの秋を感じることできたかもしれない。
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