宮城県最高峰 屏風岳周回
- GPS
- 07:03
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,266m
- 下り
- 1,268m
コースタイム
- 山行
- 6:11
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 6:59
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
宮城県最高峰の屏風岳にソロで登ってきました。
宮城県には8年くらい住んでたけど、最高峰が屏風岳ってことは知りませんでした。
っていうか屏風岳自体知りませんでした。
でも行ってみたらとんでもなく良い山でした!
もともとこの週末は他の山に行く予定でしたが、いろいろあって福島の実家に前泊してどこかに登山することにしました。
実家近くの山では安達太良山とか吾妻山とか磐梯山とか蔵王あたりがメジャーだけど、100名山は混むよなあと思い。。。
他の山を探していたら宮城県最高峰の屏風岳というのが目に入り、なかなかよさげな稜線歩きができそう!
今回は白石スキー場を起点に反時計回りで行きました。
主に水引入道、屏風岳、南屏風岳、不忘山(ふぼうさん)っていう4つのピークがあります。
●アクセス
今回のコースは白石スキー場から登ります。
スキー場なのでめちゃ広い駐車場があります。トイレもあるようです。
このスキー場は以前、宮城に住んでた時にスノーボードをしに何回か来たことがありました。
●白石スキー場→水引入道
序盤はゲレンデを登り途中から登山道になります。
あまり歩かれていないようで、状態は良くなく、ピンクテープも少ないのでところどころ迷いやすいポイントがありました。
倒木もそのままなので地味に体力が消費します。
最近は登山者の多い関東近辺やアルプス・八ヶ岳のメジャールートばかり歩いていたので、こういうところ久しぶりでした。
そうだよな、東北のメジャーな山以外はこんなだったよなあと思いだし・・・
この日は同じルートを数名歩かれていましたが、みなさんソロで山慣れしている感じなのも納得。
大日向までは地味な樹林帯ですが、奥多摩あたりと違って杉林じゃないので気分はいい。
大日向からは展望が広がります。目指す屏風岳もどーんと視界に入ります。
屏風岳の切れ落ちた斜面が衝立のように見え、まさに屏風。
展望を楽しみながら1つ目のピークの水引入道へ。
水引入道の山頂(1656m)は360度の大展望。ただ狭いです。
●水引入道→屏風岳
一度下って屏風岳に向かいますが、鞍部がひどい泥濘で、靴がやられました。。。
これで帰りの新幹線に乗るのに・・・笑
鞍部から屏風岳までの登りがここ最近で一番きつく感じました。
よく考えたら累積標高差1000m以上って8月の表銀座縦走以来・・・
最近はゆる登山ばかりでなまり散らかしてました。
屏風岳の山頂(1825m)からの展望は東側のみでそこまででもないです。
●屏風岳→南屏風岳
歩きやすい稜線。
今まで見えなかった西側の吾妻山、飯豊山や大朝日岳側も見えるようになります。
北側には蔵王の御釜のある刈田岳も。
南屏風岳(1810m)は広く展望も良いので屏風岳より良い感じ。
●南屏風岳→不忘山
ずっと景色が良いザレた道。
このあたりの次のピークまでの短い距離感や雰囲気が八ヶ岳っぽいなあと思う。
アップダウンの先に不忘山の急登。
不忘山(1705m)は360度の大展望があり広いので休憩にお勧め。
●不忘山→白石スキー場
不忘山の山頂から少し下ったところに戦時中にこのあたりに墜落したB29を追悼する大きな石碑。
ここが分岐点になっていて白石スキー場へ。
次第に樹林帯に入り標高1100m付近が紅葉の見ごろ。
最後はゲレンデを歩いてゴール。
このルートは整備状況も良くとても歩きやすかったです。
登りに使ったルートとは大違いでした。
●まとめ
その辺の100名山を軽く凌駕するくらいの山なのに登山者が少なく、とても良い山でした。
前述のとおり久しぶりの累積標高差1000m以上の登山だったし、序盤の歩きにくい登りもあり体感は1500m以上でした。
そしてソロ登山も去年10月の栗駒山以来。ソロも増やしていきたい。
今回は天気に恵まれ、そしてやはり個人的に東北の山はしっくりくる感じがして、とても良い山行でした!
熊野岳だと思っていたんですが、県境から外れていて宮城県には属していないんですよね…
屏風岳は地味な山なんだろうと勝手に思い込んでいたのですが、とてもいい山ですね! みやっちさんのレコを見て私も行きたくなりました。
同じくです。稜線にでたらずっと眺めが良いので強くおすすめします!
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