朳差岳(大石ダムから)
- GPS
- 09:31
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 1,882m
- 下り
- 1,873m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
写真
感想
以東岳の翌日は雨で1回休み。その次の日は朳差岳をターゲットにした。奥胎内ヒュッテへの道が通行止めなので東俣ルートで行くことにする。
2時半にoecダム上部にある東俣彫刻公園へ行くが車は1台もいない。昨日の雨で濡れた林道をMTBでひたすら漕ぐ。崩壊地などは押して歩いたが思ったほど時間はかからず43分で林道終点。
自転車をデポして第1橋を渡り登山道へ入る。ところが第2橋へ下るトラバースで登山道上に雄のカモシカが横たわっていた。近づくとよろよろと立ち上がったがその場から一歩も動かない。どうやら負傷して動けないようだ。気の毒に思うがカモシカがどいてくれなければこちらは先に進めない。近づいて脇を通ろうとしたが威嚇攻撃するそぶりを見せたのでやめた。しばらく睨み合ったが動いてくれそうにないので、蜘蛛の巣だらけの藪を高巻きして通過した。この斜面を滑落したのかもと思いつつ、懸垂下降せずに登山道へ復帰できるような地形だったのはお互いにとって幸いだった。
第2橋から先は急登が続く。濡れた落葉で滑りやすくなっていて、気をつけてはいたが2回ほど転んでしまった。
権内ノ峰付近で周囲を見渡せるようになり、千本峰ですっかり明るくなった。今日もいい朝だ。振り返っても後続が来そうな感じはしない。
昨日の雨と朝露で濡れた下草で足元はびしょびしょになる。想定はしていたので問題はないのだが、気温が低いので足が冷たくなる。前朳差岳で小休止して靴下を脱ぎ絞ってみたらジャーと水が出てきた。
ここから先は楽しい稜線歩きになる。長者平の池塘は氷が張っていた。登山道の泥も一部凍っていて滑らないように注意しながらちょうど8時に登頂。これだけいい天気なのに山頂も無人で写真を撮りまくった。停滞すると冷えるので満足したらすぐに下山開始。前朳差あたりまで戻ると寒さも感じなくなり後は紅葉を楽しみながら下山。
第2橋まで戻って例の地点を通過するがカモシカはもういなかった。明るくなってから自力移動したのかもしれなかった。
第1橋を渡ってMTBを回収すれば後は楽ちん、、と言いたいところだが実際は登り返しが数回あり、また自転車での通過が困難な渡渉も出てくる。とは言え苦労するほどではない。転倒とパンクが怖いのでスピードは出さず安全運転で走ったがそれでも25分ほどで駐車地点へ帰還。最初から最後までカモシカ以外の誰にも会うことはなく、山は完全に貸切だった。
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